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== 24のひとみ先生 ==

24のひとみ先生 (15) 飛び降り

裏ろま中男 作品リスト
24のひとみ先生 目次

24のひとみ先生 (15) 飛び降り

飛び降りしようとする奥田とひとみは屋上にいた。

「…オレは、早漏なんかじゃない」
ひとみに早漏と言われた奥田はあれ以来自信を無くしていた。
「事実じゃないですか」
無表情で応えるひとみに、
「だから、あれはひとみ先生のカラダがエロすぎるから…」
奥田はしおれて今にも飛び降りそうになっていた。
「それも事実ですが、奥田君はもう高校生なんですから、なんでも人のせいにしてはいけませんよ」
「…、せんせいは、ボクを止めたいんじゃ、ないんですか?」
ひとみの投げやりな態度に奥田はだんだん腹が立ってきた。
「それに、前に一度飛び降りてるじゃないですか」
ニッコリと笑うひとみに
「あれは、…飛び降りたんじゃなくて、落ちたんです…」
過去の情けない記憶を呼び覚まされて、奥田は半べそになっていた。

そこへメガネ美少女の平田が、セーラー服のミニスカが風にはためいてパンチラするのもかまわずに、こっそりとひとみの後ろに忍び寄っていた。ひとみに気づかれないように手を伸ばすと、首筋のほくろを触っていた。
「奥田!、男なら一度口にしたことは、必ず実行しなさいね」
ひとみは毅然として奥田の顔を見つめた。
「…それって、飛び降りろってこと?」
奥田はひとみの真意を測りかねていた。平田もひとみがケモノのように発情して恥ずかしい姿をさらすと思っていたが、あてがはずれて不思議がっていた。

「奥田君は、早漏ですし、粘着質で女の子にモテるとはとても思えません、ここで人生の幕引きをするのも、潔い人生としてみんなの記憶に残るはずです」
ニッコリ笑って飛び降りをそそのかすひとみに
「先生が、そんなこと言って、いいんですか」
横で聞いていた平田が思わずツッコミを入れていた。
「…、あら、あなたも、自殺見物ですか」
「え~」
「え~、…、あっ、危ないっ」
奥田と平田は呆れて反っくり返ったが、それで奥田は危うく屋上から落ちそうになっていた。
「惜しいっ」
「…先生っ」
ひとみの声に平田は責めるような目でにらんだ。
「ウソです」
ひとみはなにか思い出したように、あらぬ方向を見ていた。

「先生、どうしたんですか?」
奥田のことなど眼中にないようなひとみに、平田は声をかけていた。
「なんだか久しぶりにウソを言ったような気がします、こんなコトではいけませんね、もっとウソをつかなくては」
「なにを心配してるんですか、ていうか、ウソなんて言わないでください」
すっかりかやの外になった奥田はふたりのやりとりをぼんやりと聞いていた。
「あっ、そうか、平田さん、奥田君を止めに来たんですね」
「…、そうですよっ、…、この状況で、…それ以外に何があるんですか」
日頃ひとみにやられてばかりで今日こそは一矢報いてやろうと、目論んでいた平田はやや口ごもっていた。
「平田さんは奥田君のテクに、さんざんイカされてましたからね」
ひとみはニッコリ笑って平田を見つめた。
「やだっ、なんてことを言うんですか、そんなんじゃありません」
以前奥田にさんざんイカされた恥ずかしい記憶に、平田はメガネが曇るほど顔を赤くして恥じらった。

「…奥田君、良かったですね、平田さんはあなたのテクにメロメロです」
「平田、そうなのか」
屋上のハシにいた奥田が股間をふくらませて、平田ににじり寄ってきた。
「やだっ、ウソよっ、先生いつもみたいにウソって、言って」
「…、どうでしょう」
ひとみはうれしそうにニコニコしていた。
「平田、ありがとう」
奥田は平田に抱きつくとセーラー服のヒダスカートをめくり上げて、パンティの上から股間をまさぐりはじめた。
「やだっ、やめてえ、先生助けてっ」
カワイイ顔に怯えた表情を浮かべて平田は奥田の毒牙から逃ようとしたが、粘着質男に翻弄されて次第に股間を湿らせていた。

「…ああっ、やだっ、だめっ、ああん」
パンティに大きなシミを作った平田は、奥田に押し倒されてパンティをはぎ取られると、ひとみに罵られて積もり積もった鬱屈なみにふくれあがった息子をぶち込まれていた。
「平田、ああっ、気持ちいいよ」
ヌレヌレのあそこに粘着質な奥田の猛り狂った息子を何度も突っ込まれて、永遠に続くような快楽地獄でヘトヘトになるまで責められた平田は、カワイイ顔を淫乱な表情で乱して何度もイカされていた。屋上で恥ずかしい姿をさらすことになったメガネ美少女は1時間近く奥田の欲望のはけ口になっていた。
…ああ、もうっ、いくう、いっちゃうっ、ううっ…、でも、なんで…。
淫乱な欲望に支配されて股間をびしょぬれにした平田は、絶頂にイカされて薄れていく意識にわずかに残った理性で、なぜひとみが平気だったのか考えていた。

「…危なかったです、平田さんが間違えてくれなかったら、今頃私が奥田君の犠牲になっているところでした」
まぐあうふたりを置いて階段を下りるひとみのひとり言だった。平田の失敗は耳の下のほくろではなく、鎖骨の上のほくろを触っていたことだった。

(16) もっこりさんにつづく
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