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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (195) 由貴と優とエリ

裏ろま中男 作品リスト
女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (195) 由貴と優とエリ

エリと別れたタダシはクラスメイトに見られないように、いつものように由貴から離れて歩いていた。

あうう…、ご主人様、足、早いよ、…。
一緒にいるところを見られたくないタダシの気持ちは知っているが、由貴はやっとエリと別れて二人きりになれたので、まだ一緒にいたくて先を歩くタダシに追いつこうと一生懸命歩いていた。
あひっ、ご主人様あっ、…。
突然振り返ったタダシにビックリしてすぐにウットリ笑った由貴だったが、不機嫌そうな顔を見せたタダシはさっきより歩調を早めて学校に向かう坂をずんずん進んでいった。
…、あ、やん、行かないでえ、…。
冷たい視線にマゾ気質を刺激されてあそこを熱くした由貴は、ジーンと震える女体を自分で抱きしめてぼうっとしていたが、どんどん小さくなるタダシに慌てて走り出した。

はあ、はあ、と息を切らしてタダシにやっと追いついたのは下駄箱だった。
「やんっ、ころんじゃったあっ、あ、ゴメンネ、タダシ君…」
靴を履き替えるタダシにわざとぶつかった由貴は、ミニスカのスソを乱してパンチラするのもかまわずに、タダシに抱きついてセーラー服の胸を押しつけるとカワイク笑った。
「…(後でお仕置きしてやる)」
近くで同じように靴を履き替えるクラスメイトの目を気にして、ミエミエの由貴の魂胆にタダシは小さな声でささやくとさっさと教室に向かった。ただその前にタダシは周りからわからないようにしっかりミニスカに手を入れてあそこをイジッていた。

「由貴ちゃん、おはよっ」
あそこに残ったタダシの指の感触に股間を押さえた由貴がモジモジしていると、背中に優の声がした。
「…、あ、優ちゃん、おはよっ」
ビクッとして慌てて股間から手を離した由貴は、振り返ってニコニコ笑う優に挨拶した。
「(朝から、大胆だねえ…)」
由貴に並んで靴を履き替える優が、ニタリという擬音がぴったりの笑顔でささやくと
「やだ、見てたの…、優ちゃんのエッチ…」
靴を脱ごうとしてしゃがんだミニスカからお尻が見えそうな由貴は、恥ずかしそうに優の顔を見た。
「(ラブラブですなあ…)」
オヤジのような笑い顔のまま、優はリンゴのように赤くなった由貴のほっぺをプニュプニュしていた。

少年少女たちが青春している時、エリは卑劣な少年に穢されて崩れ落ちそうな気持ちをなんとか保っていた。
「はあっ…」
また泣き出しそうに落ち込んだ気持ちを何とか奮い立たせたエリは、ズリ上げられたタイトスカートを下げて、屈辱に貶められた路地を抜け出した。

駅の裏通りに出たエリの屈辱はだんだん怒りに変わっていた。あるいはそう考えないとまたエリは泣き出してその場に崩れ落ちてしまったのかもしれない。そして中途半端に煽られたメスの本性がその怒りをどす黒く焦がしていた。
誰だっけ?…。
卑怯な暴漢は自分の生徒に間違いなかった。陰気で小ずるそうな顔は忘れようもないがどうしても名前が思い出せなかった。怒りに囚われたエリはノーパンなのを忘れてコンビニの前を素通りすると、学校の前の上り坂をズンズン歩いていった。

絶対、許さない、…。
本来優しい気持ちの持ち主であるエリの中で、卑怯な振る舞いで自分を穢した少年は絶対の悪になって、徹底的な攻撃対象になっていた。通り過ぎるエリに挨拶しようとした生徒は、普段見せない厳しい表情に怖じ気づいて黙って見送った。

何とか遅刻せずに職員室についたエリはまだ怒りが納まらず、不穏な空気を感じた周りの先生たちを緊張させていた。
省吾!…。
生徒の名簿を眺めていたエリは、少年の名前を見つけて思わず口に出しそうになった。
ちゃんと、指導しなきゃ、…。
怒りに駆られた自分を意識したエリは、先生らしい態度で省吾の生活指導をしようと心に決めた。

「やあん、イジワルう…」
きゃあきゃあと黄色い声を上げてじゃれつきながら由貴と優は教室に向かっていた。
「ごめん、ちょっと…」
トイレの前で由貴が優をチラ見した。
「(ダンナに、してもらえよ、一人でなんてはしたないぞお…)」
オヤジっぽい笑いでニンマリした優に
「ちがうよっ、優ちゃんのオヤジッ」
半ば図星を指された由貴は恥ずかしそうにトイレに駆け込んだ。由貴はタダシにまさぐられて濡らしたパンティを履き替えたかった。

一人で教室に入った優は、タダシの斜め前になる自分の席に座った。
え、やだっ、…。
ふいに昨日の昼休みにタダシからイヤらしいコトをされて、そのあと上級生の手管でまだ未開発の女体を翻弄された記憶が蘇った優は、ミニスカを太ももの間に押し込んで熱くなったあそこを押さえると机に突っ伏した。
見てる?…、恥ずかしいっ、…。
顔だけ横に向けて斜め後ろを盗み見した優はタダシの視線を感じて、エッチな気分を見透かされている気がして逃げるように顔を反らして額を机に押しつけると、ふくらみかけの胸をドキドキさせながら、パンティに触れた手を挟んだ太ももにぎゅっと力を入れていた。

女子校生由貴 (196) につづく
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