ろま中男3

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交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
9話 涼子と山田 (15)

リビングに通された山田は涼子が着替えてくるといって2階に上がっていったのを、ソファにかしこまって座るとおとなしく見送った。自室でスクールガールのような衣装を脱いで全裸になった涼子は、パンティに出来た恥ずかしいシミを見てはじらいの表情を見せたが、敏感なところを刺激しないように股間の湿り気をそっとぬぐい取ると、スケスケのピンクのベビードールと揃いのTバックパンティをはいて姿見に映る自分を確認した。お腹までしかないベビードールはたわわな乳房がほとんどスケていて、ピンクの乳頭が勃起しているのが一目瞭然だった。姿見の前でくるっとまわってプルンと乳房を揺らした涼子はサマーセーターを頭からかぶって階下に降りた。

堂々と立つ涼子のすらっとした足の上にパンティをかすかに見せるセーター姿を見て、たちまち股間をふくらませた山田に、いいか、これからチョットでもイヤラシイコトをしたら、すぐに追い出すからな、と涼子は冷たく言ったが自らしたエッチな格好を見つめる山田の視線を意識すると股間が熱くなった。股間をふくらませてイヤラシイ妄想さえ浮かべた山田は、涼子の言葉で冷や水をかけられたようにしおれた。コーヒー飲むか、涼子はキッチンに立ってサイフォンを火にかけた。

涼子の後ろ姿をチラ見した山田はドギマギして再び股間を元気にした。Tバックのひもがセーターと尻タブに隠されたおしりはまるでノーパンのようで、セーターを着ているほうがよけいにイヤらしく感じた。丸いお尻が誘っているようで山田はすぐにでも襲いかかって色っぽい女体をごちそうになりたいイヤラシイ衝動に襲われたが、手を出せないジレンマに身もだえした。涼子はおしりに突き刺さる山田の視線を意識して股間をはしたなく湿らせていたが、こうしたほうがエッチかも、とエプロンを身につけた。本来ならスカートをはいているはずの下半身を丸出しにした姿はAV女優のような男を誘うフェロモンを漂わせていた。

涼子が振り返ると山田はあわてて視線をそらした。素知らぬふりで元に戻った涼子は山田の様子が楽しくてしょうがないという風に、声を出さないように笑っていた。イヤラシイコトをしたら…、さっき自分で言ったセリフはすっかり忘れていた。山田の態度にもやもやした気持ちが浮きたった気分に変わって、涼子は山田をからかってやろうとイタズラっ気を出していた。涼子は無意識にカラダを揺らして山田を誘っていた。そんな涼子の気持ちに気づかない山田は涼子に、許してもらうために、キッチンでプリプリゆれるおしりの誘惑と必死に戦っていた。

交渉人涼子 9話 (16) につづく
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