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交渉人涼子 9話 (18)

裏ろま中男 作品リスト
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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
9話 涼子と山田 (18)

山田、さっきから、落ち着かないけど、どうしたの、涼子はゆっくりと体の向きを変えて笑みを含んだ横顔を見せた。山田の状態は百も承知だが涼子は山田をジラして楽しんでいた。はあ、山田は息を荒くしながら口ごもっていたが覚悟を決めて、スイマセン、涼子先輩のお体が…、とそこまで言っておそるおそる涼子の様子をうかがった。私のカラダが、どうしたの、もちろん山田の下半身の状態はわかっているが、山田の様子が楽しくてしょうがない涼子はその先を言わせようとした。涼子の妖艶な笑みに反応する下半身に腰を引きながら絶望的な気分で落ち込んだ山田はヤケになって、山田は、涼子先輩の見事なお体に、勃起しておりますっ、とデカイ声を張り上げた。

声のデカさに後ずさりした涼子だったが、堪えきれずに丸めた背中を山田に向けて顔を隠すと笑い出した。ひとしきり声を殺して笑った涼子は、それは、困ったわね、と笑いをかみ殺した顔で山田を見た。はいっ、直立不動でふくれあがった股間を隠さない山田は神妙な顔で天井を見上げていた。しょうがないわ、処理しなさい、涼子はまじめぶった顔で言った。はっ、山田は涼子の言葉の意味がわからずに、処理とは?、と聞き返した。だって、その状態でマッサージなんて出来ないでしょ、処理して、出すしかないわね、涼子は意味ありげな笑いを浮かべて山田の顔を見ていた。

あの、オナニーしろ、ってコトですか、山田は気が抜けたような顔で聞いた。そうね、そういうことになるかしら、涼子は妖しい笑顔で山田の股間を見つめた。好きな女性の目の前でオナニーするなんて普通に考えたら屈辱以外の何物でもないが、それで許してもらえるならと、それでは、失礼しますっ、山田は服を脱ぎはじめた。涼子は目の前でオナニーしろと言った覚えはないが、これはこれでおもしろい、と笑いをかみ殺して山田がバタバタと着衣を脱ぐのを楽しそうに見ていた。

山田、失礼して、オナニーさせて頂きます、股間からデカイ息子をそそり立たせた山田は全裸で敬礼の姿勢を取ると、息子をしごきはじめた。そんな山田がおかしくてしょうがない涼子は山田に背を向けてなんとか笑いをかみ殺していたが、山田は涼子の肩がヒクヒクとゆれるのを見ながら懸命に息子をしごいた。やっと収まった涼子は振り返って気をつけの姿勢で懸命に息子をしごく山田にまた吹き出しそうになったが、山田、イキそう?、と笑いを含んだ声で聞いた。山田は、現在鋭意健闘中であります、しばらくお待ちください、とまじめぶった声がリビングに響いた。

そんな山田がおかしくてしょうがない涼子はうつむいて笑いをかみ殺していたが、涼子先輩じゃないと、イケません、と懇願してきた山田を思い出していた。それでまた山田をからかうアイデアが浮かんだ涼子は立ち上がって、大変そうだから、手伝うわ、たおやかな女体の妖艶な立ち姿で息子をしごく山田の前に立った。して欲しいポーズがあったら、言って、涼子は伏し目がちの目でフェロモンをまき散らすようになまめかしくカラダを揺らして、山田の息子を舐めつけるような色っぽい声でささやいた。

エッチな下着姿の涼子の官能的な立ち姿に見とれて、息子を握ったまま動きを止めた山田は、ごくん、と喉を鳴らした。山田のリクエストを待たずに、こういうの、興奮する?、両手を胸の下で組んであふれそうな乳房をさらに持ち上げて胸を突き出し、妖しく笑いながらシナを作る涼子に、はうっ、とうなった山田は限界を超えてふくれあがった息子が痛くてうずくまった。山田がみっともなく股間を押さえるのに吹き出しそうになるのをかみ殺して、ダメなの、じゃあ、これは?、背を向けておしりを突き出すようにして顔だけ山田に向けると、人差し指をぽってりした唇でなぶる涼子が山田を見つめた。

交渉人涼子 9話 (19) につづく
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