ろま中男3 作品リストTHE 歓喜天ホテル 目次THE 歓喜天ホテル (9)ポイント
オレは拘束されたアヤをおもちゃにして素肌を氷でなぞり、女体がのたうつエロチックな反応を楽しんでいた。
それにも飽きてきたのでエレベータから見た学校に行こうと思いついて、
「セーラー服に着替えろ」
ご主人様気取りで命令した。アヤは淫乱そうに唇を半開きにしてまだ物足りなそうに見えたが、後ろ手の縛めを解いて
「オレが戻ってくるまでに、着替えてないと、またお仕置きだぞ」
横柄な捨て台詞を残してオレは自分の部屋に戻った。
部屋に入るとバカでかい液晶テレビに映し出された文字が目に入った。
「ただいまのポイントは87です
ポイントはお客様がお帰りになる際に、賞金に換算し、お渡し致します」
黒地の画面にそれだけが表示されている。
「…お部屋に一人でいらっしゃるときは、お客様のプライベートを保証いたします」
そう言ったボーイのセリフを思い出した。アヤの部屋にいた時間はすべて監視されていたことに気付いた。アヤとの秘め事をどこかのスケベ野郎に覗かれたと思うと腹も立ったが、テレビの文字からセックスをするとポイントが付くのだと想像できた。
きっとどこかで色情狂の変態金持ちがオレのことを覗いているのだ。そしてオレがセックスするのを喜んで見ていて、その代償として賞金が支払われるのだろう。
ここのシステムが何となく飲み込めてきた。他言無用とクギを刺されたのもエロチックで変態的な倒錯したイベントの後ろめたさからだろうと納得した。
その時のオレはまだ酔いが覚めずに気持ちが大きくなっていたかもしれない。
AV男優のような役回りがビデオに撮られて悪用される心配より、セックスして金がもらえるならやってやろうじゃないか、…。
そんな気になっていた。オレは淫乱な欲望に素直に従おうと決めた。
だったらこのたくらみに乗って、楽しませてもらおう、…。
オレは腹を決めた。そうとわかれば女性に対する普段のモラルは必要ないし、アブノーマルなセックスにも躊躇することはない。急いで着替えた学ランはまたしてもぴったりだった。
アヤの部屋をノックするとセーラー服に着替えたアヤがはにかんだ笑顔でオレを待っていた。液晶テレビには
「ただいまのポイントは150です
ポイントはお客様がお帰りになる際に、賞金に換算し、お渡し致します」
同じような表示があった。
アヤのポイントが高い理由がよく分からないが、
女が有利なのか、…?
その時はそう単純に考えていた。
AVだって男なんて見たくないしな、…。
ちょっとヘコんだが、後でこれが誤解だったとわかる。
セーラー服を着て女子校生気分なのか、さっきまでの淫乱なオーラが消えて清純そうな雰囲気のアヤの全身を舐め回すように見たオレは、ミニスカをまくり上げてペニパンを穿いているか確認した。
「きゃっ、」
アヤはかわいらしい悲鳴を上げて両手で股間を押さえた。本物の女子校生にイタズラしているような気がしてチョット興奮した。スカートの下をのぞき込むとちゃんとペニパンを穿いていた。あそこからは粘っこい液体があふれて皮を湿らせている。
そろそろ浣腸が効いてくる頃だろう、…。
オレが加虐的な昂奮を昂ぶらせてイヤラシイ笑みを浮かべると、アヤはオレが笑っている理由がわからなくて不安なのか、頼りなげな視線を返していた。
「気持ちいいだろ」
アヤの恥ずかしそうな顔をのぞき込むと
「…気持ち、いいです…」
恥ずかしそうにうつむいたアヤは、照れたような笑みを浮かべてつぶやいた。
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