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女子校生由貴 (59) 帰り道

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女子校生由貴 (59) 帰り道

ふたりは帰りの電車に乗っていた。

帰りのラッシュ時間は過ぎたようで電車は思ったよりも空いていた。ちょうど降りる客がいたので、タダシと由貴は並んで座っていた。

由貴のキャミワンピは座っても、太ももをほとんど見せてしまうほどの丈しかないので、由貴は変なパンティを穿いている股間をのぞかれないように、カバンと荷物をひざに乗せて隠していた。

チョット油断すると、足の間から股間の隙間をのぞかれそうで、由貴は懸命にヒザをあわせていた。

しかし今の由貴にとって見られる心配よりも、座ったことでパールの玉が股間に食い込んでいることが問題だった。あそこに完全に埋没した玉やおしりのアナに食い込む玉が、由貴を官能の刺激で淫靡な気分に誘っていた。そこへ電車が機械的に振動を与えるのに由貴の意識はピンク色の染まっていた。

タダシは横に座る由貴の状態を想像してイヤラシイ妄想をふくらませていた。わざわざ学校の帰りに買いに行った甲斐があったと満足だった。

エッチな欲望に溺れて、ついイヤラシイ声が出そうになるのを由貴は必死にガマンしていた。タダシはそんな由貴を横目で見ながら、密かに淫靡な笑いを浮かべていた。




電車はやっと降りる駅に到着した。ここにたどり着くまでの間、由貴は快感地獄で拷問を受けている気分だった。やっと降りる駅に到着してほっとした。

「…ご主人様」
電車を降りた由貴がタダシに声をかえた。
「…」
まだまわりに人がいたのでご主人様と呼ばれることに抵抗があったが、しばらく待って人けがなくなると
「…なんだ」
と横柄に応えた。

「…着替えても、よろしいですか」
もう家には母が帰って食事の支度をすませている頃だ。この格好で家に帰ったら、母にきっと何か言われる。
「…」
タダシにもこのまま帰ることは出来ないのはわかっている。あらためて由貴の姿を眺めた。いつものセーラー服とは違ったそそられる美少女の姿だった。その姿を見られなくなるのは名残惜しかった。

「…写真、撮ってやる」
唐突にタダシは言った。
「…、うん」
由貴はタダシの気持ちが何となく伝わってきて、チョットうれしかった。

駅のホームでは味気ないが贅沢は言えないので、由貴を立たせるとタダシはケータイの写メで何枚かキャミワンピ姿の由貴を撮った。

「着替えてこい」
ケータイで由貴の姿を確認しながら素っ気なく言った。
「…はい」
由貴は股間を刺激しないように慎重に駅のトイレに向かった。

「はあ~」
トイレの個室で由貴を苦しめた数珠パンティを脱ぐと、由貴はやっと息をつくことが出来た。
「…へへっ」
急いでキャミを脱いで全裸になるとネックレスにぶら下がったリングを手にとって、由貴はうれしそうにニヤけた。すぐに悪寒を感じて急いでセーラー服を着た。ネックレスは着けたままだ。

…お洗濯、できるかなあ?…。
キャミはきれいにたたんだがその前に確認するとやっぱりおしりの部分にイヤラしいおツユをつけていた。はじめてタダシに買ってもらったプレゼントはいつまでもキレイにして持っていたかった。
「…」
やっぱりノーパンだと股間がすーすーする。
無いより、マシだね、…。
タダシが今日買ったパンティをはいた。一番おとなしめのデザインだったが穴あきだった。

「おまたせ、しましたあ」
いつものセーラー服姿の由貴がトイレから現れるとその前で待っていたタダシは
「…遅い」
と横柄に言った。
「…ごめんなさあい」
由貴はニコニコしながら、タダシの腕に手を組んでいた。

「…」
腕に押しつけられる柔らかい胸にタダシはチョット照れたようだったが、黙って歩きだした。

女子校生由貴 (60) につづく
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