裏ろま中男 作品リスト女子校生由貴 目次女子校生由貴 (78) 甘いささやき
ようやく収まった由貴に、タダシはやっと息をついた。
「…おい、もう、それ離せ」
タダシがリングを抜き取ろうとすると
「いやっ、これだけは、だめえ」
由貴は左手を胸に当てて両手をぎゅっと握ってうずくまった。
「…首から血が出てるぞ、痛くないのか」
タダシはリングに執着する由貴に呆れながら、ネックレスが食い込んで血が出ていることを教えた。
「…あれっ、ほんとだあ、痛い、…ええっ」
由貴はネックレスが食い込む首に手を当てて、その手に血がにじんでいることに驚いていた。
「…取ったりしないから、それをはずせ」
タダシは髪をなでながら努めて優しい口調で言った。
「…、ホントにい?、由貴から取って、川に捨てたりしない?」
由貴は今朝の夢で見たコトをそのまま口に出していた。
ワケのわからないことを言う由貴に、
本当におかしくなったかもしれない、…。
タダシは疑いの目を向けたが、
「…、あっ、そうかあ、あれは夢だったあ、えへへっ」
ヘラヘラと笑いながらひとりつぶやく由貴に、
コイツ、ホントにおかしいぞ、…。
少々やりすぎたことを反省していた。
「…、おまえさっき、美人がどうとか、言ってたな」
タダシは話を変えようとよけいなことを口走っていた。
「あれっ、由貴、そんなことお、言ってませんよお」
タダシを尾行して3年生の美人さんと話していたのを見たのは秘密なので、由貴はネックレスを外しながら白々しくとぼけていた。
「…おまえ、なにか知ってるのか?」
タダシはいぶかしげににらんでいるが、由貴はネックレスから外したリングを左手の薬指にしながら、
「ご主人様あ、由貴のこと、すきい?」
薬指を自慢げにタダシに見せながら甘えた声で聞いていた。
「…おまえっ、ごまかすな」
タダシはからかわれている気がして、ちょっと腹を立てたが、
「ご主人様があ、スキだってえ、言って、くれたらあ、…由貴い、がんばれる、と思うの…」
シナを作ってカラダをすり寄せながら上目遣いで思いっきり甘える由貴に、タダシは怒っているのがアホらしくなった。
「…何を、がんばるんだ」
タダシは由貴のペースにすっかりはまっていた。
「ご主人様があ、愛してるって、言ってくれたら、浣腸…」
由貴はそこまで言って言葉を切った。スキが愛してるに変わっていたがタダシは気づいてなかった。
「オレが愛してる、って言ったら、自分で浣腸するのか?」
調教のためなら、そのくらい言ってもイイか、とタダシは考えていた。
「うんっ!、由貴い、ご主人様のお、愛に応えるためにい、ガンバル!」
タダシの口から、愛してる、という言葉を聞いてがぜんやる気になった由貴は、カラダを乗り出して、形のいい乳房をプルプル揺らしていた。
「…由貴、愛してる」
タダシは横を向いてまま、さらりと言った。
「ご主人様あ、今、なんて、言ったのお?」
由貴はニコニコしながら、横を向いたタダシの顔を追いかけるようにのぞき込んだ。
「…」
女の子にそんなことを言うのは初めてのタダシは、カワイイ顔が迫ってくるのに照れた。
「…ご主人様あ、ダッコしてえ」
由貴はタダシに抱きついて甘えてきた。
「…、おまえ、また、夢とか理想とか、言い出すつもりか」
タダシは由貴が初日に、死ぬ、と騒いだことを思い出していた。
「さすがあ、ご主人様あ、由貴のこと、何でもわかっちゃう」
由貴はうれしそうにタダシを見つめていた。
「…」
奴隷のくせに調子に乗りすぎだ、とタダシは思ったが
あれほど泣きじゃくっていたのが、機嫌が直っただけでもいいか、…。
とご主人様らしからぬ弱気な気持ちになっていることに気づいてなかった。
「…ダッコしてえ」
ますます調子に乗る由貴の必殺上目遣い、甘甘のささやき、が炸裂していた。
「…」
だらしなく顔をゆるめていることに気づいてないタダシは由貴を抱きしめていた。首のネックレス跡に血がにじんでいるのを見て舌を伸ばして舐めた。
「…あっ、ああんっ、ご主人様あ」
タダシに抱きしめられ、舌で優しく愛撫されて、血のにじんだ首の痛みも快感に変わっていた。お腹に感じる息子の熱さにもあそこを熱くして、由貴はイヤラしいおツユをあふれさせていた。
「…ああん、ああっ」
昨日父の前でしたように、由貴は無意識に本物のそれをあそこの入り口に導いていた。
「…おいっ、…おっ、おお」
由貴がいきり立つ息子を自分の手であそこに入れようとするのをビックリしたようなタダシが見ていた。一昨日まで処女だった由貴はタダシの予想をはるかに超えるドスケベ娘だった。
「…、ご主人様あ…、由貴のこと、愛してるう?」
先端をあそこにうずめた由貴は逆らいがたい色気を漂わせたエロチックな表情で、甘いささやきをつぶやいてタダシの耳をくすぐっていた。
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