2ntブログ

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 8話 (4)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
8話 淫乱女刑事 (4)

涼子の頭には体を焦がす欲望を解消することしかなかった。誰でもイイから淫乱に沸き立つ蜜壺を埋めて欲しかったが、やっぱり疲れた中年より若くて元気な学生のほうが良かった。電車の中で腕をつかんだ時点から涼子はこの若い学生に淫乱な欲望をもてあます体を慰めてもらうつもりだった。行きずりの男との性交渉には抵抗があったが、スケスケの薄い生地一枚を隔てて興奮で張りつめた乳房を愛撫されたことを求愛されたモノと考えて、この学生とはこれから恋愛の延長線で深い関係になるのだと、ずいぶんと手前勝手な理屈で自分を納得させた。

部屋の前で不安そうに立ち止まった大滝に、早く入りなさい、と連れ込んだ涼子は部屋のドアを閉めると、ジャケットとスカートを脱いでキャミガーターとGストパンティ、ストッキングのみの挑発的な姿を大滝に見せつけた。服を脱いでも淫乱な欲望で体がほてって熱いくらいだった。いきなり色っぽい下着姿を見せられた大滝は、阿呆のような顔で瞬きするのを忘れて目前の美しい体に見とれていた。ほとんどハダカと変わらない姿でなまめかしく肢体を見せつける涼子は、座りなさい、と長いまつげに隠れて半開きになった切れ長の目でいすに目配せした。フェロモンを垂れ流すナイスバディにあおられて股間にテントをはった大滝は腰を引いて、まるで幇間のような卑屈な姿でいすに座った

ベッドに腰を下ろした涼子は脚線美を見せつけるように足を組むと、あなた名前は?、とイヤラシさをにじませた笑顔で見つめた。おっ、大滝です、輝くばかりの美貌に圧倒された大滝はしどろもどろで応えた。大滝は学生?、涼子はオドオドした青年に楽しそうに笑っていた。M大法学部です、大滝はアタフタと学生証を取り出すと涼子に差し出した。あらっ、一流だ…、痴漢男が一流大学の学生と知って、少々意外に感じたが、そんな立派な学生さんが、痴漢するんだ、涼子の男のサガを見透かしたような笑みに大滝は返す言葉もなく顔を下に向けた。

それに礼儀知らずだわ、長身の体を縮ませる大滝に、涼子は楽しそうに言った。はあ…、涼子の真意を測りかねた大滝は曖昧に応えた。あなた、女性だけこんな姿にさせて、平気なの?、上半身を乗り出して豊満な胸を突き出す涼子は、大きな二つのふくらみの間にはっきりした谷間を見せつけて恐縮する大滝を見下ろしていた。はあ…、あっ、はいっ、自分から脱いでおいて、と涼子の言葉に反発したかったが、色っぽい姿にすっかり股間をふくらませた大滝は服を脱ぐと、トランクス一枚になってやや肉付きは足らないが十分男らしい体を見せつけた。

いいカラダしてるわね、着せやするたくましい肉体を眺めながら、予想外な拾い物に気を良くした涼子は淫乱な表情にうれしそうな笑みを浮かべた。ふくれあがった股間を見つめながら、妖艶な光沢を放つ唇のすき間から見え隠れする、軟体動物のようなぬめった舌の生々しい淫乱な色気に興奮した大滝は、欲望の高まりがトランクスを突き上げるのも隠さずに荒い鼻息の音を静かな室内に響かせていた。シャワー浴びてくる?、目前の興奮した若い野獣に上気した妖艶な表情を浮かべた涼子は、熱い欲望をたぎらせてぬめった蜜壺から熱い滴を漏らしていた。

はいっ、すっかりやる気になった大滝はシャワーもそこそこに浴びると、水滴をまとったままの体で再び涼子の前に姿を現した。その股間からは固く膨張した息子が下腹に沿ってそそり立っていた。若い欲望に呼応するように興奮の炎を燃え上がらせた涼子は、熱い吐息混じりに甘えた声を漏らして、こっち来て、と大滝を誘った。高まる淫靡な予感に涼子は胸の鼓動を高鳴らせて、口をぎゅっと結んでたまった唾をゴクンと飲み込むと白いノドをかすかに上下させた。欲情した女体の甘美なフェロモンに誘われるように妖しい迫力で迫る大滝に、脱がせて、と肩幅に足を広げて立つ涼子は股間の敏感な部分だけを隠すGストパンティを指さした。ふくれあがる獣欲のオーラを漂わせた大滝は、涼子の股間にひざまづくとほとんどひものようなパンティをゆっくりとズリ下ろした。

交渉人涼子 8話 (5) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 19:48:05 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/308-b152d52a
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next