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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 9話 (10)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
9話 涼子と山田 (10)

…、意識の戻った涼子はのしかかる山田の重みにいとおしさを感じながら、ベッドに突っ伏した横顔に軽くふれてキスをした。投げ出したかいなに力を入れて持ち上げると、涼子はかすかな息に上下する背中をやさしくなぜていた。全身から吹きだした汗がふたりのカラダの間を湿らせていた。山田の体温のあたたかさに涼子はずっとこのままでいたいと思ったが、昼休みに出てきたこと思い出して、山田、起きて、と背中を何度か叩いた。

遠くでする涼子の声に寝たままにんまりと笑う山田にチョット切れた涼子は、起きろっ、と平手で背中を叩いた。ビシッ、と厳しい音がして、…、あっ、と山田はやっと意識を取り戻した。山田、離して、涼子の甘いささやきに山田はニヤけてだらしない顔を向けていた。もう、戻らないと…、本心では涼子もずっとこうしていたいので、涼子を離そうとしない山田をとがめる声にいつもの迫力がなかった。

イヤです、子供のような笑顔で山田が甘えていた。何言ってるの、署に戻らないとダメよ、駄々をこねる子供を諭すように涼子はチョット困ったような顔を見せた。涼子先輩は、もうオレのモノです、涼子を抱きしめる腕に力を込めた山田は、うれしそうに涼子の顔をのぞき込んでいた。放出で脱力した息子がまた力をみなぎらせて、涼子を刺激した。ダメだったら、…、離して、ねっ、山田の笑顔につられて困った顔に笑みを浮かべた涼子は、元気を取り戻した息子にメスの部分を刺激されて彼女らしくない女っぽい声を漏らしていた。

涼子先輩も、もっとしたいんでしょ、涼子の甘いささやきで図に乗ってニヤけた山田が、元気を取り戻した息子の出し入れをはじめた。あっ、ダメよ、ああっ、帰らないと…、欲情の炎を点火された涼子は、山田から目をそらして悩ましげな横顔を山田に見せながら、甘美な吐息を漏らしていた。気持ちいいんでしょ、おっ、涼子先輩、ううっ、すっかり調子に乗った山田は本格的に腰を振り始めた。

あっ、だめっ、あっ、ああっ、2回もナカ出しされたアソコに出入りする息子が、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と粘液をかきまぜる音を立てるのに顔を赤らめた涼子は、それをかき消すように官能的なあえぎ声をあげた。女らしくなったカワイイ涼子に思う存分に欲望をぶつけられる幸せに、山田は至福のただ中でだらしなく顔をゆるませていたが、変わらずに腰を奮って涼子を翻弄していた。2回も放出したので今度は長続きしそうだった。調子に乗った山田は、ちょっと涼子をいじめたくなって、快感にゆれる涼子をジラしたくなった。

…、急に動きを止めた山田に、涼子はぼんやりした視線を向けた。気持ちいいですか?、山田が優越感をにじませた笑いで涼子を見ていた。…、山田らしくない物言いに、涼子はチョット興奮から冷めて黙っていた。さっき、涼子先輩、イッてたでしょ、山田はなおもたたみかけるようにささやいた。…、恥ずかしい事実を指摘された涼子は顔を赤らめたが、山田の態度にムカついてきた。スゴイ、気持ちよさそうでしたよ、涼子に不興を買っていることに気づかない山田はなおも悪ノリしていた。

気持ちよくなりたかったら、お願いしてください、言ってはいけない一言を口にした山田は、それに気づかずにニヤけていたが、涼子は突然切れた。バカモノ!、すっかり油断していた山田を突き飛ばすと、股間にぶら下がる金○袋を握って力を込めた。ひいっ、とっさのことに何が起こったのかわからずに、ベッドに仰向けになった山田は、股間の激痛に悲鳴を上げた。調子に乗りすぎだ、怒りが欲情をかき消してすっかり冷静に戻った涼子が凛とした横顔の目のハシで山田を睨みつけた。

交渉人涼子 9話 (11) につづく
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