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しゅうとめとむすこ (4)作戦開始

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しゅうとめとむすこ (4)作戦開始

これくらいしないとね…。
夕飯の買い物を済ませて下ごしらえも終わらせた美菜は、『変質者(だと勝手に決めつけた)稔彦を真人間に戻すぞ』作戦を開始した。

娘のクローゼットを開けた美菜は10代男子に受けそうな、若い少女に見える服を見繕って着替えた。

あら…、遥香、こんな下着…。
胸のサイズが合わずにはち切れそうなキャミとミニスカ姿の童顔母は、チェストを開けて娘のハデな勝負下着を見つけ、呆れ顔でながめたが
龍彦さんに、見せるだけだしね…。
夫婦生活に口だしするような出過ぎたマネはしちゃだめだと自らを戒めて、
ちょっと、借りるね…。
ちゃっかりソレを着用した。派手な色のTバックパンティは張りのあるつるつるした尻肌をほぼさらして、パッと見ノーパンに見えた。

美菜が考え抜いたつもりの作戦は、出産経験もある大人の女が正しい恋愛指南をして正常な性行為を教えることで、前途ある少年を正しい恋愛の道に導くというものだった。

繰り返しで恐縮だが、この安っぽいAVまがいのおバカな作戦は、母親の深い愛情から発した至極真面目な結論であり、美菜はこれで稔彦を真人間に戻せると本気で信じていた。


あ…、帰ってきた…。
夕飯の支度をしていた美菜は義理の孫が帰ってきた気配に、パタパタとなんだか嬉しそうなスリッパの音をさせて玄関に向かった。

「おかえりなさい」
かわいく、しなきゃ…。
玄関で靴を脱ぐ稔彦に美菜は10代の少女になったつもりで声をかけた。
「えっ…、た、ただいま…」
夜のオカズで妄想するときには何度も見た美菜の若作りなファッションを、現実に目の前にした稔彦はつかの間フリーズしていたが、恥ずかしそうにうつむいてドモっていた。

カワイイ…、照れてるわ…。
10代少年の新鮮な反応にワクワクする美菜は、エッチな高揚感で娘の勝負下着をエッチな汁で湿らせていた。

しかし稔彦の反応は、美菜が連想した10代のカワイイ女の子に対するそれというより、初めてソープに入店した童貞男子が、セクシーなお姉さんに対面して緊張したときの反応だった。


「ごはんすぐにできるけど…、お風呂にする?…」
稔彦くんのためだから…、
おバカ大作戦にノリノリのアラフォー美人は、カワイイ義理の孫を正しい道に導くという大義名分を自分に言い聞かせながら、
そうよ、変に浮かれちゃ、だめ…。
稔彦とのこれからのエッチな時間を思い浮かべ、心のどこかでワクワクしていた。

しゅうとめとむすこ (5)につづく
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