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レンシャヲトコ (18)ヤブヘビ

ろま中男3 作品リスト
レンシャヲトコ 目次

レンシャヲトコ (18)ヤブヘビ

ナレヲでおま…、ってまた1ヶ月ぶりか~いっ…、ホンマ、作者のヤツ、なにしとんねんっ、…。

こんばんは…、ナレヨですう…、お姉さんに会えなくて、さみしかったアナタ…、かんにんえ…、ウチ、作者ハンのモンやから…。

なにゆうとんねんっ、このオバハンはっ、アンタなんて、誰も待ってへんで、…。

ボカッ(ナレヲ、鼻血を吹いて倒れる)
アホは、ほっといたらよろし…、ほんなら、1ヶ月ぶりやし、サービスしまっせ、…。

やめんかい!、ちゅーねんっ!、ちゅうねん、ゆうても、中年とちゃうねんで…、「♪ムチャクチャ好きやっちゅーねん」ともちゃうねんで…、あ、あっとるやないか…、ナレヨはんは中年やけどな、…。

なんや、アンタ、立ち直り、早いな…、そんなことよりな、作者はんな、今日な、なんとっ、アメブロで125位やってんで…、登録ユーザ600万とも700万とも言われるアメブロでやで、すごいやろ、PCの人は横のアメブロランキング、見たってな…、はあ、さすが作者はんや、ますます惚れ直したわ、…。

なんや、そうゆうわけかいな…、作者はん、ええ順位とると、ワシら出させて、自慢しはるからのお、困ったもんや…、それにアクティブユーザやったら37万ぐらいやで(2位のFC2が約10万ですけど)。
(作者注:毎度の口上で恐縮ですが、この回のアメブロ初出時のコトです)

ええやないの…、作者はん、毎日4時間しか寝んと、『ろま中男劇場』、更新しはったんやで、…。

そやったんか…、毎日4時間しか寝んと、官能小説をなあ…、って、そんなんタダのアホやで、…。

ボゴッ、ゴキッ、グチャッ、ズジュル、…(半液状になって地面にへばりつくナレヲ)。
アンタなあ、なんてこと言うねん、優しいワタシかて、ゆるさへんで、…。

…って、ナレヨハン…、散々やりたい放題して、ようゆうで、…。

アラ…、ホンマ、回復、早いなあ…、学生時代、なんか、運動でもしてはったん?…。

ふふふっ、聞いて驚くな…、って、ちゃうやろ、コレが小説やなかったら、アンタ、犯罪者やで、…。

そんなん、どうでもええわ、…、ほとんどの読者はんは、ストーリー覚えてへんし、ちょっと説明するで、あの、カワイイ堀北真希ちゃんが、作者はんの泣ける恋愛小説に惚れこみはって、とうとうメイドコスプレして、作者はんちに転がり込んだ、ちゅうところで、終わっとったんやな、…。

なにゆうてんねんっ、そりゃ、単なる作者はんの願望やろっ、読者はん、ダマされたら、あきまへんで…、ほんまは、ヲタクアニキに好き勝手やられた、堀○真希似の妹が、復讐に萌えて、やなくて、燃えて、バカアニキの寝込みを襲おうとしとるとこで、終わったんでっせ、…。

まあ、そんなもんやろか…、しゃあない、今日はこの辺で、勘弁しといたるわ、…。

なにゆうてんねん、このオバハンは…、ほんなら、1ヶ月ぶりのレンシャヲトコ、お楽しみください、…。



もう、絶対許さないっ…、あおいの、純潔、踏みにじったうえに、もう眠いから、寝るですってえ、…。
絶倫バカアニキに女の本能を開花させられて、メイドにまで調教されてしまった可憐な妹は、突然眠いと言って自室に戻ってしまった剛に、復讐すべく怒りを燃やして階段を上がっていた。

ホントに寝てるよ、このバカアニキ、どうしようもないわね、…。
あおいが部屋をのぞくと、美少女フィギアやアニメキャラフィギアが乱立する腐海のような景色の向こうに、フィギアに埋もれるようにして剛がベッドで寝ていた。

あおいはこの部屋を魔窟と呼んで足を踏み入れたことが無かったが、怒りにまかせてニーハイの絶対領域がまぶしい足を踏み入れていた。

「いたっ…、なに?…、やだ、裸の人形じゃない、キモッ」
知らずに自分でたたき落として踏んづけたフィギアが、剛一番のお気に入り「月面兎兵器ミーノ」だとはもちろん知らない。ミーノはニンジンのシッポのバニーガール姿をしているが、あおいにとっては裸のフィギアと同じだった。

「う、ううんっ…、なんだよ、あおい…、まだ、かわいがって欲しいのか?…、カワイイヤツだな」
物音に目を覚ました剛は、あおいが夜這いしにきたと勘違いして寝ぼけ顔をだらしなく緩めていた。

「あれ、おまえ、何持ってんだ?…、それ、ミーノじゃないか、えっ、壊れてるっ、なんてことすんだよおっ」
あおいの手に握られたミーノを見つけると、血相を変えて奪い取る。

「な、なによ…、そんな、人形に興奮しちゃって、変態じゃないの…」
自分で壊した負い目が多少はあったあおいは、壊れたミーノを見つめて今にも泣き出しそうなヲタクアニキにちょっとだけ申し訳なくて、いつもの強気な毒舌も勢いがなかった。

「バカッ、ミーノは人形なんかじゃないっ、ボクの天使なんだ」
あおいの不用意な一言に激高した剛は、強がる妹を潤んだ目でにらみつける。

「や、やだ…、ゴメンてば…、泣くことないじゃん」
涙に濡れたいじましい目でにらまれたあおいは、自分が悪者になった気がしてつい弱気になっていた。

「でも、許すよ…、オレは兄ちゃんだからな…、お兄ちゃんを、カワイイフィギアに取られそうで、ヤキモチ、妬いたんだろ」
ヲタクらしい自分勝手な発想で勘違いした剛は、半ベソにムリヤリ笑みを作った不気味な顔であおいを見つめる。

「な、なに言っちゃんてんの…、そんなこと…」
アブナイインナーワールドに入り込んだ剛に、身震いして怯えるあおいは逃げ出すタイミングを計ってあとずさる。

「でも、ペナルティだ…、ミーノのコスプレしてもらう…、これからあおいが、ボクのミーノだ…」
すっかり妄想の世界に入り込んだ剛は、腐海の中からミーノの衣装を取り出すと、半分イッてしまった目であおいを見つめて、ジリジリとにじり寄っていた。

レンシャヲトコ (19) につづく
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