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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (71) 尾行

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女子校生由貴 (71) 尾行

タダシはやっと呆然として立っている自分に気づいた。

あわてて洋子を追ったが、すでに彼女の姿は見あたらなかった。しかし色っぽい女子高生だった。
「…あんなの、ありか」
素人っぽくない洋子がホントにウチの生徒なのかと疑っていた。

時計を見るともう学校が始まる時間だ。タダシはあわてて学校に向かった。

担任のエリが歩く横を通り過ぎて、何とか遅刻せずに済んだタダシは席について大きく息をついた。
ずいぶん遅かったなあ、何してたんだろ、…。
由貴がタダシをチラ見したが、タダシは前に座る由貴を全く気にしてなかった。

由貴はタダシの言いつけを守ってノーパンのままで、タダシからスカートめくれと言われるのを授業中ドキドキしながら待っていた。タダシは洋子のコトを考えていたので由貴のことは眼中になかった。

授業が終わるとタダシはひとりで3年の教室に向かった。かまってもらえなかった由貴は、
ご主人様、どこに行くのかなあ、…。
こっそり後をつけていた。

洋子が何年かわからなかったが、きっと最上級生に違いないと、3階に向かっていた。校舎は学年ごとに各階に教室があって、まだ1階しか知らなかったタダシは3階の3年の教室の廊下を緊張しながら歩いていた。

ノーパンのおしりが見られないように押さえた由貴も3階の廊下を緊張しながら、距離を置いてタダシの後ろを歩いていた。見なれない美少女に関心を示す3年生もいたが、タダシの背中を見つめる由貴は気づいてなかった。

いくつか教室を探して洋子を見つけたタダシを、洋子も認めて近づいてきた。

「…もう、したくなった?」
洋子は胸が触れるほどタダシに近づいて耳元にささやいた。

きれいな人、誰だろ?…。
由貴は柱の陰に隠れるようにしてタダシに近づく美人を見ていた。

「…あの、…ウチの、生徒なのかなあ、と思って」
タダシは洋子が近すぎるので、ちょっと後ずさって応えた。
「…、なに、風俗だと思った?」
洋子は色っぽい笑みを浮かべていた。

「…いやっ、あの」
タダシは図星を指されてチョット焦っていた。
「いいのよ、慣れてるから」
意味ありげな笑みで洋子はタダシを見つめた。

「じゃあ、今から、いく?」
洋子の切れ長の目はイヤラしい光を瞳の中に漂わせていた。
「…いえっ、それじゃあ」
あわてて目をそらしたタダシは、逃げるように立ち去った。
「いつでも、連絡して」
洋子はタダシの背中に、唇に当てた人差し指でキスを投げかけていた。

由貴はあわてて隠れたが、緊張したタダシは由貴の前を通っても全く気が付いてなかった。

タダシが階段を下りていってから、由貴は洋子の教室をこっそりのぞいた。さっきの美女が窓際に座っていた。

やっぱり、きれいだなあ、…。
由貴は素直にそう思ったが、さすがに声をかける勇気はないのでそのまま自分の教室に帰った。

由貴は教室に帰るとタダシが席に座っていた。

由貴はドキドキしながらタダシにしか見えないようにセーラー服のヒダスカートをめくって、ノーパンのおしりをチラ見せたがタダシは全く気が付かなかったようだ。

ガッカリしながら席に座った由貴は
あの美人さんのこと、考えてるの?…。
と聞きたかったがそんなことはもちろん言えない。

次の授業中もタダシがちょっかい出してくるのを待っていた由貴は、見事にフラれていた。
ご主人様、由貴に興味なくなったのかな、…。
3日目にしてすでに浮気しそうなタダシに泣きそうな由貴だった。

タダシは意図せずに放置プレイで由貴を奴隷調教していた。

今日は土曜日で授業は午前中だけだった。エリのHRが終わって帰り支度をはじめたタダシに、
「お弁当、持ってきたのお」
とささやく由貴に、
「…先に駅で待ってろ」
タダシは由貴の顔も見ないでつっけんどんに応えた。

なんだか、つまんなあい、…。
ひとりで学校を出た由貴は、
ひょっとしてあの美人さんに会いに行ったのかなあ、…。
不安混じりに駅前でタダシを待っていた。

女子校生由貴 (72) につづく
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