2ntブログ

== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (230) イジメは卑怯

裏ろま中男 作品リスト
女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (230) イジメは卑怯

職員室についたエリはまとわりついてくる大山から解放されたが、今度は佐藤に目を付けられていた。

「藤堂さん、おはよう…、ずいぶん、お若いファッションね、似合うわよ」
ずいぶん若作りしてるわね、生徒の人気取りかしら、…。
エリのガーリーファッションに目を付けた佐藤は、イジワルな視線でエリのスクールガールのような様子を眺めながら、高慢な笑みを顔にはり付けていた。

そう言ってエラそうにする佐藤は黒ジャケットと黒タイトスカートでモノトーンにまとめていたが、豊満な谷間を誇示するように襟が大きく開いた白ブラウスは黒ブラが透けているし、お尻がはみ出しそうなマイクロミニのタイトスカートは、しかも腰の高い位置までスリットが入ってナマ肌をさらしていた。ついでに言うとパンティはブラとおそろいのレース付き黒Tバックだった。

「おはようございます、佐藤先生…」
いつものイジワルだったが、マゾ奴隷の血を熱くしたエリにはそれさえも女体の芯を焦がす仕打ちだった。パンティをはしたない滴りで濡らすエリはレーストップのリボンストッキングの太ももをすりあわせてモジモジしていた。
「でも、ココは学校で、アナタは教師なんだから、TPOってモノをわきまえないとね」
チョット人気があるからって、調子に乗り過ぎよ、…。
先輩ぶった口調でお局OLのようなイヤミを口にする佐藤に
「スイマセンでした、以後気をつけます…」
佐藤先生の言うとおりだわ、今日の私はおかしすぎる、…。
女体を熱くする欲情に囚われていたエリは、佐藤の言葉に反省して素直に頭を下げた。
「わかればいいわ…」
イイ子ぶっちゃって、…。
素直なエリにそれ以上小言を続けると悪役になりかねないと感じた佐藤は、タイトスカートで締めつけた柔らかそうなボリュームのあるお尻をプリプリ揺らして自席に戻った。

「タダシ君、おはようっ…」
教室に着いたタダシを隣の席を強引に譲ってもらった由里子がうれしそうに迎えた。
「ああ…」
つまらなさそうに応えたタダシだったが、由里子がわざとらしく足を組み替えてパンチラし、スケパンの股間をさらすのをしっかり見ていた。
「(ご褒美、ちょうだいよ…、昨日、途中でやめちゃうんだから…)」
股間に注がれる視線にエッチな笑いを浮かべた由里子は、タダシの耳元で甘えた声をささやいたが
「由里子、おはよっ…」
優が後ろからツッコミを入れてキレイなロングヘアをはたくと
「いったあい…、おはよ…、優ちゃん」
由里子は乱れた髪をなでつけながら不満そうに優を見た。

「おはよ、由貴ちゃん…」
遅れて教室に着いた由貴に優が挨拶した。
「おはよっ、優ちゃん…、由里子ちゃん、おはよっ…、あれ、どうかした?…」
明るく応えた由貴は、由里子にも挨拶したがなんだか不機嫌そうなので何かあったのかと思って聞いたが
「いいから…、それより、省吾のヤツ、学校来てたよ…」
ニヤニヤする優が口を挟んできた。

「ええっ、よく学校これるよね…」
ブラとフリフリパンティで女装した省吾のおぞましい姿を思い浮かべた由里子が、強姦されそうになった恐怖体験のトラウマに近い嫌悪感をあらわにして顔をしかめた。
「そうだよね…、恥ずかしくないのかしら」
由里子のセリフに続いて優も同調したが
「でも、ずいぶん反省してたみたいだし…、これ以上したら、イジメになっちゃうよ」
タダシに徹底的に折檻されて怯える省吾の顔を思い浮かべた由貴の同情した口ぶりに
「うん、たしかに…、イジメはダメだよ」
あっさり宗旨替えした優がウンウンとうなずいた。

「ええっ、あんなヤツに同情すること無いよ…、キモイじゃん」
優の変節に不満そうな由里子だったが
「イジメは、卑怯者のすることだ…」
タダシのつぶやきに由里子も黙ってしまった。

暗い少年時代を送ったタダシはあからさまなイジメを受けたコトはないが、それらしいことをされた覚えがありイジメを嫌悪していた。それに省吾と自分はたいして変わりがないのを痛感した上に、今朝大野にぶちのめされてへこんでいたタダシは、いつ自分が省吾のような目にあってもおかしくないと思っていた。

実感のこもったつぶやきに優もなんだかしんみりしたが
「そうだよ、タダシ君の言うとおりだよ…」
由貴が明るい表情を見せると、チラ見したタダシはそっぽを向いた。
あ、やっちゃった、…。
廊下を眺めるタダシがクラスでは由貴と仲良くしているのを見られたくないのを思いだして、はしゃぎすぎたのを反省してチョット落ち込んだ由貴は席に着いた。ちょうどエリがHRにやってきてみんなも席に着いた。

「おはようございます」
…、どうして、見てくれないの…、あの冷たい目で、見つめられたい、…。
教室に入ってきたエリのガーリーファッションに男子は注目したが、タダシは相変わらず廊下を眺めていた。挨拶して頭を上げたエリは放置プレイでジラされたメス奴隷の本性を熱くして、タダシを盗み見しながら教卓に隠したチェック柄のミニスカに包まれた下半身を熱くしていた。

「昨日、大山先生となにかあったの?…」
何とか妄想を振り払って連絡事項を伝えたエリが、生徒たちを見渡して心配そうに聞くと、
「あいつ、エリ先生に告げ口したのかっ」
「泣きそうになって逃げたくせに」
「あんな変態筋肉バカ教師、あれでも生ぬるいよっ」
「そうだよ、あんなのやめさせようよ」
「そうよ、キモイよ、あんなヤツの授業受けたくないっ」
生徒たちが一斉に騒ぎ出した。

「まって、なにがあったの?」
ざわつく教室で次々に飛び出す生徒たちの不満にエリが不安そうにしていると、
「私、大山先生にハレンチなこと、されました…」
一番後ろの席で立ち上がった由里子が、ウルウルした目で訴えかけるようにエリを見つめた。

女子校生由貴 (231) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 19:43:48 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/646-e3b00479
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next