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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (212) ケー番0479

裏ろま中男 作品リスト
女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (212) ケー番0479

「帰るぞ」
タダシは床に倒れた省吾をそのままにしてカラオケルームを出て行った。

「やん、まって、まだご褒美の続きが…」
カバンを手に取った由里子がタダシを追いかけると
「こいつ、どうすんの…」
床に倒れて口から泡を吹いた省吾をチラ見した優もそう言っただけで、後を追った。
「ううっ…、ゴメンネ」
介抱すべきか迷っていた由貴も、結局タダシを追ってカラオケを出て行った。ブラにジャンボ肉マンを詰めてプリティなピンクのフリフリパンティから息子をだらしなくさらした、変態にしか見えない女装の省吾だけが後ろ手に縛られたまま残された。

由貴が急いで降りていくとタダシが精算を済まして出ようとしているところだった。
「遅いぞ…」
由貴をチラ見してぼそっとつぶやいたタダシが
「ごめんなさあい」
由貴を待っていた気がして由貴はニコニコとついていった。そんな由貴を見て優も苦笑したが、由里子は途中だったご褒美の続きをして欲しくて、ノーパンのままのセーラー服に包まれた早熟な女体を妖しく揺らしながら、どうやったらタダシと二人きりになれるか考えていた。

「…あ、ソフトパンツ」
カラオケを出た由貴はケータイショップが目に入って、思わず口走っていた。
「ああ…」
怪訝そうに振り返ったタダシに
「そうか、由貴ちゃんケータイ買うって言ってたよね、じゃあ、私たち帰るから」
優が気を利かせて
「え、由里子まだ…」
嫌がる由里子を引っ張って駅に歩いていった。

「まだ一緒にいたかったのに…」
ムリヤリ引っ張って行かれた由里子が不満そうに優をにらんだが
「これからは、二人の時間だから、ジャマしちゃダメ」
強引にされたとはいえ、タダシとエッチなコトをしているところを由貴に見られてしまった負い目があった優は、自分も続きをして欲しかったが今日の所は潔く身を引いた。
「あ~あ、つまんない…」
甘ったれた声を漏らしてまだ不満そうな由里子に
「がまんしなよ、ソフトおごって上げるから」
優が困ったように笑うと
「しょうがないな、それで手を打って上げる」
あんまりワガママを言って嫌われたくないので、優のお誘いに乗って笑顔を返した。そこで優のケータイがなった。

… 悪いな、明日、かわいがってやるから …
「あの、バカ…」
タダシからのメールに優はうれしそうに笑った。
「…」
優に来たメールの内容は分からないが、由里子もおなじことを考えて
… あした、ちゃんとご褒美してもらうから、約束だよo(^▽^)o …
タダシ宛にメールを送っていた。

ありがと、優ちゃん、…。
由貴は気を利かせて先に帰ってくれた優に感謝してニコニコしていた。
「何、笑ってんだ…、ケータイ買うんだろ」
タダシがソフトパンツのショップに入っていくので、由貴も慌ててついていった。
「コレでいいだろ…」
タダシは由貴の希望などお構いなしに1世代前だが自分の欲しかった機種を選んでいた。
「あ、はい…」
ケータイの機能はよくわからないが、ブラック系の色がちょっと不満だった。
「コレください…」
番号札の番号が付いたカンターに座ったタダシはカタログでさっきの機種を示すと
「こちらはただいま在庫が、レッドとピンクゴールドになりますが…」
ホットパンツのおねえさんはタダシが指さすブラックが無いのを申し訳なさそうにしていた。
「あ、じゃあ、レッドとピンク見せてください」
由貴はブラックじゃなくてうれしそうだった。

「少々お待ちください…」
バックヤードに戻っていったおねえさんのホットパンツのお尻が揺れるのをタダシは眺めていたが
「よかったな、欲しい色があって」
由貴に話しかけた。実は色はどうでも良くてタダシはハーフXGAのタッチパネルで遊びたいだけだった。
「うんっ…」
由貴はうれしそうに応えた。すぐのおねえさんが戻ってきて由貴はレッドを選んだ。
「番号はこちらから選んで頂けます」
おねえさんは090と080で始まる番号のリストを由貴に見せた。
「あ、これがいいです」
由貴は末尾4桁0479を見つけてうれしそうだった。浩太朗に書いてもらった書類や学校確認書類になる生徒手帳を出して契約を済ませた。

「…ご主人様、番号教えてください」
電車に並んで座った由貴は、はにかみながらタダシのケー番を聞いた。
「ああ、…登録しとけ」
タダシはケータイを取り出すと由貴の番号にかけてワン切りした。タダシはまだ由貴がアドレス帳に何も登録してないので赤外線を使わなかったのだが、赤外線のやり方も知らないと思われるんじゃないかとよけいなことを考えていた。しかし由貴はそんなことは分からないのでタダシが番号を覚えていたコトがうれしくてニコニコしていたが、登録方法がわからないでいると
「貸せ…」
タダシがケータイを取り上げて登録した。
「ありがとうございます」
手際よく登録したタダシを尊敬の目で見ていると
「なんで0479なんだ…、04は0がただでタダシだろうけど…」
いつものご主人様口調ではなく、なんだか言いよどんでいた。
「えへへっ、7ってアンダーライン付けたら、カタカナのユに似てるでしょ…」
語呂合わせでケー番にこだわってたのをタダシも気にしていたことがうれしくて、由貴がニコニコ応えると
「ああ、0479でタダシ由貴な」
やっと納得したようにいつもの口調になった。タダシがなんだか照れているようで、由貴はうれしそうに含み笑いしてタダシに寄りかかっていた。

女子校生由貴 (213) につづく
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