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女子校生由貴 (222) ご機嫌な朝

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女子校生由貴 (222) ご機嫌な朝

…、おとうさん、いないよね、…。
歯を磨いた由貴はノーパンノーブラのままロンTを着て、脱衣所から顔だけ出して浩太朗がいないことを確認すると2階に駆け上がった。
「あ…」
ロンTに隠れたノーパンのお尻を突き出してチェストをのぞき込んで、お花畑のような引き出しからパンティを選んでいた由貴は、タダシの望遠鏡のことを思いだして
ご主人様、見てるのかな、…。
タダシに見られてる気がして体がポカポカした由貴は、カワイイ下着を選んでニッコリ笑った。窓辺に立ってはにかんだように笑うとロンTを脱いで全裸になった。

えっへへ…、由貴、エッチかな…、でも、ご主人様に、見られるんだったら、恥ずかしくないし、…。
乳頭が付きだした胸を恥ずかしそうに隠した由貴は照れたように笑うとブラを付けた。
「あんっ…」
はあっ…、ご主人様、みてるのかなあ、…。
机に置いたケータイをチラ見した由貴は後ろでホックを止めたブラに大きめの乳房を押し込んで、色っぽい声を漏らしてあそこを熱くしていた。パンティライナーをはり付けたパンティをはいた由貴は、照れたようにカワイイポーズを取ると窓から離れてセーラー服美少女を着た。

「由貴、今日も遅くなるの?…」
朝ご飯の支度をしていた八重子は、学校に行く支度をして降りてきた由貴に不機嫌そうな声を漏らした。
あううっ、おかあさん、おこってる?…。
八重子の厳しい表情に浮かれた気分を吹き飛ばされた由貴は、ぎこちない笑顔でキッチンに入ると
「あの…、お弁当…」
申し訳なさそうにつぶやいた。
「はいはい、ちゃんと用意してますよ…」
八重子が視線を向けた先に、ごはんをつめた弁当箱がふたつあった。

「ありがと、おかあさん…」
自分で詰めたかったけど…、いいや、…。
まだ不機嫌そうな八重子にこわばった笑顔を見せた由貴は
「これ、いいよね…」
冷蔵庫からプチトマトを出して洗い始めた。
「いいわよ…、今日、早く帰れるの?…」
由貴と一緒に弁当を食べる男の子が気になってしょうがない八重子は、しかしそれを直接聞けずにいた。

「うん、たぶん…、でも、遅くなりそうだったら、連絡するし…」
はっきりしない自信なさそうな声で応える由貴に
「由貴ちゃん、高校に合格したからって、浮かれてちゃダメよ」
八重子のセリフはお小言になっていた。
「わかってるよお…、おとうさんは?…」
八重子の頭にツノが見え隠れするのに、お弁当に母の作ったおかずを詰める由貴は矛先を変えようと、姿の見えない浩太朗のことを聞いていた。
「…、もう、出掛けたわよ」
つかの間沈黙した八重子は、由貴から目をそらすようにして応えると
「由貴ちゃんも、早くごはん食べて、学校行きなさいね」
なんだか怒っていたような自分を恥じたのかぎこちない笑いを浮かべると、お茶碗にごはんをついで由貴の席に置いた。

「はあい、いただきます…」
おとうさん、どうしたんだろ?…、いつもはもっと遅いのに、…。
お弁当を詰め終わってカワイイナプキンでくるんだ由貴は、席についてごはんを食べ始めた。
「おとうさん、今日、何かあるの?…」
カワイイ口を一生懸命に動かしてごはんを食べる由貴は、何の気なしにいつもより早く出勤した父のことを聞いていた。
「…、ちょっとね…、アナタも早く食べて学校行きなさい」
言いよどんだ八重子はなんとかごまかすとさっきと同じことを言った。浩太朗が早く出掛けたのは由貴に言えない理由のためで、それを言えない八重子はぎこちない態度を見せていた。由貴の嘘の言えない性格は母親譲りだった。

「ごちそうさま、いってきます…」
八重子の態度を不審に感じた由貴だったが、深く考えることなく家を出た。
ご主人様に、逢える、…。
まだまだ寒い朝の春風を受けながら自転車をこぐ由貴は、タダシと逢えるうれしさで母のことなどすぐに忘れて、ウキウキしながらペダルをこいだ。
今、かけたら、おこられちゃうよね…、でも、ご主人様の声、聞きたいっ、…。
いつもの場所に着いた由貴はケータイを眺めながら、タダシの到着を待っていた。すぐに来るはずのタダシの声が聞きたくて、寄り目でケータイを見つめる由貴はウズウズしていたが、朝の忙しい時間に電話したらタダシが怒るのがわかっているので何とかガマンしていた。

あ、ご主人様、…。
タダシの家に続く道をご主人様の帰りを待つ忠犬のように見つめていた由貴は、不機嫌そうな少年が自転車をこいでこちらに向かってくるのを見て、うれしそうにカワイイ顔を輝かせた。
「…、おはようごさいます」
目の前で止まったタダシをウットリ見つめた由貴は、ぴょこんと頭を下げてカワイク挨拶するとタダシの命令を待ってミニスカのスソを押さえていた。

「ああ…」
コイツ、朝っぱらから、どうしてこんなに楽しそうなんだ、…。
昨日、由貴から『スキです』と天使のようなカワイイ声でささやかれたタダシは、あのあと悶々として寝られなかった。寝不足でしかも寝坊したタダシは由貴を待たせたくなくて、朝食抜きで何とかいつもの時間に間に合っていた。それを知ったら由貴は大喜びしただろうが、そんなコトを言えるタダシではなかった。
見てる、ご主人様…、由貴を、見てる、…。
タダシの無表情な視線にカワイイ笑顔を浮かべた由貴は、命令をされるのを待ってドキドキしながら幼い女体を熱くしていた。
そうだ、ご主人様、見てたのかな?…、何か、言われちゃうかな、…。
朝の着替えをタダシにのぞかれるのを半ば期待していた由貴だったが、それは由貴の一人芝居だった。しかしタダシが寝坊したことなど知らない由貴は、期待を込めた笑顔でタダシを見つめていた。

寝不足で余裕のないタダシは、由貴が期待するようなエッチな命令をすることなくまた自転車をこぎ出した。
「…、あんっ、まってえ…」
あ…、ご主人様のイジワル…、あっ、まってえっ、…。
由貴の期待は見事に外されてプチ放置プレイされた由貴は、不機嫌そうに自転車をこぎ出したタダシに慌てて自転車にまたがると恒例のパンチラをしてから、学生服の背中をうれしそうに見つめて追いかけた。

女子校生由貴 (223) につづく
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