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== THE 歓喜天ホテル ==

THE 歓喜天ホテル (40)弁護士交代

ろま中男3 作品リスト
THE 歓喜天ホテル 目次

THE 歓喜天ホテル (40)弁護士交代

ワンッ、ワンッ、ウウ~、…
すっかりご主人気取りになってあかりにのしかかり、暴言を浴びせていたオレが上機嫌でいると、突然シロが襲いかかってきた。

「…やめろっ、離せっ」
今までおとなしくお座りしていたのにご主人様の危機だと思ったのか、急にシロが凶暴に牙をむいて吠えかかってソデにかみついてきた
「…、うひっ、くるなっ」
オレはあかりのカラダから離れて逃げ回った。

「…シロ、やめて…」
よろよろと起きあがったあかりが泣き声混じりでシロに命令すると、うう~、と牙をむいてオレを威嚇していた。
「…」
あかりは涙に濡れた顔のままではだけたシャツを直してオレを見ていた。ダランとなった息子をさらけ出した下半身はだかのオレに悲しそうな羞恥心にまみれた目を向けたあかりは
「…ココでのことは、誰にも言いません、…だけど、もう丈二さんの弁護は出来ません、お引き取りください」
内マタにあわせた太ももはまだお漏らしで濡れていたが、なんとか弁護士の顔でオレに言った。

また途中でジャマが入ってしまった。まだあかりの女体に未練があったが、シロがあいかわらず威嚇するので、そそくさとズボンをはいて部屋を出た。

「…あっ、出てきた」
アヤがドアの前で待っていた。アヤはオレの服が乱れているのを見て
「…エッチなこと、したんでしょ」
責めるような目でオレを見て口をとがらせていた。
また、嫁さん気取りだよ、…。
途中でお預けを食らってくさくさした落ち込んだ気分だった。アヤの言葉には応えずにミニスカのおしりに手を当てて一緒に歩き出した。

「あっ、ルームサービス来てるから、一緒に食べよ」
お尻をグニグニと愛撫されたアヤが腕に抱きついて上目遣いに笑顔を向けていた。アヤの部屋にはテーブルに食事が並べられていた。急に空腹を感じたオレは何も言わずに食べはじめた。
「ジョージさん、おいしい?」
にこにこ笑いながらアヤがのぞき込んでくる。オレが黙って食べていると
「…キッチンがあったら、アヤの手料理作ってあげられるのにな」
一人でうれしそうに話すアヤがソファに座って足をそろえたミニスカの奥にノーパンの股間が見えていた。オレの視線に気づいたアヤはうれし恥ずかしそうに両手でスカートを押さえて隠した。

電話がなった。
「…はあい」
アヤはニコニコしながら受話器を耳に当てた。

「…ジョージさん、また、女の人から、ですよ」
また、を強調したアヤが無表情に受話器を差し出しながらオレの顔をじっと見ていた。
「…」
受話器を受け取ったオレはアヤを抱き寄せてミニスカに手を入れると、ナマ尻の感触を確かめていた。おしりをまさぐられたアヤははにかんだように上目遣いのエッチそうな笑みを浮かべてオレを見ていた。

「…堂本さんの代わりに、丈二さんの弁護を受け持つことになった藤堂です」
電話のカワイイ声が自己紹介した。オレの弁護士から降りたあかりは次の弁護士に早速引き継ぎしたようだ。これから会って打ち合わせしたい、と言うことだった。
「だったら、甘いモノでも食べながら話しませんか」
空腹を満たしたオレは、デザートが食いたくなって思いついたまま口に出していた。
「イイですね、私おいしいデザートのお店知ってますから、…下のロビーでお待ちしてます」
そう言って電話は切れた。

「弁護士と打ち合わせしてくるから…」
オレに抱きついて上目遣いに見上げるアヤに言うと
「…さっきしたじゃん」
不満そうに口をとがらせると、不審そうな目でオレを見つめた。
「代わったんだよ」
説明するのが面倒だったので、一言だけ言うと
「…、あっ、わかった、あのカワイイ弁護士に変なコトして、断られたんでしょ」
いい気味と言わんばかりのイジワルな笑顔でオレを見つめた。

自慢げな笑顔で見上げるアヤに、
ぼんやりしてそうなのに、どうして、こういうコトには勘が働くんだろう、…。
ズバリ指摘する女の勘がチョット怖くなって、こたえる代わりにおしりに当てた手をワレメに侵入させると、ヌレヌレのあそこに指をツッコンでかき回した。
「…あんっ」
色っぽい嬌声をあげたアヤは、チビTの胸をオレの腕にギュッと押しつけて抱きついてきた。

オレが出て行こうとすると
「…アヤも行く、…ねえ、ジョージさん着替えたら…、私も、着替えるから」
そう言えば学生服のシャツ姿のままだった。オレは自分の部屋に戻るとクローゼットをかき回した。
これがいい、…。
オレはチョット変わった衣装を見つけてそれに着替えた。オレが部屋を出てエレベータに向かうと
「…まって、ジョージさん」
アヤの声が追いかけてきた。

「置いてきぼりにしようとしたでしょ、…でも、ペアだねっ」
一人で行こうとしたオレにまたふくれっ面を見せたが、腰の上までスリットの入ったミニのチャイナドレスを着たアヤがうれしそうに、オレの中国皇帝のようなアオザイ姿を眺めていた。

歓喜天ホテル (41) につづく
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