ろま中男3 作品リスト綺羅 目次綺羅 (14)ストーカー少年
意識が戻った紗羅は、下半身を丸出しにして開いた足にあそこをさらけ出してベッドに横になっている自分に気づいた。
時計はもう10時をすぎていた。だんだん意識はっきりすると、オナニーしながら寝てしまったコトに気づいた。またエッチな夢を見ていた自分に恥ずかしくなって頬をピンクに染めた。
しかしリアルな夢だった。おそるおそる指を入れるとびっくりするくらい恥ずかしい液体があふれてくる。その指を鼻の先に持ってくると、栗の花の香りがした。
紗羅は無意識にその指を口に入れた。その苦さは前に味わったような気がした。
あふれ出るモノをきれいにティッシュで拭き取るとパンティを履き替えた。
意識しなかったがワンピースと同じ色のTバックを選んでいた。姿見に向かって後ろ向きでスカートをまくり上げると、形のいいお尻からすらっとした足が伸びているのが鏡に映る。
Tバックのお尻はよほどスカートのスソをまくれ上げないと何もはいてないように見える。それを見て紗羅はにっこり笑った。
部屋を出ると、朝のように智貴が新聞を読んでいた。その新聞をひょいと下げて智貴の顔をのぞき込むと
「お父さん、出かけてくるね」
紗羅は屈託無く笑っていた。
智貴は紗羅に視線を合わせずに
「ああ」
とだけ答えた。喜々として出かけるその後ろ姿を黙って見送った。
この格好にスニーカーは合わないなあ、…。
紗羅は赤いパンプスを履いた。ちょっとかかとがあるのでいつもより視線が高いような気がした。おしゃれなパンプスは大人になった気がしてうれしかった。
駅まで自転車をこぐ紗羅の後ろに同じぐらいの年頃の少年がいた。自転車で追いながら紗羅の後ろ姿を見つめていた。
勢いよく自転車をこぐ紗羅のスカートは風にあおられて時々舞い上がった。少年はそのスカートの下のお尻を目撃してから、ずっと後をつけていた。
何も、はいてないっ、…。
そう思いこんだ少年は興奮して紗羅の後ろ姿を見つめていた。そしてもう一度スカートがまくれることを期待していた。股間がふくれあがって自転車がこぎにくかった。
上半身にぴったりした服は紗羅のボディラインと胸のふくらみをはっきりと見せていたが、ひらひらしたスカートの赤いワンピはまるでアイドルの衣装みたいだと少年は思った。背中からお尻にかけての柔らかい曲線もなんだかドキドキする。勢いよくこぐナマ太ももも筋肉で盛り上がることもなく、柔らかそうな感じがした。
紗羅は後ろから自転車の少年が追ってきていることに気づいていないが、なぜだか体が熱くなる感じがして、股間のスジにネットリしたおツユを滲ませていた。
自転車をこぎながらパンティを濡らす女子中学生
そんなフレーズが頭に浮かんで顔が赤くなった。勢いよく立ちこぎすると風が股間をひんやりとさせて気持ちよかったが、スカートがまくれてまた後ろの少年にお尻を見せつけていた。
駅に着いた紗羅を少年はまだついていた。
階段を上がる紗羅のスカートの下を覗こうと前屈みになってついていく。階段を元気に上がる紗羅のお尻はぷりぷりと揺れていたが、少年がノーパンだと思って期待した股間は見られなかった。
少年は紗羅に接近すると手を伸ばしてスカートの裾をまくりあげて中をのぞき込んだ。目前にお尻があったが、あそこをTバックパンティが包んでいることがわかってガッカリしていた。
幸いこの変態行為は気づかれず、紗羅は何事もなかったように階段を上りきった。切符を買ってホームに向かう紗羅を少年はあきらめて見送った。
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