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== 紗羅 ==

綺羅 (5)みだらな夢

ろま中男3 作品リスト
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綺羅 (5)みだらな夢

痴漢少年の事件以来、紗羅はオナニーが習慣になっていた。

オナニーをしていると父の智貴の視線を感じることがあった。もちろん父に問いただして確認できるわけもなく何となくそんな気がするというだけだが、はしたない姿を見られる恥ずかしさよりも、エッチな行為をしている最中に誰かに見られるというシチュエーションに、芽生えはじめた露出狂の本性を刺激された紗羅は、いつものオナニーより興奮していた。

「…はあっ」
体はくたくたに疲れていたが体の芯からわき上がる性欲が幼い女体を占領していた。夕食がすむとすぐに自分の部屋にこもった紗羅は、ベッドに横になっておもむろにパンティを膝までさげると大事な部分を自分の指で慰めていた。
「…あ、はんっ、いくうっ」
その時も手淫に興じる女体に誰かの視線を感じて、いつものオナニーより興奮していってしまった。

…。
恥ずかしい部分を丸出しにしたその姿のまま寝てしまった紗羅は、夢の中で淫らな刺激に翻弄されていた。あそこにヌルッとした感触がして体が熱くなってビクビクと震えていた。
うん、ううん、…。
ナメクジのようなものがなにも生えていないツルツルの股間を這い回っているような気がした。気持ちよさに喜ぶ気持ちはあっても、イヤだとか嫌悪感は全くなかった。

…。
夜中に目の覚めた紗羅は、あそこからエッチな液があふれて股間を濡らしていることをぼんやり感じていた。パンティが右足のくるぶしに絡まっていたが、いつの間に下げたのか自分では覚えがなかった。
まあ、いいや、…。
パンティをズリ上げた紗羅は深く考えずにそのまま寝てしまった。


中3のその日も紗羅は何でもないことで体が熱くしていた。きっと生理が近いのだと思った。授業中も休み時間でもエッチな妄想が浮かんできて気が休まるヒマが無く、その日はくたくたに疲れた。いつもなら帰ったらすぐ着替えるが、その日は着替える気力もなく夕食を食べていた。

やはり母は帰りが遅く、智貴とふたりだけの夕食だった。智貴と二人きりの食事はよくあることだったが、そのときの智貴の異様な視線に疲れ切った紗羅は気づいていなかった。
「…」
智貴が話しかけても紗羅は頭がぼんやりして生返事をするだけだった。

智貴がスプーンを落として拾おうとテーブルの下潜り込んだ時に
「あっ」
声がしたような気がしたが、紗羅は大して気にしなかった。そのとき紗羅は足を広げてヒダスカートの中を丸出しにして座っていた。智貴は紗羅の広げた足の間を覆う白いパンティの中心部に、シミができているを見て思わず声を上げていた。

「…、ごちそうさま…」
紗羅は食事にほとんど手を付けないまま部屋に戻ると、セーラー服を着替えずにベッドに倒れ込んでいた。

あんっ…、あっ、ああっ、…。
ベッドに興奮した女体を投げ出した紗羅は無意識にパンティを下げると、当たり前のようにオナニーをはじめていた。
はあっ、あっ、いいっ、いくうっ、…。
疲れ切った体は逆に感覚だけは鋭敏になって、はしたないあえぎ声を漏らしていたかもしれない。すぐに絶頂に登り詰めた紗羅はセーラー服姿のままで寝入ってしまった。

綺羅 (6) につづく

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