2ntブログ

== 24のひとみ先生 ==

24のひとみ先生 (1) ひとみ先生登場

裏ろま中男 作品リスト
24のひとみ先生 目次

24のひとみ先生 (1) ひとみ先生登場

2年C組は産休で休暇中の担任の替わりが今日来るということで、その話題でにぎやかだった。

始業の鐘が鳴り若い美人が教室に入ってきた。生徒たちは席について女教師のなまめかしい唇が開くのを待った。黒のミニスカに白いブラウスの胸元が大きく開いて、あらわになった胸の谷間に男子生徒は注目した。

「…皆さん初めまして、今日から皆さんの担任になる如月です」
まだ年の若いきれいな先生に男子生徒は浮きたって
「如月先生、恋人はいますか?」
ひとみ先生の美貌に一目惚れした奥田が、質問した。
「…、はあ、如月先生って、ダレですか?」
「…あの、如月先生ですよね」
「私の名前は秋山ひとみです、如月は私のあこがれの名前で、言ってみたかったんです」
ニコニコ笑ってウソを口にするひとみに、面食らった奥田だったが、
「…それでひとみ先生、恋人はいるんですか?」
なおも食い下がった。

「恋人はいません…」
ひとみの答えに、男子生徒は歓声を上げたが、
「…でもセックスフレンドなら、何人もいます」
「えー」
笑顔のひとみに生徒たちはあきれ顔でいっせいにツッコミを入れた。
「先生がそんなことを言っていいんですか」
最前列に座った学級委員長のメガネ美少女平田の非難めいた口調に
「…ウソです」
またもひとみは笑顔で応えた。

「…じゃあ、先生の趣味は?」
めげない奥田はさらに質問した。
「たいした趣味はありませんが、セックスはスキです」
「あの、先生…」
平田が呆れた顔を向けると
「あなたのような小娘には、まだわからないかもしれませんが、大人になればわかることです」
ひとみはニッコリ笑っていた。平田はカワイイ顔を赤くして
「…、それにしても、セックスがスキなんて…」
「平田さん、カワイイ顔して、大胆な発言ですね」
「先生が、言ったんじゃありませんか」
「…わたし、そんな恥ずかしいコト、言ってませんよ」
笑顔でウソを連発するひとみに、呆れた平田は二の句が継げなかった。

「…先生、スリーサイズ教えてください」
野球部の吉田がスケベそうな笑いを浮かべて質問した。
「…さあ、最近計ってないから…、でも今日はノーブラなので、見た目で判断してください」
「えー」
呆れる生徒たちに
「…ウソです、…教師たる者、そんな、はしたないこと、しません」
「そうですよね」
平田が安堵の表情に
「…でも、パンティは履き忘れました」
笑顔のひとみだった。

「えー」
「…ウソです」
「どうして、先生はウソばかり言うんですか」
平田の攻めるような口調に
「私は一日100回ウソを言わないと、死んでしまうカラダなんです」
「そんなわけ無いでしょ」
平田のツッコミに
「…もちろんウソです、でもわたしというナイスバディで美貌の持ち主は、一日一回はセックスしないと死んでしまうかわいそうな生き物なんです」
男子生徒はひとみのふしだらな発言に興奮して色めき立ったが、平田はキタナイモノでも見るように
「先生、いい加減にしてください」
ひとみを見つめてなじった。
「世の中には本音と建前があります、みなさんにそれがきちんと理解できる大人になって欲しくて、先生は心を鬼にして、皆さんにウソを言うんです」
ひとみが真顔で見つめると、平田はひとみの理屈に不満そうに黙った。

「…吉田君、さっきの質問は先生するには不適当です、あとで生徒指導室に来なさい」
「ええー、今更ですか?」
「…あなたのような青少年を野放しにしたら、世の中性犯罪者ばかりになってしまいます」
「…、そんなあ」
観念した吉田はうなずいた。

「HRは終わりです、吉田君来なさい」
「今からですか?」
「善は急げです」
クラス全員が呆然とする中、ひとみが教室を出て行くと、吉田もその後についていった。男子生徒の多くは、ひとみ先生の美貌と破廉恥な発言を思い出して股間をふくらませていた。

(2) 個人教授につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 15:11:59 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/549-619c7382
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next