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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 8話 (20)

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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
8話 淫乱女刑事 (20)

猛り狂った息子に従って腰を乱暴に突き上げる山田は名器が絡みつくとろけるような気持ち良さに耐えきれず、二回目だというのに早くも発射の予感を感じていた。しかし精子を注ぎ込むのが目的であるかのように全くペースを落とさない山田は、うっ、とうなると大量のザーメンを涼子の中にナカ出ししていた。匂い立つような女体にしがみついて腰を振って息子の先端からあふれる粘った液体の最後の一滴まで膣に注ぎ込んだ山田は、脱力したように風呂場の床にへたり込んだ。壁に手を突いていた涼子も山田に向き直ると床に女座りしていた。

また頂点の寸前で突き放された涼子は、チョットイライラして、満足か、山田、と無表情に聞いた。はあっ、ぼんやりした顔を上げた山田は、涼子の虫の居所が悪いのを察知して、大変、結構でございました、と座り直して正座になった。女座りでカラダを傾けて妖艶な裸体を見せつける涼子は、癇癪が収まらずに、オマエ、いつもナカに出すが、私が妊娠したら、どうするつもりだ、と冷たく叱りつけた。涼子のりりしい顔に一瞬ウットリと見とれた山田はハッとなって、そのときはもちろん、責任を取らせて頂きます、と真剣な顔で乗り出してきた。

真剣な山田をバカにするように、責任って、どうするつもりだ、とイジワルっぽい笑みを向けた涼子に、もちろん、結婚させて頂きます、と鼻息荒く涼子に迫ってきた。目前の山田の真剣な顔に圧倒された涼子は一瞬素の顔になったが、バカだな、とうれしいような悲しいような複雑な表情を見せると顔を伏せた。涼子先輩っ、肩に手を当てて涼子の顔を起こした山田は、涼子の目が濡れているのを見て、見てはいけないモノを見たような気がして何も言えなかったが、切ない表情でぼんやり見返す涼子がどうしようもなく可愛く感じて抱きしめていた。

山田、離してくれ、山田に体を預けるように抱きしめられていた涼子が無表情につぶやいた。体を離してのぞき込む山田に涼子は横を向いて美しい横顔を見せると、結婚なんて、バカなこと、もう言うんじゃないぞ、と切なげにつぶやいた。半ば伏せたまぶたのハシで涙が光っていた。それを隠すような長いまつげが妙に色っぽかった。真剣な表情で見つめる山田は何か言いたげにやや口を開いたが、涼子の悲しそうな顔を見ていたらやっぱり何も言えなかった。しかしこのとき涼子と結婚するのは自分だと心に決めた。

まあ、いい、コーヒーでも飲もう、表情を引き締めて顔を上げた涼子はかすかに笑って山田を見た。はい、山田も涼子に合わせるように笑って立ち上がった。オマエは先に出ろ、と言われた山田がバスルームから出ると、その辺にバスローブがあるから使っていいぞ、涼子の声がした。まわりを見渡すと、たたまれたそれを見つけて着たが、涼子の父親用なのかずいぶん丈が足りなかった。

涼子はビデを手にしながら、このままだと、山田の子供が出来るのかな、とふといつかの想いが頭をかすめたが、立ったままそこにビデを入れて中を洗浄した。あっ、ああっ、アソコの中を暴れ回るお湯で粘膜を刺激されて快楽に揺れて妖艶に立つ女体を波立たせたが、目尻から涙が一粒こぼれていた。軽くシャワーを浴びた涼子がバスルームから出ると、お拭き致します、お姫様、と山田がバスタオルを手にひざまずいて待っていた。そうか、許す、涼子もまんざらでないように笑ったが、でも、イヤラシイことはするなよ、とくぎを刺した。

交渉人涼子 8話 (21) につづく
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