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== 紗羅 ==

綺羅 (11)父の触診

ろま中男3 作品リスト
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綺羅 (11)父の触診

紗羅はベッドに座ってパンティを脱ぐとびっくりするほどあそこが濡れているのを見て、耳の裏まで真っ赤にしていた。足を広げてあそこに当てた手がスジに沿って無意識になぞっていた。

「大丈夫か、紗羅」
そのとき智貴が部屋に入ってきた。あわてて足を閉じて恥ずかしいシミを作ったパンティを隠すと、かしこまって座った紗羅は頬を染めて照れ笑いしていた。体にぴったりした服を着た紗羅はほとんど裸と同じように発展途上の体の線を智貴に見せていた。

智貴は股間が膨張しているのに気づかないふりをして、ベッドに座ってうつむく紗羅の顔をのぞき込むと
「熱いぞ、熱でもあるのか」
額に手を当てた。おでこに当てられた大きな手がひんやりして気持ちいい。紗羅は手の冷たい人は心が温かい、と関係ないことを考えていた。
「さっき転んだときに体を打ったんじゃないか」
智貴が心配そうに紗羅のカラダを舐め回すように見ていた。

「どっかケガしてないか見てやるから、横になりなさい」
目を伏せて智貴のふくらんだ股間を見ていた紗羅はまだ赤い顔を上げて智貴を見つめた。優しい父の笑顔が目の前にあった。
「はい」
紗羅は素直に答えると、ベッドに仰向けになって目を閉じた。まだ肉付きの足りない太ももにかかったスカートのスソがなんとかノーパンの股間にはりついて智貴の目から隠していた。智貴は紗羅の左腕をとってアザやキズがないかくまなく調べると、今度は右腕を同じように調べた。両肩に手を当てると
「痛くないか」
と聞くので、紗羅は目を閉じたまま
「ウン」
と答えた。

手が下に移り、脇の下をまさぐる。
「…ふふっ、」
紗羅は笑い出しそうになるのを我慢していたが、カワイイ吐息が漏れていた。さらに智貴の手は下に移動して脇腹をさする。その手がおなかあたりをさすり、仰向けに寝てやや扁平に変形した乳房の下をさすっていた。智貴の指が乳房を避けるようにその周囲を這い回った。

「どっか痛くないか」
と聞く智貴に
「…ウン」
短く答える紗羅だが、体中を這い回る指の感触に幼いナマ肌を刺激されて胸がドキドキした。紗羅は顔を熱くして体がほてってくるのを感じていた。

急に両手が乳房に当てられた。
「…!」
声が出そうだったがかろうじて口を固く結んでこらえていた。

手のひらで乳房がゆっくりとマッサージされる。いつもより張った乳房は智貴の指の圧力を押し返す。
ドキドキしてるの、聞かれちゃう、…。
激しく鼓動を打つ胸の高鳴りが智貴に気づかれないか、紗羅は気が気でなく体をこわばらせていた。しかしそのドキドキ感でよけいに体が熱くなる。

突然その手は下に移動して下腹部のあたりをさすり始める。

お願い、見ないで、おとうさん、…。
その手の動きにスカートがめくれてパンティをはいてないのがバレないか、怖くて早鐘のように高鳴る胸の鼓動に紗羅は息苦しかったが、そのはしたない息づかいを聞かれたくなくてゆっくりと息を吐いた。

綺羅 (12) につづく

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