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== THE 歓喜天ホテル ==

THE 歓喜天ホテル (61)立てこもり事件

ろま中男3 作品リスト
THE 歓喜天ホテル 目次

THE 歓喜天ホテル (61)立てこもり事件

「人質から離れて、おとなしくお縄に付きなさい」
キャンキャンした声で時代劇っぽいセリフを口にするフカキョン似のミニスカポリスの構えるエアガンに一抹の不安を感じながらも、オレは半笑いでほほえましく見ていたが
「…人質って、オレのこと?」
間の抜けた質問をしてしまった。

「…そうよ、その…、息子さんが…、人質になってるでしょ、…なに、言わせるのよ、もうっ、セクハラよっ」
息子を咥えたままのアヤをぱっちりした目でにらんだフカキョンが、恥ずかしそうに顔を赤くしてキンキンした声を上げて癇癪を起こしていた。

「…ふひゃふひぃ?」
アヤがカワイイ口をめいっぱい開けて息子を咥えたまま、こちらも大きな目で不思議そうに見上げていた。
「いい加減に離れろよ」
オレがアヤを突き放そうとすると
「…ひゃらあ」
足にしがみついてきた。ヒザに胸の柔らかい感触が押しつけられていた。

「…困りましたね」
横で傍観するミニスカナースのさとみがあきれたようにつぶやいた。
「もうイイから、連れてってください」
オレも半ばあきれた口調でフカキョンに連れて行くように頼むと
「…脱獄犯アヤ、なにか、要求があるなら、言いなさい」
立てこもり事件として大ごとにしたいのか、フカキョンミニスカポリスはせっぱ詰まって芝居がかったしかしやっぱりキンキンして緊張感のない声で、アヤに要求を聞いていた。

「…ひょふふひゅ?」
めいっぱい口を広げて息子をしゃぶったままのアヤの無垢な瞳がオレを見上げていた。
「いい加減にしろ」
オレがアヤを引きはがすと
「いやんっ、ジョージさん、助けてえ、アヤ、なにも悪いコトしてないのにい」
オレを消火器でブン殴っておいて、何もしてない、も無いと思うが
「いいから、フカキョンと一緒に帰れ、なっ」
アヤをフカキョンに突き出そうとすると
「やだあっ、ジョージさんといっしょにいるうっ」
駄々をこねる子供のようにオレにしがみついてきた。

「もうっ、私を無視しないでえ、まとめて逮捕しちゃうわよおっ」
ミニスカポリスのキャンキャンした声に顔を向けると、すぐ横でフカキョンがふくれっ面でにらんでいた。スネた顔が妙に可愛くて
「要求は、オレの息子をおとなしくして欲しい、だそうです」
ついオレは自分がして欲しいことを口走ったが、
「えっ…、うっ、ううっ」
アヤが何か言おうとするのであわてて口を押さえた。

「…ええ?っ、なに、それえ」
会話にカラむコトが出来てうれしいのか、照れ笑いのフカキョンがミニスカのナマ足をすりあわせてモジモジしていた。
「犯人の要求ですよ、どうぞ、…あっ、それから上半身ハダカになれって、言ってます」
今日何人もの女性のナカに納まっていながら、まだ発射してないビンビンの息子を突き出したオレは暴れるアヤを押さえながら、さらにエッチな要求をした。

「…ほんとにい、ジョージクン、作ってないい?」
エッチぽく笑うフカキョンは、疑い深そうな流し目でオレを見ていた。
「うそじゃ、ないですって」
ロリっぽい顔でシナを作るフカキョンに、オレはイヤラシイ期待を高めていた。

「…しょうがないな、犯人の要求だもんね」
婦人警官の制服を脱ぎはじめたフカキョンの大きな胸をわくわくしながら見ていると
「ジョージクンは、見ちゃダメ」
わざとらしく背中を向けてカマトトぶるフカキョンに、よけいに劣情をかき立てられて、
今日もナカ出ししてやる、…。
オレはイヤラシイ企みをめぐらせてスケベな妄想をふくらませてほくそ笑んだ。

歓喜天ホテル (62) につづく
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