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== 紗羅 ==

綺羅 (28)変質者

ろま中男3 作品リスト
綺羅 目次

綺羅 (28)変質者

おっ、やべっ…。
お尻のナマ肌のしっとりした感触を手のひらに感じた国分は、急に振り返った紗羅に焦った。

なんだよ、おどかすなよ、…。
しかし紗羅は自分の顔を一瞬見た後にすぐに目を反らして背中を向けたので、少女の怯えを飲んでかかった国分はニンマリした。
…、かわいがってやるよ、…。
スケベな妄想にまみれた国分はノーパンのお尻のワレメに指を侵入させて、湿り気を帯びたスジに指を食い込ませるとあそこの入口を捜した。
オレのカワイコちゃん、…。
ほとんど乗客はいなかったが、それでも見られないように気をつけてワンピのスソに手を入れると、肉付きの薄い腰を押さえて紗羅のカラダを固定し、スジの奥に指を進ませた。

…、感じちゃってるよ、…。
スジの奥ではしたない滴を漏らす亀裂を見つけて指先でイジると、紗羅が恐怖ではなくエッチな気分に震えているのがわかった。
お嬢ちゃん、エッチだね、…。
手すりにすがってなんとか立っている紗羅に、体を押しつけながら痴漢行為を続ける国分は、指先にまとわりつくヌルヌルに、イヤラシイ笑いを浮かべていた。

しかしすぐに電車はホームに滑り込んで目の前のドアが開いた。さっさと離れた国分は知らん顔して電車から降りると、指先に残った紗羅のイヤラシイ滴の残り香に股間を熱くしていた。

先を歩く国分は悪事がばれる前に逃げだそうと焦る反面、無抵抗の美少女に未練を感じていた。とうとう逃げ出そうとする気持ちにスケベ心が打ち克って、改札に向かう階段を下りる途中で止まると紗羅が来るのを待ち伏せした。

あっ、…。
階段を下りようとすると、さっきのお兄さんが見上げる視線に気づいて、紗羅はミニワンピのスソを押さえて股間を隠した。紗羅はイヤラシイ視線を投げかけてくる国分が怖かったが、平気なフリを装って階段を下りる。
やだ、ついてくる、…。
ドキドキしながら紗羅が通り過ぎると国分も階段をおり始めた。国分はノーパンノーブラの紗羅のまだ子供らしさの残る女体に、またイヤラシイ妄想が浮かんで淫靡な気持ちと股間をふくらませていた。

「…、えっ、ヤダッ、離してっ」
国分はトイレの前でひと気がないのを確かめると紗羅の手をつかんだ。紅葉と表現したくなるカワイイ手をジットリ汗で濡れた手で握られて紗羅は悲鳴を上げた。
「いいから、いい気持ちにしてやるよ」
イヤラシイ妄想に囚われて変質者に成り下がった国分は、逃げようとする紗羅のカラダに抱きついて、口をふさごうとする。カラダを押さえる手はずり下がってミニワンピに入り込むとノーパンのドテにタッチして、わずかな茂みを弄んでいた。

「…やだっ、助けてっ、やっ」
抱きついてくる変質者から逃げようと懸命にあばれていると紗羅の声を聞いた人が駆け付けて、国分を引きはがしてくれた。羽交い締めにされた国分はまだ股間をふくらませていた。
「…、ありがとう、ございますっ」
怖くてこの場から逃げ出したい一心の紗羅は、お礼だけ言うと駆け出した。ノーパンのお尻が見られないように、ミニワンピのお尻を押さえながら、紗羅は息が切れるまで走った。とうとう走れなくなって立ち止まるとハアハア激しく息をしながら、おそるおそる振り返ったが国分の姿は見えなかった。

「…、はああっ」
窮地から逃げ出すことができた紗羅は大きく息をついた。

国分は警察に突き出されて中年の警官にネチネチと説教されたが、被害者の紗羅が逃げ出してしまったので鉄格子の中に入れられることなく開放された。しかし開放する前に中年警官は
「警察のデータベースに登録したから、今度同じコトをしたら確実に刑務所送りになる」
と釘を刺しておいた。

綺羅 (29) につづく

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