2ntブログ

== THE 歓喜天ホテル ==

THE 歓喜天ホテル (126)祐希の登場

ろま中男3 作品リスト
THE 歓喜天ホテル 目次

THE 歓喜天ホテル (126)祐希の登場

猥雑な言葉を並び立てて罵詈雑言を吐きまくった美鈴は、やっと冒頭陳述を終わらせて興奮した女体をイスに沈めた。

「はあっ、…うふ」
上気して紅潮した顔で大きなため息をついた美鈴は、言葉責めのサディスティックな昂ぶりで、パンティをしこたま濡らしていた。

「…あそこまで言うこと、無いよね」
股間をいじれられてイヤラシイ笑顔を浮かべたフカキョンが、オレに甘えながら吐息混じりにささやいた。傍聴席で頭から湯気を噴き出して、フカキョンを呪い殺そうとするような怨嗟の視線を向けるアヤが見えたが、オレは笑いを堪えて無視した。

「丈二の犯行事実を立証する証拠です、DNA鑑定済みです」
淫靡な吐息を漏らし、興奮した女体をくねらせる美鈴に変わって、雨宮が事件当時に祐希先生がはいていたタイトスカートや祐希の体内から採取した液体を、証拠品として提出した。
「…」
証拠品を受け取った裁判官はスカートを広げて匂いをかいだ。あそこが触れていただろう部分にいろんな体液が入り交じった、淫靡な酸っぱい匂いに顔をしかめながら、スケベな気分を昂ぶらせていた。

「…被害者本人を証人として尋問させてください」
昂ぶったサド感情が納まった美鈴はすました声で祐希を招き入れた。実際の裁判では性犯罪に遭った被害者の人権保護のため傍聴席から目隠しするついたてを用意するが、証言台に立った祐希は、体の線をはっきり見せるぴったりした派手な色のワンピースを着て、エロチックなお尻を傍聴席にさらしていた。
「…良心に従い、真実を述べること…」
官能的な響きの混じったハスキーな声で宣誓を行う祐希は被告席のオレをチラ見した。祐希は唇のハシでエッチに笑うと、ワンピースのスソを指先でまくって官能的な太ももを見せつけていた。元々でっち上げのヤラセ強姦事件の当事者であるオレと祐希の間には、被害者と加害者にありがちな恨みの感情など一切存在しなかった。

「…証人に質問します、○○月××日、学校内にて、あなたを暴力的かつ卑劣な方法で姦淫、陵辱した犯人は、ココにいますか?」
淫靡な昂ぶりが納まってクールな表情を見せる美鈴は、腰のくびれたスーツに大きく開いたエリ元からあふれそうな形のいい乳房を強調するように胸を張って尋問を開始した。
「…、検事さんの言う犯人の意味がよく分かりませんが、教室でプレイをした丈二クンならそこにいます」
肉厚の官能的な唇に指で触れてプルンとはじいた祐希は、色っぽい流し目をオレに送ってきた。

「証人は、はい、か、いいえ、で答えてください」
大きく開いた胸元を凝視する裁判官役の青年が、事務的な口調で指摘すると
「…、でも私は彼とエッチしただけで…、そりゃ、お尻を犯されたときは、初めてだったから、ビックリしましたけど、お互いに楽しんだワケだし、検事さんの言うような事件などありませんよ」
裁判官のエッチな視線に応えるように、イヤらしく女体をくねらせて胸の谷間を見せつける祐希がシナを作って応えた。
「…、何、言ってるのっ、あなたは強姦事件の被害者なのよ、もっとしおらしくしなさいっ」
祐希の犯行事実を真っ向から否定する発言に、激高した美鈴は声を荒げて祐希に迫った。

「検事さん、何興奮してるの?、…ひょっとしてアナタ、丈二クンにフラれたの?」
鼓膜に響くヒステリックな声を上げた美鈴に、顔をしかめた祐希は余裕の笑みを浮かべて見返した。
「…、証人によると、原告のいう犯罪事実はなかったことになりますが…、そうするとこの裁判自体、成立しませんよ」
祐希の色目にすっかりその気になった裁判官は、エッチな妄想を浮かべて机に隠れた股間をふくらませていたが、あくまでも裁判官らしい体裁を保ってまじめな声で美鈴に聞いた。
「…、証人は悲惨な体験からまだ立ち直れずに、記憶が混乱しているようです、医師による精神鑑定を要求します」
祐希の裏切りにすっかり立場を無くした美鈴はヤケ気味に応えた。オレは慌てる美鈴をニヤニヤして眺めていた。

「…、やっぱり、勝ちですね」
オレに股間をイジられ続けてスジからあふれる蜜でスカートに恥ずかしいシミまで作った真紀が、フェロモンを漂わせながら耳元に甘くささやいた。真紀の押しつける胸の弾力に鼻息を荒くしたオレが、差し込んだ指で蜜壺を掻き回すと
「…あっ、もう、だめ、はあっ」
顔を伏せて熱いため息を吐いた真紀は、ぎゅっと足を閉じてオイタするオレの手を強く挟み込んでいた。

「…、チョット待って、私はおかしくなってなんかいないわよ、精神鑑定ならヒスを起こすそこのハイミスにした方がいいですよ」
裁判官の体中を舐め回すようなスケベな視線で、視姦された女体を火照らせた祐希は、この後に待っているだろう淫靡な愛のひとときへの期待で股間を潤ませて、裁判などさっさと終わらせたかったが、うっとうしい女検事に軽蔑した視線を投げかけていた。
「証人は混乱しています、尋問を終わります」
犯行事実を全否定する証人に面目丸つぶれの美鈴は、忌々しそうに言い捨てると原告席に戻った。

「…弁護人、反対尋問はありますか?」
オレの指先にエッチな表情を見せていた真紀は表情を引き締めて立ち上がった。スーツ姿にプルンと揺れる形のいい胸をオレは頼もしく見上げていた。

歓喜天ホテル (127) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 13:09:24 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/937-8b601f0c
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next