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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (202) 5時間目体育

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (202) 5時間目体育

教室に戻ったタダシは5時間目の体育の準備に隣の組に移動した。

隣の1組に移動するとすでに体操服に着替えた省吾が、タダシにフンと鼻息が聞こえて来そうな笑いを浮かべると外に出て行った。
憶えとけよ、そうやって余裕カマしてられるのも、今のウチだ、…。
憎々しげに陰気そうな猫背を見送ったタダシは急いで体操服に着替えた。

「あ、体育だ…」
教室に戻る途中で次の授業が体育だと気づいた由貴は、生理だったのでどうしようか迷っていると
「由貴ちゃん、パンツの替え、ある?…」
タダシにパンティを取られたままの優がひそひそ声ですがりついてきた。
「…あ、ゴメン…、もう、ないの…」
朝、履き替えたせいで替えのパンティが無くなっていた。

「そうか、いいよ、ブルマはけば…」
当てが外れたが由貴に気を遣って優はカラカラと笑った。
「ゴメンネ…」
戦前からの進学校のH高校は未だに女子の体操服はブルマだった。しかもなぜかハイレグデザインの赤ブルマは色の濃いパンティと見分けが付かないぐらいだった。
「でも優ちゃん、次の時間体育、だよ…」
申し訳なさそうな由貴が、次が体育だと告げると
「え…、ああっ、大丈夫、ノーパンでやるワケじゃないし…」
次が体育だとすっかり忘れていた優は内心焦ったが、しかし平気なフリをした。

「売店に、買いに行く?…」
平気なフリをする優に由貴が気の毒そうに声をかけると
「大丈夫だって…、いこっ」
売店に行ってたら5時間目に遅れて由貴に迷惑をかけると思った優は、カラ元気で走り出した。
「まって、優ちゃん、見えちゃう…」
ミニスカからノーパンのお尻が見えそうになって、由貴が慌てて追いかけて来た。あせって走ったせいで天然の由貴は、自身がミニスカのスソを乱してパンチラしていたことに気づいてなかった。

「大丈夫?…」
教室に帰った由貴は、ミニスカをはいたままブルマーをズリ上げる優を見ていた。
「大丈夫、由貴ちゃんも、早く着替えなよ」
平気なフリをしてそう言った優はハイレグブルマを引き上げすぎて
「ひっ」
ノーパンの股間に食い込ませて悲鳴上げた。
「ホントに、大丈夫?…」
さっきまでタダシにイジられ続けた部分にブルマを食い込ませた優は、ミニスカに入れた手で股間を押さえてうずくまった。由貴が心配そうに見ていた。

「…、ダイジョーブイ…、優ちゃん、早く着替えなよ」
目に涙を溜めてムリヤリ笑顔を作った優が二本指を伸ばしていた。
「うん…」
生理で体育は休もうか迷っていた由貴だが、体調も悪くないので授業に出ることにして着替え始めた。

「オマエら、遅いぞっ」
5時間目の開始に間に合わなかった優と由貴は、体育館に入ると大山の怒鳴り声に迎えられた。
「スイマセン…」
由貴が謝って申し訳なさそうに体育座りしたクラスメイトたちの横に座ると、優が寄り添うように座って
「ホント、やなヤツ…、だから40過ぎても、結婚できないんだよ」
由貴の耳にささやいた。

体育教師の大山は今年20年目になるベテラン教師だが未婚だった。エリにしつこく付きまとっているらしいが、エリは相手にしてないらしい。

エリどころか生徒からも嫌われていて、何かというと牛がひねり殺されるような声で怒鳴るので筋肉ミートチョッパーとか壊れた筋肉楽器と陰で言われてるらしい。本人はマッチョなボディが自慢のようで、ボディビルのような暑苦しいポーズを自慢気に見せるのも嫌われていた。筋肉張った体にピッタリしたジャージを愛用して股間をモッコリさせているのも、女生徒から嫌がられていた。

体育の授業は今日が初めてだったが、優は先輩から仕入れたウワサを事細かに由貴に説明した。

「そこっ、遅れてきて、いつまでもクッチャベってるんじゃない」
ひそひそ話をする優に大山のデカイ声が鳴り響いた。
「スイマセン…」
不満そうに謝った優に
「オマエら、罰だ、前に出て、みんなの見本やれっ」
大山は由貴のふくらんだ体操服の胸に好色そうな目を向けて手招きした。

「えいっ…」
背中合わせで腕を組んだ由貴と優は、お互いの体を背中で持ちあげて柔軟をやらされた。
「ほらっ、そこでガマンしろ、もっとだ…」
前屈みになった由貴の背中に引き上げられて背筋をそらした優の、ハイレグブルマの食い込んだ股間のスジを凝視した大山は、モッコリを際だたせて興奮した声を上げていた。
変態筋肉教師…、死ねばいいのに、…。
口の中でエロ体育教師に怨嗟の言葉つぶやいた優は、大山の視線を意識してなんとか足を閉じようとしたが
「…、バカッ、しっかり足を広げろっ」
大山は足首をつかんで優の足を広げて、ブルマの食い込んだ股間をのぞき込んだ。

「でっ…、誰だっ」
そこへ反対側でバスケットをしていた男子の方からボールが飛んできて大山の後頭部に命中した。イヤらしいコトを強制する変態教師を苦々しく見ていた女生徒たちは、大喜びでどっと笑った。
「せんせい、スイマセ?ン」
見事変態教師に命中したボールに男子もニヤニヤして笑っていた。男子担当の体育教師江崎も気づかないフリをしていたが、日頃から体育会系のノリで先輩風を吹かせる大山に、心の中でザマアミロと舌を出していた。

投げた本人のタダシは由貴をチラ見したあと知らん顔していた。
ご主人様、優しい、…。
優を背中からおろした由貴はその視線でタダシの仕業だと分かって、ウットリしてコートでタダシがやる気なさそうに走る姿を見ていた。
「脳みそ、筋肉だから、平気なのよ…」
ボールが当たっても平気な大山に優が冷笑しながらささやいた。

女子校生由貴 (203) につづく
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