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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (192) エリの災難

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女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (192) エリの災難

ああ、いや、ああん、…。
満員電車の中でタイトスカートをズリ上げて自らを慰めるエリは、後ろからお尻をまさぐる手に気づいてなかった。

ナイスバディを妖しく揺らして色っぽい吐息を漏らす美人に劣情を催した中年男は、最初はおそるおそるお尻に手を伸ばしてその柔らかい感触に満足していたが、お尻を触られていることさえ気づいていないエリに、調子に乗ってまくり上がったタイトスカートをさらにズリ上げて、純白パンティに直接触れていた。

え、あ、あんっ、もっと、…。
みずからパンティに手を入れて感じる突起を弄っていたエリは、やっとお尻をまさぐられているコトに気づいたが、タダシが触っているモノと思い込んで好きにさせていた。むしろ触られることがうれしくて手の動きに合わせて妖しくお尻を振っていた。
「いっ、あ…」
痛い…、え、誰?…、痴漢?…。
本物のタダシに乳房の先端をつままれてかすかに声を漏らしたエリは、やっとお尻を這い回る手がタダシじゃないことに気づいて、誰だか分からない男に体をまさぐられる恐怖で身を固くしたが同時に
…、「オッサン、エリ見て、昂奮してるぞ」、…。
タダシの言葉が頭に浮かんだ。
やだ、恥ずかしい、…。
意識を支配していたピンクのモヤが消し飛んで我に返ると、エリは痴態を公衆の面前でさらす恥ずかしさを意識して、わずかにお漏らししてパンティに大きなシミを作っていた。

エリの心境の変化に気づかないオッサンは、脂ぎったスケベな笑いを浮かべながら肉感的な美人教師の下半身を弄んでいた。
助けて、…。
タダシに救いを求めたエリは不安げな視線を、由貴を見おろすタダシに向けた。魅惑的な肉体に理性が消し飛んで劣情に駆られた痴漢のオッサンは、お尻のワレメに沿って手をしのばせると大事な部分に指を押しつけていた。
お願い、こっち見て、…。
エリのことなど忘れたように由貴に意識を向けるタダシの背中をゆすると、怪訝そうな顔がエリを見た。

「(たすけて、痴漢…)」
エリはすがるような目で見つめると、声にならない声で助けを求めた。エリの泣き出しそうな顔と後ろで鼻息を荒くするオッサンを交互に眺めたタダシは
「何で続けない、オッサン、手伝ってくれるんだろ」
エリにだけ聞こえるようにつぶやいて、命令を遂行しない奴隷を冷たく叱りつけた。オッサンは二人のやりとりなど知らん顔で美人教師の股間に執着して、粘っこい指使いで純白のパンティにできたスジをコスり続けた。
「え…」
どうして、…。
きっとタダシが助けてくれると信じていたエリは優しさのカケラもない言葉に絶句した。タダシを見つめる目にみるみる涙が溜まって、コロコロと涙がこぼれ落ちた。

…、面倒くせえな、…。
涙の止まらない目でじっと見つめるエリに小さくため息をついたタダシは、乳房を弄んでいた手を下ろすとお尻に回した。ワレメの奥をまさぐる手とぶつかって脂っこい視線がタダシを見た。
こいつ…、よわっちい、…。
オッサンが強気に出たら元来ヘタレのタダシは引き下がるしか無かったが、オッサンのオドオドした視線に強気になると手首をつかんでいた。
また、むしってやれ、…。
手首をつかまれたオッサンは明らかに狼狽していた。リーマンから50万をむしり取って経験値の上がっていたタダシは、当然のようにこのオッサンからも金を取ろうとたくらんだ。空いた手でケータイを出すとエリのお尻のあたりで何度も写メを取った。

そうしているウチに電車は次の駅に止まって、タダシはオッサンの手をつかんだまま電車を降りた。何が起こっているのか分からない由貴は、なんだか不穏な空気を感じて不安そうな表情でタダシの後について電車を降りた。最後に涙で顔を濡らしたままのエリがタイトスカートをズリおろすと人波をかき分けて電車を降りた。

「オッサン、オレのネエちゃんのケツ、触ってただろ…」
引きずりおろされたオッサンはタダシの冷たい視線から逃げるように、ホームのハシでうなだれていた。
…、ネエちゃん?…。
事情が飲み込めてない由貴はエリをネエちゃんと呼ぶタダシを不思議そうに眺めていたが、リーマンに痴漢された経験から、泣き顔のエリがこのオジサンに痴漢されたことは見当がついた。
「警察、いこう…」
黙ってうつむくだけのオッサンにイライラしたタダシがキレ気味につぶやくと
「それだけは、勘弁してくれ」
顔を上げたオッサンのすがるような目が見つめた。まだ涙の止まらないエリは少女のようにオドオドしてタダシの後ろに隠れていた。

…、気持ちワリイ、…。
オッサンの濁った目に見つめられたタダシは不機嫌になると
「じゃあ、いくら出すんだ…」
投げやりに言った。言った後で由貴が痴漢された時はあんなに怖かったのに、経験は人をこんなにも変えるのだとタダシ自身が驚いていた。
「これで勘弁してくれ…」
財布から諭吉を一枚出すのをつまらなさそうに見たタダシは
「…桁が違う」
冷たく言うと
「そこのコンビニでおろしてこい、5分以内に帰ってこないとケーサツだからな」
オッサンのカバンを取り上げてすごんだ。タダシの落ち着いた様子にすっかり震え上がったオッサンは、逃げるように駅を出てコンビニに走り込んだ。

女子校生由貴 (193) につづく
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