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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (242) 二人の結末

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女子校生由貴 (242) 二人の結末

エリがトイレから出てくるとタダシはすぐに背中を向けて歩き出した。

「…」
どこか、別の場所で?…。
歩いていくタダシの背中を見つめるエリは火照った女体をもてあまし、場所を変えてまたタダシに愛されるのを期待して、スースーするノーパンの股間を湿り気でクチュクチュさせていた。
「おい…、やっぱりな…」
職員室前で立ち止まった背中に豊満な乳房を押しつけたエリは、中の様子をうかがうタダシに促されて、おそるおそるのぞき込んでいた。
「おまえが、引導渡してこい…」
振り返って陰湿な笑いを浮かべたタダシにエリはマゾ奴隷の血を熱くしたが、チェック柄のミニスカに入り込んだ手がお尻をまさぐるのにウットリした笑みを浮かべた。
引導、って?…、あっ、やんっ…、はあっ…。
しかしすぐにお尻を押されて職員室に押し込まれていた。

いきなり押されてたたらを踏んだエリは、ガーリーなミニスカがめくれそうになって慌てて両手で押さえたが、5時間目の授業中で人気のない職員室にエリの痴態は眺める目はなかった。はしたない姿を見られずにほっとしたエリだったが、マゾ奴隷の本性は物足りなさを感じていた。
大山先生…、と佐藤先生、…。
しかめっ面の教頭の前に神妙な面持ちで立つ大山と佐藤を見たエリは、
触らぬ神に…、ね…。
こっそり自席に戻ろうとしたが
「藤堂先生、ちょっと…」
めざとくエリを見つけた教頭に呼ばれて渋々出頭した。

「大山先生と佐藤先生が、何してしてたか、ご存じですね…」
教頭は苦虫をかみつぶしたような顔でエリに聞いた。
「…」
生徒指導室でのコトだとはすぐに分かったが、神妙に顔を伏せた先輩教師二人がエリのセリフを聞き逃すまいと神経を集中している気配に、エリは何も言えずにいた。
「お二人に遠慮は無用です…、知ってることを言ってください」
モジモジするエリに厳しい表情の教頭が催促をすると
「はいっ…、生徒指導室に…、いらっしゃいました」
教頭の叱責に近いセリフにマゾ奴隷の血を熱くしたエリは、ミニスカのスソを押さえながら応えた。

「お二人は何をしてましたか?」
間髪を入れずに問い詰める教頭に恐縮したエリは
引導って、そういうことだったの、…。
タダシの意図をやっと理解した。二人を陥れる役目に尻込みしたが
「答えなさいっ」
怒声に近い教頭の詰問にビリビリと女体を震わされたエリは
「はいっ…、抱き合って、らっしゃいました…」
思わず答えてしまうと黙ったままの二人がエリに怒りを向けている気配を感じて、ますますマゾの本性を熱くしてノーパンの股間からネットリしたおツユをあふれさせていた。

「そうですか…、それと体育の授業中に大山先生が女生徒にセクハラを働いた、というのは本当ですか?」
さきほどよりは声の調子は和らいだが有無を言わせない威圧的な雰囲気を漂わせた教頭は、二人の痴態を見て教頭に報告した女生徒から聞いた体育の時間に起こった出来事をエリに確認した。
「…、はい、本当です」
コワイ…、はあっ、ああっ…、でも、ココまで知られてるなら、仕方ないわ、…。
二人の怨念がこもったような視線を感じて、マゾ奴隷の血で全身を熱く沸騰させたエリは恍惚とした妖艶な色気さえ漂わせていたが、表情を引き締めてしっかりと答えた。それはタダシから言われた命令を忠実に実行したワケで、その点では達成感の混じった誇らしささえ感じていた。

「わかりました…、大山先生はしばらく自宅待機してください…、佐藤先生には特に処分はありませんが、休暇もたまっていることだし、しばらくお休みなさってはいかがですか?」
エリの証言で即決即断した教頭は落ち着いた物静かな口調で、しかし威圧的な雰囲気を漂わせた視線で二人を見つめると、ただちに処分を下した。

観念した大山はその日はそのまま帰宅してしばらく学校を休んでいたが、数日後に転勤を言い渡されて、二度とH高に顔を出すことはなかった。

佐藤は処分がなかったことに教頭の下心を敏感に読み取って、その日のウチに肉感的なナイスバディで教頭を籠絡し、その後もH高に続けて勤務した。そして大山と佐藤の結婚の報せがエリをはじめとして学校中を驚かせるのは、まだ先の話だ。

大山の転勤が決まるまで二人のことは教頭から箝口令がひかれて、教師の間では禁句になっていたが、その日のウチに生徒たちの間には広まっていた。

悪びれずに出勤するエリは浮き名を流したことで勲章が一つ増えた気分で、以前に増してエロさの増したコスチュームで出勤していた。授業中に男子から受ける若い欲望のこもった視線に、肉感的なナイズバディを妖しく揺らしてフェロモンを垂れ流し、女生徒からの冷たい視線も全く意に介してなかった。

タダシはエリがキッチリ命令を実行して妖しくもだえるのをのぞき見て満足そうに笑っていたが、職員室の外で一部始終を見届けると教室に戻っていった。
…、ご主人様、やっと帰ってきた、…。
授業中の教室にこっそり忍び込んだタダシに由貴はうれしそうに笑ったが、しかし今までエリと一緒にいたと思うとまだ幼い女体を焦がすジェラシーに襲われて、ミニスカの上に置いた拳をギュッと握りしめた。
…でも、由貴だけだもん、…。
首から下げたシルバーのリングをセーラー服の上から確認した由貴は、エリさえも指輪はプレゼントされてないことに半ば安心して、自分を励ましていた。

大山を間接的に転勤に追いやったタダシたちだったが、無事にその日を過ごして下校した。
「一緒に帰って、いいかしら…」
大山の件で教頭からマゾ奴隷の本性を煽られて欲情で血をたぎらせた女体をもてあまして、急いで仕事を片付けたエリは校門でタダシたちをニッコリ笑って迎えた。

女子校生由貴 (243) につづく
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