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短編 (137)白い憎悪(12)

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短編 白い憎悪 目次

短編 (137)白い憎悪(12)

「服、着ろ」
バスルームから出た六郎は、美加にセーラー服着用を命令した。

「はい…、?…」
やっと地獄のような責め苦から解放されると思った美加は、かすかに安堵して畳んだセーラ服に手を伸ばしたが、はさんでおいた下着が無い事に気付いた。

「ああ、パンティは付けなくていいからな」
不安げに辺りを見回す美加をニヤニヤして見ていた変態は、下着無しでセーラー服を着るように命令した。美加の使用済み下着は変態のカバンにしっかり納まっていた。
「…、はい…」
不気味に笑う変態をおそるおそる見た美加は、まだこの地獄が終わらないのだと絶望的に落ち込み、背中を向けるとまだ水滴をキレイに拭き取ってないカラダに真新しいセーラー服をまとった。

「学校に連絡しろ、『風邪で休みます』ってな」
美加の学生鞄からケータイを取りだしたヘタレ毒男は、風邪…のところを気味の悪い声色を使ってズル休みするように命令した。
「…、はい…」
その言葉で今日一日この変態に弄ばれるのだと理解した美加は、涙が止まるほど絶望し、震える手で担任に電話した。

時間はちょうど1時間目がはじまる前で、電話に出た担任は元気のない声を聞くと、真面目な美加の言葉を疑うことなくあっさり欠席を認めた。

「じゃあ、続きするから、こっち来い」
うなだれたままケータイを切った美加をベッドの上から呼んだ六郎だったが、
「ノド渇いたな、ビール飲むか」
立ち上がって冷蔵庫をのぞき込んだ。美加は下着を着けてないオマタがスースーする頼りない感じに、内マタに力を入れて立っていた。

「オマエも飲めよ」
缶ビールを持ってきた六郎は、催淫剤を仕込んだペットボトルも持ってきてキャップを外して美加に渡した。
「…」
そんなことなどもちろん知らない憐れな美少女は、言われるままにソレを一口含んだ。
「はあっ、うめえっ、じゃあ、つづきするから、ココに座れ」
缶ビールを一気飲みして愉快そうに声を上げ、ベッドに大きく脚を広げて座った変態は、ソコに座るように目配せした。
「はい…」
ナニをされるのか想像も出来ず怯える無垢な少女は、しかし逆らう勇気もなく、言われるままに変態の前に背中を向けて座った。

「これから、オマエにいいこと教えてやるからな」
怯える美加に後ろから抱きついた変態は、ヒダスカートに手を入れると下着を付けてないスベスベしたソコに手を当てると、ピッタリ閉じたスジに指を食い込ませた。

短編 (138)につづく
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