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バア転生の秘薬 (12)見られて欲情

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バア転生の秘薬 (12)見られて欲情

髪ぐらいは、梳かしとくか…。
普段から化粧の薄い麗奈は素顔のままでも十分美人だったが、さすがに風呂上がりで生乾きの髪のままでは外に出られそうになかった。

はあ、いい気持ち…。
鏡の前で髪を梳かすエロヒッキーは、ヘアマニュキュアしたようなツルツルした髪の手触りにウットリして、美人顔をだらしなく緩めていた。

んじゃ、ちょっくら…。
化粧の仕方などわからないのでいちおう口紅だけ塗って出掛ける支度をした隆平は、玄関で靴を選んでいた。
あんまり、高いと歩けねえし…、
できれば高いヒールを履いてセクシー美人を気取りたいエロヒッキーは、自信がなくてどうしようか迷ったが、
あれ、歩けるじゃん…。
ハイヒールを履いてみて思ったより歩けることに驚いていた。オナニーの感覚が女性のソレそのものであるように、歩くなどの基本的な身体機能は魂が憑依しても変わらないようだ。

さてと、どこ行くかな…。
久しぶりに外に出た引きこもりだったが、セクシー美人の姿でいることが誇らしくて誰かに見られたくてウズウズしていた。
見られてる?…、
日が落ちてすでに外は暗かった。通勤返りのオッサンリーマンたちと逆方向にしばらく歩くと、偶然だったが駅前に出た。
うひひっ、このどスケベオヤジが…。
ナマ脚や大きく開いた胸の谷間にいやらしい視線を受けることがあったが、エロヒッキーは美人教師の姿を見られるのが嬉しくてのぼせ上がっていた。

あ、マック…、食いてえ…、
駅前にあの看板を見た隆平は急に空腹を感じた。マニュアル通りの営業スマイルに迎えられた麗奈の顔をした隆平は、久しぶりに見るナマギャルの笑顔に顔をだらしなく緩めたが
しまった…、
その笑顔が怪訝そうに変わるとあわてて顔を引き締めた。

はあ…、うめえ…、へ?…。
しばらく食べてなかったファーストフードのうまさに涙が出そうだったが、ふと視線をあげると自分と同じくらいの高校生がこちらを見ている。
何、見てんだよ…、あ、しまった…。
同年代の野郎の考えてることなどお見通しだとドヤ顔しそうになった隆平だったが、そいつの突き刺さるような視線で、いつものクセで脚を開いて座っていることに気付き、慌てて脚を閉じようとしたが
はああ…、なんか、変な気分…。
広げた太ももの奥にパンティを覗かれる露出狂じみた変態興奮に襲われ、ナマ太ももを緊張させただけだった。

ん…、まだ…、見てるよ…、
恥ずかしい姿を見られる倒錯興奮で、ムキ出しの胸肌をドキドキさせるエロヒッキーは、イカ臭そうな視線が突き刺さるオマタをいやらしい汁で濡らしていた。
せんせい…、エッチなんだな…。
ピンク色のスジがヌルヌルする感じにますますドキドキする隆平は、あこがれの先生のカラダが結構エッチなことを喜んでいいのか戸惑いながら、モヤモヤした気持ちにもだえていた。

バア転生の秘薬 (13)につづく
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