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== 少女真希 ==

少女真希 (8) バカップル

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少女真希 目次

少女真希 (8) バカップル

図書委員の仕事を片づけると、ふたりは帰り支度をはじめた。

「…」
雄次は横目で真希を見ていた。床のゴミを拾う真希のおしりがスカートから見えそうになるのに股間をふくらませていた。

「…なあに」
真希は雄次の視線に気づいて、恥ずかしそうにちょっと責めるような視線を向けた。

「…、なんでも、ねえよ」
雄次はドギマギしながら応えた。

「うそっ、真希のおしり、…見てたね」
挑発するような笑顔で真希が雄次の顔をのぞき込む。

「…」
図星を指された雄次は、なにも言い返せずにそっぽを向いた。

「見たいなら、言ってくれれば、見せてあげるのに」
真希は笑いながらスカートのスソをつかんでひらひらさせた。ミニスカートからパンティが見えそうで見ない。
「…どう」
調子に乗りすぎかも、と思ったがそれ以上にウキウキして自分を止められなかった。真希はつきものが取れたように中学時代の天真爛漫さを取り戻していた。

「…、言わねえよ」
真希にバカにされたような気がして、雄次はムキになって応えていた。

「ふーん、…、真希のカワイイおしり、見たくないのね…」
真希はすねたように雄次のふくらんだ股間に突き出したおしりを押しつけると、すりつけてプルプルとふっていた。

「…、そんなキタナイもん、すりつけるんじゃねえよ」
雄次は股間が痛いほどふくれるのに照れ隠しに怒鳴り声をあげた。

「…」
真希はビクッとなって、目に涙を溜めていた。さっきまでの陽気さは消え失せてすっかりしおれた姿は怒られた子供そのものだった。
「…真希の、…おしり」
目から涙がポロポロこぼれてくる
「きたない、…の?」
真希は涙をためた目ですがるような視線を雄次に向けて聞いていた。

「…ああ」
また真希を泣かしてしまったことを後悔したが、素直に謝れない雄次はまたそっぽを向いていた。

「…うわあ、真希、…、うっ、おしり、…、あうう、きたない、のね…」
真希は雄次の胸に飛び込むと、泣きじゃくった。

「…、真希…」
感情をあらわにする真希が雄次はいとおしくて、背中に優しく手を回した。何か優しい言葉を書けてやりたかったがいい言葉が思いつかない。

「…うそだよーん」
雄次に抱かれた真希は顔を上げると、目のハシにまだ涙が残っていたが、イタズラっぽく笑った。

「…、うっ、…、へへっ」
また、してやられた、…。
雄次はくやしがったが、カワイイ真希の笑顔を目の前にして自然に頬がゆるんでいた。

「雄次君は…、」
イタズラっぽい表情に、エッチな雰囲気を漂わせた真希は
「カワイイ真希ちゃんを、抱きたかったのね」
雄次の腕の中から顔を上げると、見つめて笑った。

「…、調子に乗るなよ」
真希の笑顔につられて笑った雄次だったが強がってつっぱると、真希を離して、
「したいときは、かってにする」
スカートの上からおしりを揉んでいた。

「…やだあっ、触らないでえ」
おしりを刺激されてまたあそこから湿り気をあふれさせてパンティの恥ずかしいシミを大きくしたが、真希は上目遣いに挑発するような視線を雄次に向けた。

「正直になれよ、触って、欲しいんだろ…」
雄次は真希の顔をのぞき込んで、迫った。

「…あっ、もう下校時間よ、帰らなきゃ」
真希は時計を見て、雄次からするりと抜けて鞄を持って下駄箱に向かっていた。

「…、ちぇっ」
肩すかしを食った雄次はふくれる股間をもてあましたが、カバンをとると真希の後を追った。ぱたぱたと走る真希のミニスカートが揺れていたが、雄次が期待したパンチラは無かった。

「…また、真希のおしり、見てたでしょ」
真希は追いついて横に並んだ雄次をからかっていた。
「おまえ、調子に乗りすぎ」
雄次は真希のおしりを、ぱしん、とたたいていた。

「いったあ?い、…もっと優しくしてよ」
真希はおしりを押さえて雄次にぶうたれると、
「触りたいなら、正直に言ってね」
真希はスカートのスソをつまんでひらひらさせながら、腰を振って雄次を挑発した。

「…、おまえ、はしたないぞ」
雄次は説教するオヤジのような口調で言った。

「はあーい、…」
真希は不満そうな返事を返すと
「…、私のこと、さんざんもてあそんだくせに…」
シナを作って上目遣いに見つめた。

「…、だから、そう言うこと言うなよ」
雄次は本気で怒り始めた。

「わかり、ましたっ…、…、ゴメンなさい」
チョットふざけて応えたつもりの真希だったが、雄次が怒っているのでしおらしく謝った。

「…分かればいいんだよ」
雄次は満足げに真希を見下ろしたが、
「エラそうに」
真希がニヤニヤ見上げるのに
「おまえなあ…」
と雄次が手を振り上げると
「きゃー、おかされるう?、だれかあ?」
真希が、きゃあ、きゃあ、とふざけて走り出した。

真希のヒダスカートのおしりが揺れるのに股間をふくらませて
「…、ホントに、犯すぞ…」
と言いながら、雄次は顔を赤くした。

(9) 帰り道につづく
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