2ntブログ

== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 5話 (11)

裏ろま中男 作品リスト
交渉人涼子 目次

交渉人涼子 Negotiator Ryoko
5話 新課長着任、愛の嵐 (11)

しばらくそのままの格好で抱き合っていた二人だが涼子が、どきなさい、といつもの調子で声をかけると山田は涼子からゆっくりと体を離した。すでにしぼんでいた息子はアソコからするりと抜け、栓の無くなったアソコからたった今注ぎ込まれた粘っこい液体があふれてきた。涼子はトイレットペーパーでアソコをぬぐった。トイレットペーパーには山田の注ぎ込んだ液体がべっとりと付いた。山田は表情に乏しい顔で、シツレイしますと、下半身はだかのまま個室から出た。個室の外でズボンをはく音がして、山田は女子トイレを出て行った。

涼子は便座に腰掛けるとウォシュレットのスイッチを押し、アソコにお湯を注ぎ込んでザーメンを洗い流した。お湯でアソコがキレイになった後もお湯で下腹を暖められる感触を味わっていたが、赤く染まったお湯が放出されるのに気づいてあわててスイッチを切った。どうやら生理が始まったようだ。涼子はタンポン派で今手元にないが、このトイレの洗面台の下に買い置きがある。

涼子は股間の水気をぬぐうとまくれ上がったスカートを下ろし、ノーパンのまま個室を出て洗面台の下のタンポンを取り出そうとしてかがむと、背中に視線を感じて振り返った。そこには沢村課長がいた。涼子はスカートのおしりを押さえて、こんなところで何してるんですか、ココは女子トイレですよ、とたしなめた。沢村はニヤケながら、聞かせてもらったよ、という。一瞬何のことか理解できなかった涼子だったが、沢村が右手にもったボイスレコーダーのスイッチを押すと、そこから聞こえてくる自分の声にその言葉の意味を理解した。

ボイスレコーダーからはついさっきまでそこの個室で、涼子が漏らしていたセクシーな声が漏れていた。洗面台の前でしゃがんだまま身動きできない涼子は、全身に悪寒が走るのを感じた。このビルには普段女性は君しかいないので、ココは君専用になっているようだね。それをいいことにみだらな行為に耽るとは、教育が必要だなあ、とイヤミっぽい笑みを浮かべて沢村が言う。まあ、立ちたまえ、と言われて涼子は沢村に正対して直立の姿勢をとった。

沢村は涼子のキャミドレス姿の首元にかかる髪をもてあそぶようにしながら、こんなイヤらしい体をしていたら、ガマンできないのもしょうがないか、と薄い生地に体の線をあらわにした涼子の全身を舐め回すように眺めておぞましい笑顔を浮かべている。この瞬間涼子は課長の正体を悟った。前課長のあからさまなセクハラには閉口したとはいえ隠さない分正直だったが、この課長はエリートの上品な顔の下におぞましいスケベな本性を隠していたのだと。

このことは私の胸に納めておきたいが、そのためには、私のおさまりを付けてもらわないと、と言われて、もったいつけた言い方をする、と涼子は白々しく感じながら黙って聞いていた。とりあえず、これを治めてもらうか、とふくらんだ股間を指さした。ほら来た、と涼子は内心予想通りの展開にうんざりしたがあくまでも神妙な顔つきを続けた。涼子が微動だにしないで無表情なのにじれったくなったのか、沢村はファスナーを下げて、これをしゃぶるんだ、と邪悪な熱気を帯びた欲望の高まりを見せつけた。

交渉人涼子 5話 (12) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。
関連記事
┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 21:56:25 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/269-376da098
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next