裏ろま中男 作品リスト女子大生菜々子 目次女子大生菜々子 (42) タクシー運転手
「じゃあ、2回シタから1万ね、またあいたいね」
ベッドにぐったりと横たわる菜々子を置いて佐藤は出て行った。菜々子が5万のつもりで出した五本指を5千円だと思ったらしい。菜々子は意識を失っていた。
「…、…」
電話が遠くで鳴っていた。
「…、…」
菜々子はけだるい体を起こすと、受話器を取った。
「お泊まりになりますが、どうします」
年配の女性らしい声がする。
「…?」
頭がぼんやりしてなんのことか分からない菜々子だったが、周りを見渡して自分がラブホテルにいることに気づいた。あのまがまがしいX字の十字架も目に入った。
「…、どうします」
イライラしたように電話の声が聞く。
「…、出ます」
こんな場所に長居したくない、と思って菜々子は応えた。
「じゃあ、あと10分で出てくださいね」
そう言うと電話は切れた。
髪を濡らさないようにタオルを巻くと、バスルームでシャワーを浴びた。なんだかよく分からない器具が目に入ったが見なかったことにした。熱いシャワーで激しいセックスの余韻を洗い流すと、すぐに出た。
鏡を見たが、それほど化粧は崩れてない。顔や頭にはシャワーが当たらないように気をつけてはいたが、あの最中にずいぶん泣いていた気がするのに
「ウォータープルーフ、って本当ね」
普段化粧をしない菜々子は感心していた。
「あっ」
サマードレスを着るとまだ勃起している乳首が押しつぶされる感じに、声が漏れたが息苦しさは感じないかった。
ラブホテルを出ると涼しい風がほてった体を冷ましてくれた。けだるい疲労感が全身を包んでいた。絶倫男に何度もイカされたせいで、体の芯で燃える炎も収まって種火程度になっていた。
終バスは出た後だった。コインロッカーから荷物を持ってタクシーに乗った。
「どこまで…」
若い運転手が聞く。
「…」
アパートの住所を言おうとしたが、バックミラーで菜々子にイヤらしい視線を送る運転手を警戒した菜々子は、最寄りのバス停を告げた。
うへっ、いい女じゃねえか、…。
木島という運転手は乗り込もうとする菜々子の色っぽい姿をミラーで見ていた。
おおっ、見えたっ、はいてねえよっ…。
乗り込むときに短いスカートの奥にノーパンのあそこがあらわになるのを見逃さなかった。
今日は、ついてるぜ、…。
股間はすでにビンビンになっていた。バックミラーに菜々子の下半身が映るように調節して、運転中何度も盗み見ていた。しかし足を組んだ太ももの奥にノーパンのあそこは二度と見られなかった。
…、はあ、…やらしい、カラダ、してやがる、…。
木島は菜々子をながめていた。OL風で妙に色っぽいがどことなく子供っぽい感じもする。開いた胸元からはキツイ服から乳房があふれそうになって、谷間が強調されている。体に密着したワンピースは乳首まで透けて見えそうだ。短いスカートからは色っぽいナマ足がほとんど露出していた。
「はあ、はあ」
木島は二人きりの狭い空間で菜々子のフェロモンに当てられたのか、だんだんと理性が無くして劣情を昂ぶらせていた。息子は張り裂けそうなほど膨張していた。
…、ヤバイ…。
こんな状態で運転を続けたら事故を起こしそうで、さびしい裏通りの道にはいると車を止めた。
墓地の直ぐ横に止まったタクシーに、
「ココどこですか」
菜々子は聞いた。
「スイマセン、車が故障しました」
とっさに木島はウソを言っていた。
「…」
あからさまなウソに、菜々子の警戒心がわき上がってきた。
「チョット修理するんで、降りてください」
菜々子の警戒心を感じて、重ねたウソだった。木島が降りて後部座席のドアを開ける。
…出ちゃ、ダメ、…。
危険を感じた菜々子は座ったままで、まっすぐ前を見ていた。
「早く降りてください」
木島がうながす。
反対側のドアから出ようとする菜々子に焦った木島は
「おいっ」
菜々子のナマ足を掴んでいた。
「なにするの」
どうする気、…。
振り返って睨みつける菜々子に
「なにもしねえよ!」
木島は乱暴な口調で言い返すと、ムリヤリ菜々子を引きづりだそうとした。昂奮した木島は頭に血がのぼって自分が今何をしているか分かってなかった。
「らんぼう、やめて…」
やだっ、どうして、こんな目にばかり、あうの、…、いやっ、だれか助けてっ、…。
菜々子は身の危険を感じて懸命に抵抗していた。木島が太ももをつかむと何もはいてない股間が目に入った。息子が痛いくらいに勃起していた。
「いやあ、助けて!」
こわい、殺され、る?、やだっ、死にたくないっ、…。
菜々子は血走った目で迫ってくる木島の様子におびえて、必死で逃げようとした。
「だまれっ!」
木島は菜々子の覆い被さって両手で口をふさごうとする。
「おっ…はあっ、ああっ、お、おとなしく、しろっ」
しかしその手は菜々子の胸を掴んでいた。やわらかい感触にますます昂奮した木島は下に目を向けると、乱れたサマードレスのスソからナマ尻が見えていた。
「おおっ」
木島は菜々子を抱きすくめていた。股間にねじ込むと指先にぬかるんだ感触があった。あそこをヌレヌレにして男を誘うフェロモンをまき散らす菜々子に、木島の理性のタガは吹き飛んでいた。
「いやあ、やめてえ」
やだあっ、たすけてえっ、やめて、殺されるっ、…。
菜々子は逃げようと必死で手足をバタバタと暴れさせたが、木島に柔らかい女体をすりつけて邪悪な劣情を煽っただけだった。
(43) タクシー強姦につづく
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