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== 24のひとみ先生 ==

24のひとみ先生 (7) 教頭

裏ろま中男 作品リスト
24のひとみ先生 目次

24のひとみ先生 (7) 教頭

職員室に戻ったひとみ先生に教頭が声をかけてきた。

「…赴任したばかりで、わからないことやとまどうことも多いと思いますが…」
自分から声をかけたくせに、教頭は若い美人教師に多少とまどっていた。
「…ご心配には及びません」
ひとみはニコニコしていた。
「それでですね、ひとみ先生…」
「…なんでしょう、ハゲ教頭」
「…、えっ、いまなんと…」
ひとみの言葉に、わずかに残った頭頂部のうすい一房に触れた。
「…何でもありません、先を続けてください」
相変わらずきれいな笑顔が教頭を見つめていた。

「…それで、ですね」
教頭は不審そうにわずかに残った毛を大事そうにさわりながら。
「ひとみ先生、…生徒から苦情があったんですが」
教頭は単刀直入に聞いていた。
「…なんですか、ハゲ」
ひとみは美しい顔でニッコリ笑って、教頭を見つめていた。
「…だからっ、いやっ、まあ、あのっ、キミのクラスの平田君、なんですが…」
ハゲという単語にプライドをチクチクと刺激されながら、教頭はひとみのきれいな顔で見つめられてうろたえていた。
「…ああ、平田さんなら、昨日彼女が万引きしているのに、たまたま出くわしたので、厳重注意しておきました」
ひとみはニコニコしながら、教頭を見ていた。
「…えっ、そうなんですか、そんなことをするような子には見えませんが…」
「ウソです」
笑顔のひとみに、教頭はしばらく呆然とした顔を向けていたが
「…ウソ、なんですか?」
「ウソです」
笑顔できっぱり言った。

「…あの、そのウソになにか意味はあるんですか」
教頭はひとみの人柄がわからないので、慎重に聞いてみた。
「ありません、ウソはウソです」
ひとみはニコニコと笑っていた。
「ひとみ先生、あなたの冗談につきあっているヒマはないんです、根も葉もない暴言を言われたとクレームがあったんですよ」
教頭はバカにされたと思ったのか、ハゲ頭から湯気が上がりそうな勢いでイッキにまくし立てた。
「…暴言とは何のことでしょう?」
ひとみは教頭の態度を無視するように笑顔を向けていた。
「あなたっ、不登校からやっと登校するようになった生徒に、デタラメなことを言ってイジメたそうじゃないですかっ」
「…ああ、矢田君ですね」
「そうです、矢田君です、なんであなたはそんなひどいことをするんですか」
ひとみが涼しい顔をしているので、ますます激高した教頭の声が教頭室に響いていた。
「…教頭、心配しないでください、お友達の須田さんも不登校になりそうだったんで、一緒にきちんと指導して、その件は解決しました」
ひとみは相変わらずニコニコと笑っていた。

「…えっ、…解決したんですか」
「はい、学校が…、ふたりとも大好きになったようです」
「そうですか…、お若い先生だと思ったら、結構やりますね」
「いえ、そんなことありません、それよりも教頭先生の教育に対する熱意を見せて頂きました」
ニコニコと笑うひとみに、まんざらでもないように教頭は
「いえいえ、教育者として、生徒たちを心配するのは当たり前のことです」
「教頭先生のご立派なお姿が、まともに見られません」
ひとみははにかんだようにうつむいて、視線を下にずらした。
「まあ、緊張なさらずに、これからも仲良くやりましょう」
教頭はひとみが殊勝な態度を見せるのに、ニッコリ笑っていた。

「…いえ、教頭先生の、ハゲがまぶしいんです」
ひとみはきれいな顔で教頭を見つめていた。
「…ハゲ?、…ハゲって、これのことですか」
教頭は顔を赤くして、わずかに残った髪を触っていた。
「あっ、スイマセン、チョビひげハゲでしたね」
ひとみは作り物のような笑いを教頭に向けていた。
「チョビひげ、って…」
教頭はまたも頭から湯気を上げて、わなわなと震えていた。

「…うっ」
ひとみは口を押さえてうずくまった。
「…、どうしたんです」
教頭はまだ怒りがさめやらぬまま、急に苦しみだしたひとみに不審そうな顔を向けた。しゃがみ込んだ背中からお尻の丸いラインが色っぽかった。
「気持ち…、悪くて…」
ひとみは苦しそうに、あえいでいた。
「…どうしたんですか?、…まさか、妊娠?、ひとみ先生、独身だったんじゃあ…」
つわりと勘違いした教頭は、心配してひとみの背中をさすっていた。ブラの感触に股間が大きくなっていた。
「違います、…」
「…じゃあ、どうして」
「教頭の顔が、気持ち悪いんです、今、触られたし…」
顔を上げたひとみのイタズラっぽい笑顔が教頭の顔を見つめていた。

「…どういう、コトですかっ」
教頭はスケベ心を悟られまいと、声を荒げていた。
「まあまあ、教頭先生」
ひとみは教頭の股間にひざまづくと、ファスナーを下ろして、大きくなった息子を取り出していた。
「なっ、なにをっ、」
教頭は半立ちを美貌の女教師にイジされて、狼狽していた。
「…、さっき、おっしゃったじゃないですか、仲良くしよう、って」
ひとみは教頭のあわてた顔に笑顔を向けると、口に含んで優しく愛撫した。

「…なにをっ、するんだっ、…やめっ、なさい、」
ひとみのフェラテクにすっかり膨張した息子は、早くも限界を迎えていた。
「…あっ、ああっ、ああっ、ああ」
教頭はハゲ頭から湯気を上げて、すぐにフィニッシュに達していた。

「…じゃあ、失礼します」
ひとみは魂が抜けたようになった教頭をおいて、教頭室から出て行った。
「…うっ、ぺっ、…やっぱり、ザーメンは新鮮じゃないと、ダメですね」
ひとみは教頭が放出したモノを口から出すと、職員室にすたすたと戻っていった。

(8) 村田と奥田につづく
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