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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 11話 (1)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
11話 死なないで…、交渉人涼子よ永遠に (1)

口を血まみれにした山田をケガしていると勘違いした救護員に、ちがうっ、涼子先輩が刺されたっ、抱きかかえた涼子の足に視線を向けた。寝かせてください、救護員は涼子を寝かせると足の傷を見た。止血パッドをふくらはぎに巻いた救護員は、キズは浅いです、きっと痕は残りませんよ、心配そうに見つめる山田を安心させようと説明した。ホントですか、涼子先輩のキレイな足に傷跡が残ったりしませんか、それでも安心できない山田が救護員に詰め寄ると、山田、落ち着け、救急車の簡易ベッドにたおやかな女体を横たわらせた涼子が山田を叱りつけた。

はい、また涼子に叱られた山田はカラダを縮こまらせていた。救護員の足を見つめる視線に、パンティをはいてないことを意識した涼子はぴっちりと太ももを合わせてタイトスカートの股間を押さえた。他にケガはありませんか?、救護員の問いかけに、大丈夫です、涼子はナマ乳がこぼれそうなシャツのボタンを留めながら答えた。緊張から解放された涼子はブラを教室に脱ぎ捨てたままだったコトを思い出して、バツの悪い想いがしたが山田を見るとポケットからブラひもが垂れていた。山田はあの状況でちゃっかり涼子のブラを回収していた。

山田っ、涼子は呆れたように笑って腰のポケットを指さした。涼子の笑顔を見て安心した山田はつられて笑顔になったが、涼子の綺麗な指先の意味を理解してあわててブラをポケットにねじ込んだ。しなやかな指先に呼ばれた山田が涼子の顔に近づくと、あとでブラ、返して、透けてるから、恥ずかしそうに涼子がささやく声に、シャツの胸に透けたピンクの乳頭を見た山田はあわてて上着を掛けて隠した。涼子が山田の手に指を絡めると山田が大事そうに涼子の手を握った。

涼子先輩、ありがとうございます、山田がまじめな顔で見つめる意味がわからなかった涼子が、なに、と聞き返すと、涼子先輩のおかげでオレを刺した犯人を逮捕できました、真剣な顔で見つめる山田に、そうね、あなたが逮捕したのよ、涼子はうれしそうに笑った。その笑顔に山田はほめられた気がして、胸が熱くなった。あなたがいてくれるから、私もがんばれるの、涼子は山田を頼りにしていることを素直に口に出していた。はいっ、涼子の優しい言葉に感無量の山田は胸をはって応えたが、スケベな目で見てたけどね、犯人と対峙しながら涼子の裸にイヤラシイ視線を向けていたことを指摘された山田は、スイマセン、と照れて恐縮した。

交渉人涼子 11話 (2) につづく
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