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== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (43) 痴漢の発覚

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女子校生由貴 (43) 痴漢の発覚

痴漢男陽一はタダシに警戒されているとも知らずに、由貴の幼い女体を弄んでいた。

へへっ、…。
目前の美少女を眺めながら、陽一は手のひらで、丸出しになったパンティの痴丘をマッサージしていた。

「…」
陽一は昨日の成功で油断していた。タダシは目前の男性に油断なく注意を向けていた。男は無表情だが微妙に電車の振動とはズレた動きをしていた。

いやあん、…。
由貴は昨日と同じように下半身がまさぐられていることに動揺していた。
あうん、…。
後ろにいるのはタダシだと分かっている。その両手が由貴の乳房を弄ぼうとしてセーラー服に忍び込んだことも理解していた。
あはっ、…。
胸の下でうろうろしていたタダシの手は下がってまくれ上がったスカートをおろそうとしていた。タダシが痴漢から由貴を守ろうとしているとわかって嬉しくなった。

「…」
由貴はカラダをねじって後ろに立つタダシを見た。
「…」
タダシは振り返った由貴に目配せしたが、由貴がその意味を理解できなかった。
「…」
タダシも由貴に前の男が痴漢なのか確認したかったが、男に視線を向けるだけでは由貴には通じなかったようだ。

「…」
陽一は由貴のへその下のパンティのゴムに手をかけると引き下げて痴丘の薄いしげみを直接触れた。
…アリンコ、作ってやれ、…。
内心ニヤニヤしながら指先で薄い茂みを撚(よ)っていた。

痴漢行為に没頭する陽一にむかつきながら、タダシは由貴の後ろ髪に口をあてて、
「痴漢か」
と小さな声で聞いた。

…うん、…。
タダシの吐息を首筋に感じてゾクゾクした由貴だったが、男に気付かれないように後ろを向くと横顔で目を閉じて応えた。
くそお、…。
タダシは怒りで瞬間沸騰した。オレの女に勝手に手を出すとは許せん、と怒りに震えたがそのとき名案が浮かんだ。

タダシは混雑した電車内で何とかケータイを取り出すとカメラモードにして、由貴の下半身を写した。陽一はそんなタダシには気付かずに由貴のワレメに指を這わしている。

…、やあ、…。
由貴は抵抗することなくされるがままだった。タダシはその様子もカメラに納めていた。図に乗った陽一は由貴の敏感な突起にも指を伸ばしていく。

「…」
タダシは由貴の様子に注目した。なんとなく由貴が興奮して上気した雰囲気が伝わってくる。
「…!」
このとき由貴は敏感な突起の包皮をむかれて直接イジられていた。カラダの奥から興奮の波がわき起こるのを必死に耐えていた。
くそっ、…。
タダシは淫乱な喜びを感じる由貴に嫉妬に近い感情を覚えながら、カメラのシャッターを押していた。

すでに電車が走り出して10分以上経っているはずだ。
よおしっ、…。
タダシは十分すぎるほど撮った写真を確認していた。パンティをおろされて恥ずかしい部分をさらした下半身ともにあの部分をイジる男の手が映っていた。ソデの色は男の上着と同じ色だった。

間違いないこの男が痴漢だ、…。
タダシは確信した。ムリヤリ由貴を自分の方の向かせると男をにらみつけるとズリ上げられたミニスカを直した。

?…。
陽一は少女のカラダの向きが急に変わったのに手を引っ込めた。今まで自分に恥ずかしい姿をさらしていた少女は背中を向けている。
「…!」
さらに少女の向こうにいる少年が自分をにらんでいることに気付いた。

シマッタ、…。
今頃気づいてももう遅い。陽一は何とかこの場を逃れるしかないと焦ったが、少年や少女が声を上げる様子がないのでチョット安心していた。

あふう、…。
由貴は急にあの部分への刺激を中断されて気が抜けていた。
ひえんっ、…。
視線をあげるとぼんやりした由貴の顔をタダシがにらんでいた。すぐに目を伏せるとタダシが怒る理由に思いを巡らせた。

?…。
理由はよく分からないがなにかタダシの気に障ることがあったのだろう。由貴はタダシの怒りにまかせたお仕置きを想像して身震いしていた。
えっ…。
由貴がおそるおそる目線を上げると、タダシの視線が自分の背後をにらんでいることに気づいた。

ああ…、なんだあ、…。
タダシの怒りが自分に向けられたモノでないことに安心した由貴だったが、心のどこかで物足りなさも感じていた。由貴は全く意識していないがそう感じるのは由貴がすっかりタダシのM奴隷になっている証拠だった。

どうする、…。
陽一はこれまで何度か痴漢で失敗してヤバイ目に遭っていたが、たいていは女が騒ぐだけで何とか逃げ切った。しかし今は高校生らしい少年が怒りに満ちた目でにらんでいる。イケメンだがヤサ男の陽一はケンカなどしたことがない。相手が高校生とはいえ勝つ自信はなかった。

…ああ、…。
まだ少年はにらみつけている。たぶん少女の彼氏だろう。昨日のことも当然知っているだろうし、ただでは済まないことは想像できた。
「…」
陽一には次の駅までの数分がとてつもなく長く感じた。

「…」
電車が駅に着く頃には最初の怒りは薄れてきて、タダシはこの男を懲らしめる方法を考えていた。
「…」
タダシもケンカ慣れしている方ではない。どちらかと言えばヘタレなガキだった。しかし由貴の手前、この男を懲らしめずにいたら、ご主人様としての面目が立たない。タダシは必死に考えていた。

「…!」
そうだ、相手は卑劣な痴漢なのだ。自分の女を守るのは正義だ。そう自分を信じ込ませると、昨日の自らの痴漢行為をすっかり忘れていた。強気になったタダシは痴漢男をやりこめる方法を、なんとか無い知恵を絞ってシミュレーションし、ひねり出した。

女子校生由貴 (44) につづく
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