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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (209) 由里子危機一髪

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女子校生由貴 (209) 由里子危機一髪

「…、日本の未来は♪…」
由里子がセーラー服のミニスカのスソを乱してノリノリで歌い踊るのを、凝視していた省吾は思いだしたように学生服を脱ぎだした。

はあはあ、もうすぐだ、…。
ネクラ少年はすぐに着ているモノを脱ぎ捨てると、由里子の歌が終わるのを行儀良く待っていた。
「理想の二人だわ(フーフー)♪…」
だからモテないのよ、…。
待ってないですぐに襲いかかれば由里子は抵抗のしようがないはずなのに、そんなこともできないヘタレだからモテ無いのだと、カワイイ笑顔を作った由里子はまぬけな全裸姿の少年をバカにしていた。
「アンタの笑顔は♪…」
ちゃんと、助けに来てよ、…。
全裸になって股間をそそり立たせるネクラ男のイヤらしい視線にさらされても、ノリノリで踊り続けた由里子だったが、2コーラス目が終わりそうになって少し不安になってきた。

「ラブ、マシーン♪…」
最後まで歌いきった由里子はドキドキしながらタダシの乱入を待っていた。
「じゃあ…、い、いいかな…」
頭の中で妄想が暴走した省吾はやっと美少女とヤレる感動で、はあはあと息を荒くしてか細い腕をぎゅっと握った。
「あ、うん…」
なにしてんの、ヤラれちゃうよお、…。
助けに来ないタダシに、由里子の顔から笑顔が消えていた。
「もう、がまんできないよお…」
ネクラ男がうつむきがちに向ける怨念がこもったような視線に、由里子は思わず後ずさりしていた。
「や、やさしく、す、するから…」
興奮した荒い吐息混じりににじり寄ってくる省吾に
「やだっ、もうダメッ、気持ち悪いのよっ」
ガマンが限界を超えて本音が出た由里子は省吾を突き飛ばして逃げようとした。

「なんだとお、ダマしたのか、このズベタッ」
突き飛ばされて頭を打った省吾は、痛みに激怒してキレるとドアにすがりつく由里子に抱きついて、ビンビンの息子をノーパンの股間に差し込んだ。
「やだっ、バカ、誰がおまえもみたいなヤツに…」
髪にかかる湿った息のおぞましさに身震いした由里子は手足をバタバタさせて暴れたが、体力では男子に全くかなわないので、ムリヤリ足を広げられてあそこに熱く高ぶった息子を押しつけられた。

「やめてっ、カワイイそう…」
ケータイから由里子の悲鳴が聞こえるのをニヤニヤして聞くタダシに助けに行く気配がないので、ガマンしきれなくなった由貴が飛び込んだ。
「由貴ちゃん…、助けてっ」
由貴の声に半ベソをかいた由里子が顔を上げた。幼児のような声でする悲鳴が由貴を悲しくさせた。
「やめて…、きゃんっ」
由貴は省吾に体当たりしたが、軽くかわされてソファに倒れ込んでパンチラしただけだった。
「…なんだ、おまえ」
乱入してきた由貴のパンチラを眺めてバカにした口調の省吾は
「おまえ、調子乗りすぎ、だっ…」
優に拾い上げたマイクでぶん殴られて、ハウリングするスピーカーの音ともにその場に倒れた。

「ヒドイじゃない、なんで助けてくれないの…」
最後に入ってきたタダシに由里子が抱きついて泣き出した。
「そうだよ、タダシ君、ひどいよ…」
ぶるぶる震えてタダシにすがる由里子がかわいそうで由貴はもらい泣きしてにらんでいた。
「いいだろ、ヤラれなかったんだから」
泣きじゃくる由里子のお尻をまさぐるタダシは、反抗的な奴隷に無表情に答えた。
「…それで、これ、どうするの?」
ラブスナイパーとしての本性を見て由里子がどうなろうと関心のない優は、床に転がる省吾の裸体を足でこづいていた。

「ああっ、目を覚ます前に縛っとけ…」
「縛るモンないよ…」
「そいつが脱いだシャツでもなんでもいいだろ」
「ああ、そうか…」
優はタダシに言われるままシャツで縛り上げようとしたが、
「縛る前に由貴、ブラ外せ…」
「ううっ…、あ、ああんっ…」
「はえっ、ぶらじゃあ?…」
抱きつく由里子のミニスカに手を入れてノーパンのあそこをまさぐり始めたタダシに、急に話をふられた由貴は素っ頓狂な声を出したが
「早くしろ…」
「はひっ…」
怒鳴られて慌ててセーラー服の上衣を脱いでシャツを脱ぐと、恥ずかしそうにブラを外した。

「それつけてやれ…」
「ひえっ、ふあい…、あの、とまりません…」
両手で胸を隠して恥ずかしそうな由貴はイヤイヤさっきまで付けていたブラを省吾の腕に通した。胸囲が違いすぎるのでホックは留められそうになかった。あふれそうな胸を腕で隠して困ったようにタダシを見ると
「輪ゴムでも何でもいいだろ…」
面倒くさそうにタダシが怒鳴った。
「はひいっ…」
慌てて髪留めのゴムを出して、何とか後ろを止めると急いでシャツを着た。

「…あと、コイツもはかせてやれ」
さっき優からはぎ取ったフリフリパンティをセーラー服から頭を出した優に放った。
「あ、それ私の…」
省吾を後ろ手に縛っていた優がそれを見とがめると
「これ、返してやるよ」
タダシは昼間優から取ったパンティを放り投げた。受け取った優はすぐにそれを足に通すと安心したようにため息を漏らした。
「ひいい、気持ち悪いよお…」
省吾の足にフリフリパンティを通した由貴はまだ固くなった息子を見ないように顔を反らして股間に引き上げた。

「起きろっ、省吾っ」
ブラとパンティを付けて変態にしか見えない省吾をタダシが思いっきり蹴飛ばすと
「げうっ…」
こもった悲鳴を上げた省吾は床にしばらくのたうっていたが、涙がにじんだ目でタダシを見上げた。

女子校生由貴 (210) につづく
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