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== THE 歓喜天ホテル ==

THE 歓喜天ホテル (5)誘惑

ろま中男3 作品リスト
THE 歓喜天ホテル 目次

THE 歓喜天ホテル (5)誘惑

「酔っちゃったみたい…」
足下がおぼつかないままエレベータに乗るとアヤが寄りかかってきた。

アヤのやや荒い吐息が首筋をくすぐる。目の前のシャギーな髪からいい匂いがする。この瞬間オレの理性は風前の灯火になっていた。

アヤはオレに体を預けて柔らかい女体を押しつけていた。押しつけられた胸がドレスからあふれそうになっている。乳房の柔らかい肉の圧力が心地いい。

視線をさげると胸の谷間の奥までのぞけた。腰のあたりまで切れ込んだスリットからまぶしいナマ肌が見える。深く切れ込んだスリットにはパンティの痕跡がないので、
やっぱり、ノーパンか?…。
またエッチな妄想を巡らせていた。

オレは無意識にアヤのおしりを触っていた。ツルツルした生地に包まれた尻タブを手のひらで包み込むようにして弾力のある柔らかさを楽しんでいた。

つるっとしたドレスの感触は直接おしりを触っている錯覚を覚えた。この手のドレスを着るときは、きれいな線を出すためにパンティをはかないのが普通なのかもしれない。

伏せていた顔を急に上げてアヤの大きな瞳がオレを見つめた。おしりを触ったことをとがめられるのかとドキドキしたが、全く意に介さないようにアヤは
「ジョージさん、私酔っちゃったみたいです、お部屋まで連れていってもらってイイですか」
笑顔で見上げている。その笑顔に漂う色気にドキドキした。ふくらんだ股間がアヤの柔らかい下半身で圧迫されていた。

アヤの不確かな体を支えるために背中に手を回すとむき出しになったナマ肌がしっとりと手のひらに吸い付いてくるようだ。アヤはカラダを密着させるように寄りかかると、オレの肩越しに手を伸ばしてエレベータの30階ボタンを押した。

30階で開いたエレベータの外には誰もいない。ほとんど全体重を預けるように寄りかかってくるアヤをどうやって連れて行くか一瞬躊躇したが、酔った勢いでお姫様だっこするとアヤの両手がオレの首の回りに抱きついてきた。

アヤの豊かな胸がオレの胸を押してくる。両手からはアヤの柔らかい感触が全体重を伴って伝わってくる。股間がテントを張って痛いくらいだった。

アヤの部屋の前で
「キーは」
やや鼻息を荒くして聞くと、
「ここ…」
アヤは妖しく笑って胸元を指さした。

いつの間にか胸の谷間に部屋のキーがあった。
出来過ぎてる、…。
と思ったが酔って足取りの怪しいオレもそろそろ限界で、早く彼女をおろしたい。背中に回した手を伸ばして胸の谷間から取り出そうとすると、乳房のナマ肌をさわっていた。

「いやん、エッチ」
いらずらっぽい笑顔でアヤが上目遣いでのぞき込む。彼女の笑顔にはかなわない。

オレは何度かエッチの声を聞いた後でやっとキーを取り出すことができた。オレの息子ははち切れそうにふくれあがって濡れた先端でアヤのお尻を突っついていた。

なんとか部屋にはいるとアヤをベッドに放りだした。
「いやん」
猫が鳴くような声を漏らしたアヤはベッドに顔を伏せた。

はしたなく広げた足のナマ太ももがスリットから丸見えになっていた。ベッドの上で腰からおなかにかけてカクテルドレスが柔らかな曲線を描いてわずかに上下していた。オレはソファに座ってタバコを吸いながらこの柔らかな生き物を眺めていた。

妄想に囚われた自分を落ち着かせようとタバコを吸ったのだが、吸い終わっても理性は影を潜めて、獣のような激情が下半身を突き上げてくる。口が渇いて息苦しい。

「じゃあ、おやすみ」
淫乱な妄想にかられたオレはこれ以上理性で押さえることが出来そうにないので、逃げるように部屋から出ようとすると今度はオレのキーが見つからない。背中から
「キー、ここにあるよ」
アヤの艶を帯びた甘えた声がした。

振り向くとベッドに座ったアヤはM字開脚して、何も隠すもののない股間をあらわにしていた。股間の中心部からねっとりした滴があふれ、明かりに反射してにぶく光りをはなつ部分に部屋のキーの持ち手が差し込まれていた。

歓喜天ホテル (6) につづく
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