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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (203) 由里子

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (203) 由里子

「オマエら、ちゃんと、やれよ」
いまいましそうにボールを投げ返した大山は、
「…じゃあ、柔軟が終わったら、マット運動するぞ、チャッチャとやれっ」
拳を両脇に押しつけて胸を張ったエラそうなポーズで股間のモッコリを誇示するように、横柄に怒鳴った。

当番の号令で女生徒たちはラジオ体操を始めた。結局優と由貴が前に出てやったのは大山の気まぐれで個人的な趣味だった。

「…、ほら、ちゃんと足のばして、くるっと回るんだっ」
マットの上で側転をさせる大山は、うまく回れない女子を指導するフリしてのナマ足を汗ばんだ手でつかんでその感触を楽しみながら、股間のモッコリを際だたせていた。
「あの子、かわいそう」
運動が割と得意な優は大山の餌食になることはなかったが、ウンチのメガネっ娘が大山の犠牲になるのを気の毒そうに見ていた。

吉多香由里子は舌足らずな甘ったれたしゃべり方とアニメ声で、入学早々からロリコン趣味の男子からひそかに注目される存在で割と勉強はできる方だが、運動はまるきりダメだった。側転しようとして両手をたよりなく挙げてその手をマットにつくのと、しりもちをつくのがほぼ同時だった。

「…この体勢をちゃんと憶えろっ」
足を持ちあげた大山は広げた手の先に由里子の体をぶら下げていた。両足を大きく広げた大山はニンマリしてシワの寄ったブルマの股間をのぞき込んでいた。
「はあ、はい…」
ブルブルと震えるか細い両腕の間で長い髪をほうきのように揺らして、メガネが額にずれた由里子は拷問のような大山の仕打ちに何とか耐えていた。
「じゃあ、やってみろ…」
変態体育教師の辱めから開放された由里子は、
「えい、きゃんっ」
気合いを入れて側転に挑戦したが結果は同じだった。

「おまえ、全然分かってないぞ…」
マットに上に内マタにしりもちをついて泣きそうな由里子に、大山がまた襲いかかった。
「この体勢だ、分かるかっ」
バックドロップの体勢で由里子を軽々持ちあげた大山は由里子の顔に股間をすりつけながら、ブルマの股間に顔を埋めて荒い鼻息を吹きかけていた。
「せんせ、いやっ、苦しい、やめて…」
顔に押しつけられる醜悪なふくらみに由里子は舌足らずに悲鳴を上げてとうとう泣き出したが、
「…おまえのようなヤツは体で覚えろっ」
興奮して腰を振り由里子の顔にモッコリをすりつける大山はブルマの股間を口に含んで、チュウチュウと吸い出した。

「やめろ、この変態教師っ」
由貴の隣に座っていた優が急に立ち上がって、大山の背中に跳び蹴りを食らわした。
「…、青井か、教師に跳び蹴りをするとは、いい根性だな」
振り返って泣きじゃくる逆さ吊りの由里子を放り出した大山は、おまえごときのキック、痛くもかゆくもないと言いたげな笑いを浮かべて、興奮した鼻息を鳴らしながら優に迫ってきた。
「そうよ、変態教師、気持ち悪いのよ」
「死んじゃえ、筋肉バカ」
「変な声で怒鳴るな」
「股間隠せ、露出狂…」
優の危機に女子が一斉に騒ぎ出した。

「なんだと、オマエら、でっ、えっ、いて、やめろ、あっ」
騒ぎを見たタダシがまたボールを投げつけると、他の男子も女子の騒ぎに注目していて、かごからボールを取ってめいめいに投げつけた。江崎も一緒になってボールを投げつけた。
「やめんか、バカモノ…、これで済むと思うなよっ」
間断なく降り注ぐバスケットボールの標的になった大山は、捨て台詞を残してほうほうの体で体育館を逃げ出した。

みっともなく逃げ出した大山に男女から歓声が上がった。
「ざまあみろっ、気持ち悪いんだよ、いつもエラそうに先輩面しやがってっ」
大山の姿が見えなくなると江崎の雄叫びが体育館に響いた。
「…あ、いや、じゃあ、男女合同でバスケ、やるか」
急に静かになった生徒たちに笑い混じりのジットリした目を向けられて、照れ笑いを浮かべた江崎の指示で体育館全面を使った男女混合バスケットが始まった。

「大丈夫?…」
マットの上で泣いていたメガネッ娘の由里子をいたわるように由貴が寄り添って声をかけた。
「由貴ちゃん、ありがとう…」
涙に濡れた顔を上げたメガネッ娘は舌足らずな調子でカワイイ笑顔を見せた。
「…あんな、変態のいいなりになっちゃだめだよ」
コートの外に座った二人の横に優が来ると
「優ちゃん、助けてくれて、ありがと…」
由里子はメガネの奥のウルウルした目で、正義のヒロインを迎えた。

「あ、タダシ君、ありがと…」
由里子はバスケットに参加しないでブラブラしていたタダシを見つけると、甘ったれた声をかけた。
…、なんで、由里子ちゃん?…。
由貴はなんで由里子が声をかけるのが分からなかったが、
「だって、最初にボール投げてくれたでしょ、由貴ちゃんたちが前に出されたときだって…」
無表情に視線を向けるタダシにはにかむようにうつむいた由里子が照れたようにつぶやいた。
「あ、あれ、タダシ君だったの…」
二度もタダシに助けられたことになる優が意外そうにタダシを見た。

ええ~、由里子ちゃんも、ご主人様がスキなの?…。
由里子がタダシに恋する乙女のまなざしを向けるのを見て、由貴は新たなライバルの出現を感じたが、優のタダシを見る目が変わったことには気づいてなかった。

女子校生由貴 (204) につづく
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