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バア転生の秘薬 (10)怯える美人教師

ろま中男3 作品リスト
バア転生の秘薬 目次

バア転生の秘薬 (10)怯える美人教師

「はあっ、はっ、ああっ、はあっ…」
高校英語教師麗奈はバイブオナニーで快感の絶頂に達して、荒い吐息にまみれていた。

「はっ、あっ、はあっ」
妖しいテカリをともなった厚めだがカワイイ唇のスキマから湿った吐息が忙しく漏れる。仰向けに寝てやや扁平につぶれた乳房の中心で、ツンと突き出た乳首が呼吸に合わせて揺れていた。

「はっ、あっ…、ああ…」
汗に濡れた女体は、はしたなく広げた脚の中心から愛液まみれのバイブがヌルリと抜けると、汗に濡れた肌を小さく波立たせ、それから脱力した。

また…、しちゃった…、
快感の激しい嵐が去っても快感の余韻に気持ちがフワフワしてはっきりしないが、まともな判断力が徐々に戻ってきて、
どうして…、
ヌルヌルの秘肉がかすかに口を開け、淫らな快楽のあとが生々しい濡れた股間を、麗奈はさらしたまま、
私…、変態に、なっちゃったの?…。
バスルームで何かに自分が乗っ取られたような気がしたあと、バイブオナニーに耽って淫らな快感を貪った自分が理解できないでいた。

あ…、
バスルームで倒れ込んでしまってからのことは、断片的だが記憶に残っていた。
…、りゅうへい…、くん?…。
バイブオナニーにもだえて昂ぶっていた最中に自分の口から出た名前が、誰だったが思い出そうした。

わからない…、
これまでもオナニーをするコトはあったし、バイブも何度も使った。しかし今日のように2度も立て続けにしたことはない。
どうしちゃったの?…、私…。
何かに操られていた気はするが、麗奈はオカルトチックな霊障体験のたぐいを簡単に受け入れない程度の、常識的な人間のつもりだった。

「…、ひっ…、あ…」
…、ひゃんっ…、
自分の身に起きたことが理解出来ず、まばゆいばかりの艶めかしい裸体のままベッドに横たわっているとスマホが鳴った。
あ、電話?…、
押しつけがましい強迫的な音にビクッと怯えたように身を固くした麗奈は、スマホの呼び出し音だとわかってホッとしたが、
だ、誰からなの?…。
数年前に映画にもなった「死の予告電話」というホラー話が頭をよぎり、スマホに伸ばしかけた手を引っ込め、恐怖で動けなくなった。

「…、あ、あの…、もしもし…」
こ、こわい…、
怯えて泣き出しそうな美人英語教師は、しばし呼び出し音が切れてくれるのを待ったが、
やっぱり…、
おバカな妄想で相手を待たすのは失礼だという、常識的な人間の責任感でなんとか気を取り直すと、
出ないと…。
ベッドに座り直してスマホを耳に当て、不安そうなか細い声を漏らした。

「え…、きゃああっ…」
きっ、切れ、たっ?…、やっ…、
しかし電話は何も言わずに切れた。しばし呆然とスマホを頬に当てていたが、突然恐怖に襲われて大きな悲鳴を上げると、シーツを頭からかぶってブルブル震えた。

やっ、やだあっ…、
電話の主がさっきまで自分のカラダを乗っ取っていた得体の知れない何かだと、恐怖まみれの意識で直感した麗奈は枕に顔を伏せて怯えていたが、
こっ、こわいっ、よおっ…。
シーツからはみ出たキレイなスベスベヒップを高々と突きあげ、まさに頭隠して尻隠さず状態のおマヌケな姿だった。

バア転生の秘薬 (11)につづく
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