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隣の奥さん 奈津実 目次隣の奥さん 奈津実 (15)若妻の水着姿
「あ、ここです、ここ…」
水着ショップ「ぴんくあんっとおっぱいん」に、こずえがはしゃいだ声で慎次を引っ張っていた。
結局こずえもついてくることになって、三人はハチ公を睥睨するようにそそり立つ十九の丸いタワーにやってきた。
「奈津実さん、それにするんですか?」
すげっ…、こんなの、いいのか…、
はしゃぐこずえを冷たく突き放した慎次は、奈津実が手にするニット地の編み上げビキニを見て、
スケスケっていうより、素通しだよ…。
網タイツのような粗い編み目から大事な部分のナマ肌をモロ見せする人妻を妄想し、萌えまくって鼻息を荒くしていた。
「ええ、エスニック調と合わせるのが、はやってるんです、試着しますから、見てくれます?」
おバカな妄想でのぼせ上がるエロ浪人に、涼やかな笑顔を向ける奈津実が見てくれと言う。
「えっ、もちろんですっ」
見ろっ、てかあっ…、うわああっ、たまらんっ…、
ヨダレを垂らした狼のまえに無防備な羊を差し出すような暴挙を慎次は大歓迎した。
お、奥さん…、オレにどうしろって、言うんだよおっ…。
変態浪人はエロ水着姿で誘惑する若妻のあらわな姿を妄想して、ニヤけたバカ面をさらしていた。
「伍代くん、これ、どうかな?」
鼻の下、伸ばしちゃって…、イヤらしい…。
試着室に向かう奈津実の艶めかしい後ろ姿にヤニさがる慎次に、
こんなエッチな水着…、慎次くんだから、見せてあげるんだよ…。
嫉妬心ムキ出しのこずえは上目遣いの甘えた声を漏らし、極限まで布地を節約したTバックビキニを差し出した。
「ああ、いいんじゃね…、着てみろよ」
ちっ、いいトコで、ジャマしやがって…。
妄想でモロチラ水着姿の奈津実を辱めていた慎次は、目のハシで鬱陶しそうにこずえを見ると、試着室に行けと目配せした。
「うん、ちょっと、まっててね」
人妻よりも、半年前まで女子高生だった、現役予備校生よ…。
いまいちよくわからないブランド意識でお隣の人妻を見下したこずえは、嬉嬉として試着室にこもった。
「奈津実さん、もう、いいですか」
はあはあっ、奈津実さんのナマ着替え…、
こずえを追い払った慎次は人妻の着替えシーンの妄想で荒い吐息にまみれた。
ええいっ、のぞいてやれ…。
エロい期待で鼓動を高鳴らせて試着室の前にしゃがみ込んだエロ浪人は、震える指で静かにカーテンをめくってローアングルから見上げた。
「ちょっと待ってください…、いいですよ」
カーテンのスキマから見あげるむちむちナマ太ももにだらしなく顔を緩めた慎次が、その声に慌てて立ち上がるのと同時にカーテンが開いた。
「どうですか?」
おへそのあたりで手を合わせた奈津実が、照れたように笑って慎次の目を見つめていた。
「…、あ、ああっ、い、いいですっ」
へ?…、なんだ?…、
新妻のまぶしい水着姿は慎次の予想とはちょっと違って、編み目の粗いニットビキニはエスニック柄のビキニに重ね着されていた。期待はずれか、と落胆した慎次だったが、
でも、はああ…、やっぱ、いい…。
大事な部分だけ隠した艶めかしい女体が発散するフェロモンに股間を熱くし、ツルツルプルルン素肌の曲線に食い込むビキニに鼻息を荒くすると、
「うしろ…、いいですか」
おしりは、どうなってんだろ…。
うわずった声でお尻が見たいとリクエストしていた。
「こんな、かんじ」
エロ浪人のスケベなリクエストに、照れながらうれしそうに笑った奈津実はクルッと後ろを向くと、お尻の前で手をくんで振り返り、伏し目がちな笑みを浮かべた横顔を見せる。
「う…」
ちー、ばっく…、ですか…、
ローライズの編み上げビキニの上にはみ出すエスニック柄ビキニはTバックだった。
でも、パンティ?…。
エロ妄想にまみれてドキドキしながら若妻のナマ尻を見つめる慎次は、Tバック水着の下にTバックパンティのナマ下着を穿いたままなのに気付いた。
「あ…、試着は、下着の上からなんです」
至近距離からお尻のナマ肌に突き刺さるエロ浪人の視線を意識した奈津実は、恥ずかしそうな笑顔で匂い立つような半裸の女体を艶めかしく揺らし、水着の試着でブラは直接していいが、ボトムは下着の上からするのが常識だと、パンティを3枚履いている理由を説明した。
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