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ろま中男劇場 5.おっととおとうと (10)二人だけの夕食

ろま中男3 作品リスト
ろま中男劇場 目次2

ろま中男劇場 5.おっととおとうと (10)二人だけの夕食

「準一さん、晩ご飯できたよ」
…、勉強してるかな?…。
夕ご飯の支度をした希は、ドキドキしながら準一のドアをノックした。

「うん…、すぐ…、イク…」
すぐにドアが開いて、若干疲れ気味の顔が応えた。
「うん…」
あん、見てる…、恥ずかしい…。
チューブトップにエプロンは準一の目にはやはり裸エプロンに見えた。エプロンからのぞく深い谷間に準一の目は釘付けになっていた。

やあんっ、そんなに見ないで…。
準一の目にケダモノのような妖しい輝きを見た若妻は、妙に浮きたった気分でくるりと体の向きを変えてキッチンに戻った。
「あ…」
後ろ姿でちゃんと着衣していることに気付いた浪人生だったが、プリプリ揺れるお尻に股間を膨らませていた。

「たくさん食べて、明日はがんばってね…」
準一さんのために、がんばって、作ったのよ…。
すぐに準一がやってきて、テーブルに並べられたいかにも精の付きそうな料理の数々にギョッとしたが、嬉しそうな希の笑顔に何も言えずに席に着いた。

「?…、兄さんの分は?…」
いつもなら良彦の分も用意してあるのに、今日は無いので準一が何気なく聞くと
「良彦さん、会社に泊まりだって…、だから今晩は二人きりよ…」
準一さんと、ふたりきり…、やあん…。
胸の谷間を見せつけるように乗り出した希は、準一の顔を見つめてニッコリ笑っていた。
「え…、あ…、そう…」
義姉の色っぽい笑顔に自然に股間が膨らんでくる。若妻のカワイイ笑顔にドギマギする浪人生は、伏し目がちに応えるとテーブルの御馳走をかき込んだ。

「うふふっ、おかわりしてね」
はあんっ、いっぱい食べる人、すてき…。
性欲と食欲は比例する。以前どこかが聞いたフレーズが頭に浮かんだ希は、ガツガツと料理を平らげる義弟をニコニコ見守っていた。
「うっ、ごほっ、ぐっ…」
若妻の色っぽい視線を意識して料理の味もよくわからない準一は、のどをつまらせて咳き込んだ。
「大丈夫っ?…、ゆっくり食べて、ねっ…」
焦らなくてもいいのに…。
セクシーな視線で義弟を追い込んでいるという意識のないオトボケ新妻は、準一の前にお茶を置いて背中をさすった。

「うん…、あっ、熱っ…」
背中を優しくさする手にドキマギしてますます股間を膨らませた準一は、熱いお茶をそのまま口にして吹き出していた。
「あ、ごめん、大丈夫っ、冷たいのにすれば…」
やんっ、あ、拭かないと…、あ、おっきい…。
こぼれたお茶が準一の脚にかかって、慌てて拭こうとした希は膨らんだ股間を見てつい黙っていた。

「あ…、義姉さん、大丈夫だから…」
男の生理現象を間近で見られて身の置き所のない浪人生は、目をそらしてフキンを取り、股間を隠していた。
「ご飯食べたら、お風呂、入ろうか?…」
明日、全力でがんばれるように、サービスして、あげる…。
膨らんだ股間を同じ目線にしゃがんだ希は、ムッチリしたナマ脚を心持ちすりあわせながら、準一をお風呂に誘っていた。

ろま中男劇場 5.おっととおとうと (11)につづく
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