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== ハーレム ==

ハーレム (14)ラッキーガール麻里子

ろま中男3 作品リスト
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ハーレム (14)ラッキーガール麻里子

「お疲れ様でした」
M字開脚した陽菜の温かい女体に抱きついて放出の余韻を楽しんでいると、いつものように優子が声をかけてくる。

「わかってるよ…、麻里子、いつまで泣いてんだ、早く服着ろ」
極上の女体から離れがたく、いつものことながら優子の申し訳なさそうな、それでいて事務的な声に不機嫌になったオレは、いつまでも床に伏せて泣いている麻里子に怒鳴りつける。

「ひっ、あ、はい…」
冷え切った女体に響く声にビックリして泣き顔を上げた麻里子は、命令されたのがうれしいのか、泣き顔にかすかに笑みを浮かべてキャミとジャケットを身につける。

「そんなもん、はくな」
オシッコで濡れたパンティを思案顔に寄り目で見ていた麻里子の背中に声をかけると、ビックリして飛び上がり、慌ててジャケットのポケットにねじ込んだ。

「これを…」
陽菜からザーメンを回収して一通りの説明をした優子が麻里子にスカートを差しだした。オレの好みをわかっている優子のチョイスはヒラヒラした花柄のミニスカだった。

「…ありがとう」
そつない美人秘書然とした優子に圧倒された麻里子はぎこちなく頭を下げると、ノーパンのままそれにキレイな脚線美を通した。

「じゃあ、いくか」
オレが優子をチラ見すると、有能なラッキーガールは麻里子の背中を押して歩き出す。

「あっ、あのっ…」
まだ中途半端に着乱れて色っぽい肢体を見せつけるミニスカポリスは、強盗犯が行ってしまうので慌てて声をかけた。

「彼女の身柄は国繁庁の預かりになります、よろしいですね」
きびすを返してカツカツとハイヒールの音を響かせた優子が、腰が抜けて立ち上がれない陽菜にいつもの事務的な口調で命令にしか聞こえない説明をする。

「あ…、はい、ご苦労様です」
子孫繁栄の大命題を掲げて絶大な権力を持つ国繁庁の名を出された陽菜は黙るしか無かった。
「陽菜も…、ちぇっ…」
モーゼの十戒で海が二つに割れるように人並みが別れる。堂々と出て行く三人の背中を見送りながら、陽菜は自分が選ばれなかったことにちょっと拗ねていた。

「あの、私…」
銀行を出た麻里子は逮捕されずに放免されたことが納得できずに、すがるような目でオレを見上げる。

「オマエはオレの女になったんだ、優子、仲良くしろよ」
元銀行強盗のスベスベしたナマ尻をまさぐりながら、優子に目配せすると
「心得ております」
後ろに控えた優子がうやうやしく頭を下げる。

「あの…、あっ、ありがとうございますっ」
お尻を愛撫されながらきょとんとした顔を見せた麻里子は、オレに飼われる事を理解してパッと顔を輝かせると、大げさに頭を下げた。
「麻里子さん、お尻が…」
一歩引いて歩く優子がナマ尻をモロチラするミニスカのスソを押さえていた。

「ゴメンなさい、優子さん、よろしくお願いします」
恥ずかしそうにミニスカを押さえて振り返った麻里子は、親しげな笑顔で優子にも大げさに頭を下げていた。
「優子、しっかり教育しろよ」
子犬がじゃれつくようなカワイイ麻里子を横目に見ながら一応優子に釘を刺しておくと、
「かしこまりました」
あくまでも事務的な口調の優子が、オマタの前でキレイに手を揃えておじぎしていた。

オレの指名で麻里子は国繁回収員になった。まだ規定の研修を受けてないので見習いということになるが、国繁回収員を目指すカバーガールよりも立場的には上になる。銀行強盗に関しても国繁回収員という国家的最重要課題遂行のために、超法規的措置が執られて不問に付されるはずだ。

ハーレム (15)につづく
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