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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (228) ご対面

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女子校生由貴 (228) ご対面

混んだ車内で美女と美少女のカラダをまさぐっていたタダシだったが、由貴の父親の登場でスケベな気分をすっかりしぼませた。

浩太朗に気づいてから4人の間に微妙な緊張感が流れていた。保護者の目を気にしてオイタをやめたタダシに由貴とエリもしおらしくしていた。息苦しい緊張感に支配された時間を永遠のように長く感じていた3人は、降りる駅のアナウンスが流れてほっと息をついた。電車が止まってドアが開くと浩太朗が降りて、人波にもまれた3人も降りた。

「…、あ、お父さん、電車でちゃう」
気まずい雰囲気で乗り降りする人並みの中に立っていた4人だった。発車ベルがなって由貴が声をかけると
「次で、行くから…」
一流企業の部長にふさわしい威厳を保った浩太朗の声がした。卑怯なことが嫌いな浩太朗は、コソコソ隠れて娘を見張る行為にはじめから乗り気じゃなかったし、見つかってしまって娘の好きな少年と直接対決する覚悟を決めていた。

「おはようございます、由貴さんの担任の藤堂エリです…」
妙な緊張感が漂う中で、まずエリが口を開いてキレイにお辞儀した。
「え…、あ、おはようございます、いつも由貴がお世話になってます」
スクールガールっぽい衣装の風俗っぽい色気を漂わせる美人が、まさか由貴の担任だと思ってなかった浩太朗はさっきまでの威厳をなくして頭を下げた。

「いやあ、ずいぶんおきれいな先生ですね…」
エリの父親といってもおかしくない浩太朗が、美人教師にヤニ下がった笑顔を見せた。
「…、おとうさん、先生、イヤらしい目で見ないで」
父のうれしそうな顔を見とがめた由貴のツッコミに、浩太朗が照れ笑いを浮かべるとエリも楽しそうに笑って場の雰囲気が和んだ。タダシも浩太朗のスケベオヤジぶりに少し親近感を感じて、緊張した表情をゆるめていた。

「先ほどは、大丈夫でしたか…」
ほのかにセクシーな色気を漂わせる美人教師にスケベな下心をちらつかせる浩太朗が聞くと
「おとうさん、見てたの?…、だったら、助けてくれればよかったのに…」
不満そうにホッペをふくらませた由貴が、浩太朗をカワイイ顔でにらんだ。
「あ…、おとうさんも、そうしようとしたけど…、その前に学生が…」
不機嫌そうな由貴に浩太朗が言いよどんでいると
「お騒がせして、スイマセンでした…、たいしたことじゃないんです」
娘にやり込められるお父さんに助け船を出す気持ちでエリはキレイなお辞儀をした。浩太朗は豊かな胸が弾力を帯びてゆれるのを見ていた。
「おとうさん…」
由貴からジットリした目を向けられた浩太朗は、慌ててエリから目をそらした。

そうすると、この少年は先生を助けようとしたのか、…。
エリとタダシが禁断の関係にあるとは思いも寄らない浩太朗は、タダシに目を向けてあっさりやられたヘタレ少年の勇気を認めて少し見直していると
「あの、タダシです…」
見つめる浩太朗の視線がガマンしきれなくなったように、タダシは頭を下げた。
「あ、ああ…、由貴の父の浩太朗です、キミは、由貴と仲がいいのかな?…」
娘の好きな少年に若干身構えた浩太朗が、威厳を込めた口調で聞くと
「…、はい、由貴さんとは、仲良く、させてもらってます」
とぼけてもしょうがないので開き直って、しかしヘタレのタダシがドキマギしながら応えると
「そうか、こんど、ウチに遊びに来なさい…」
やはりちょっとエラそうな口調でタダシを家に誘った。

「ホント、いいのっ…」
浩太朗の言葉で親公認の仲になったような気がした由貴が、うれしそうに父を見上げていた。
「ああ…、お母さんも由貴の彼氏に、会いたいみたいだぞ」
由貴のうれしそうな顔に相好を崩した浩太朗が
「な…」
表情を引き締めてタダシを見た。
「はい…」
浩太朗の視線を威圧的に感じたタダシは、それから逃げるように頭を下げた。
「あ、おとうさん、電車来たよ…」
かしこまるタダシに気を遣って、由貴はちょうど来た電車に浩太朗を押し込んだ。
「じゃあ、気をつけてな…」
電車に乗った浩太朗はエリに未練があるのか美人教師をチラ見していたが、走り出した電車に連れて行かれた。

「ごめんなさい、ビックリさせちゃって…」
浩太朗を見送った由貴は、タダシに大げさに頭を下げた。勢いが付きすぎてやはりミニスカがまくれてお尻をパンチラしてのぞかせていた。
「いや…」
怖そうなお父さんがいなくなってくれてほっとしたタダシは、由貴の困ったような笑顔に曖昧に応えた。
「優しそうなお父さんね」
エリがまた助け船を出すと
「先生、ゴメンなさい、おとうさん、ホントはエッチじゃないんですけど…」
穏やかな笑みを浮かべるエリに、浩太朗のエッチな視線を思いだした由貴がまたまた恐縮して謝ると
「そんなこと無いわよ、おもしろいおとうさんじゃない…」
由貴をなだめるようにエリが優しく笑うと、タダシがジェラシーを込めたジットリした視線を向けた。エリはマゾ奴隷の血を熱くしてチェック柄のミニスカを押さえてモジモジしていた。

「遅れるわ、行きましょう…」
下半身にまとわりつくタダシの視線を意識しながら始業時間を気にしてエリが言うと、
「ああ…」
「あんっ…」
エリのお尻をパンと音がするほどタッチしたタダシは、さっさと改札に向かった。
「まって、ご主…、タダシ君」
慌ててついていく由貴がミニスカのスソを揺らしてパタパタ走っていくと、ご主人様のスパンキングで軽くイッてしまったエリは、女体を駆け巡る熱い波にもだえてしばらくその場に立ち尽くしていた。

女子校生由貴 (229) につづく
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