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== THE 歓喜天ホテル ==

THE 歓喜天ホテル (36)インターミッション

ろま中男3 作品リスト
THE 歓喜天ホテル 目次

THE 歓喜天ホテル (36)インターミッション

エレベータでふたりきりになると、アヤが甘えて寄りかかってきた。
「アヤ、今はいつだ」
女教師とのコスプレからあちこち連れ回されたオレは、時間の感覚がなくなっていた。

「…二日目の午後でしょ?」
アヤが不思議そうに聞いていた。
病室で一晩、寝てたのか…、セックスで思った以上に体力を消費してたんだ、…1日で5、6人を相手出来たら、ポイントが稼げるのに、…。
絶倫になりたいは思わないが、人並みの体力が情けなかった。

…、アヤはその間、何してたんだ?、…。
オレが女教師や女性警官、看護師、女医、検事と検事事務官たちとちちくりあっていた間、アヤが何をしていたのか気になって、
「…アヤは何してたんだ?」
何の気なしに聞くと、
「…えっ、それは…、いろいろ、よっ」
平山あや似の美少女は照れ笑いしてごまかした。

こんなカワイイ顔して、男たちとやりまくってたのか、…。
オレのいぶかしげな表情で考えていることがわかったのか、
「そうだっ、丈二さんケガ人だから、アヤが付っきりで、面倒見てあげるね」
あわてて言うとニコニコと笑った。その手はいつの間にかオレの股間に忍び込んで、だらんと下がった息子をいじっていた。
オレもやりまくってたし、別にヤキモチ焼くこともないか、…。
息子を優しくイジルかすかに頬を赤らめたカワイイ顔を、表情を緩めて見つめると、
「…、優しくしてあげるね」
うれしそうに笑うアヤが抱きついてきた。

エレベータは30階についたが廊下にひと気はなかった。
「…そういえば、黒子に連れて行かれて、どうしたんだ」
オレは浣腸調教が途中だったことを思い出した。
「ジョージさんのいじわるっ、…アヤ、死んじゃうかと思ったのよ」
腕に抱きついたアヤが、カワイイ唇を突き出してふくれていた。浣腸ごときで死ぬとは大げさだと思ったが、
「…何回か経験すれば、やみつきになるぞ」
オレがイヤラシイ笑いでアヤを見ると
「やだあっ」
調教を待っていると思わせるような淫靡な色気を漂わせた笑顔がオレを見上げていた。

部屋の前に来てキーが無いことに気づいたが
「…アヤが、ジョージさんの服、預かってるから」
アヤがニッコリ笑って向かいの自分の部屋に入ったのでオレもついていった。
「お腹、空いてない?」
上着を脱いでカラダにはりつくヘソ出しチビTとミニスカ姿のアヤが聞いてきた。そう言えば昨日のフレンチ以来何も口にしてない。オレは急に空腹を感じた。アヤはオレの返事を待たずに
「…ルームサービス頼むね」
電話をかけはじめた。ベッドに座ったオレはアヤがリズミカルにカラダを揺らして、ミニスカからチラチラとパンティがのぞくのをぼんやり見ていたが、液晶テレビに「500ポイント」と表示されているのが目に入った。
オレの時が150だったから、少なくみても二人以上とやった、ってことか、…。
なんだか目の前のカワイイ女がとんでもない淫乱に思えた。

受話器を置いたアヤがニッコリ笑って振り返ると
「…包帯、変えよっか」
オレの横に座った。アヤの言葉でオレはあらためてミイラ男のような情けない姿を意識した。
「もう治ったから、包帯はいいよ」
元々ケガなんてしてないのに病院コスプレのためにされた姿だった。早く取ってしまいたかった。
「…えっ、もう治ったの、スゴイ回復力だね」
多分オレがケガしてないことを知っているはずのアヤの大げさな驚きように、ちょっとしらけていた。

「じゃあ、取っちゃうね」
オレの不興を知ってか知らずかアヤは包帯を外しはじめた。胸をむき出しにすると
「…痛そう」
抱きついて胸にキスしてきた。乳首のすぐ上に小さなアザがあった。BB弾が当たって内出血した痕だろう。アヤはオレに抱きついてカワイイ口からエロチックに舌を出して優しく舐めていた。
おっ、きもちいい、…。
乳首を口に含むと舌の先でコロコロと転がしはじめた。息子がカリ首をもたげ始めて、ニヤけたオレは興奮した荒い息でアヤの髪を揺らしていた。

…。
電話が鳴った。アヤは名残惜しそうにオレから離れると電話に出た。
「…ジョージさん、女の人から電話」
振り返ったアヤの無表情な顔が受話器を差し出していた。

誰だろう?…。
アヤの部屋にかかった電話で呼び出されるのもちょっと引っかかったが、受話器を耳に当てると
「…弁護士の堂本といいます、ジョージさんの弁護を担当することになりました、今からお会いしたいのですが、大丈夫ですか」
落ち着いた声だった。腹が減っていたので食べたあとにしたかったが、
美人弁護士との食事もいいかもな、…。
「…どこに行けばいいですか?」
インテリ女とのエッチを妄想してニヤケながらと聞くと、すぐ横で不機嫌そうなアヤのふくれっ面が見上げていた。

歓喜天ホテル (37) につづく
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