2ntブログ

== 女子校生由貴 ==

女子校生由貴 (381)主役交代

ろま中男3 作品リスト
女子校生由貴 目次

女子校生由貴 (381)主役交代

「なんだよ、ノリ悪いな…、じゃあ、由貴やってみろ」
正義の美少女戦士から南極よりも冷たい視線を浴びて珍しくたじろいだタダシは、由貴にムチャぶりしていた。

「え、由貴が…、はい…」
突然ふられた由貴は立ち上がると
「えっと…、『愛ある限り…、戦い、ましょうっ…』」
っで、よかったっけ…。
他人事だと思って聞いていたセリフを、モジモジしながら懸命に思い出していた。

「『命、尽きるまで』…」
…だったよね…。
「違うよ、『命、燃え尽きるまでっ』よ」
由貴がうろ覚えのセリフを間違うと、それまで一人で歌い踊りまくっていた由里子が間髪入れずにツッコミを入れてきた。

「おっ、やるじゃん、じゃあ、由里子、やってみろ」
「『美少女仮面っ パンチラリンッ!』」
脱いだピンクマントを拾い上げてビニールキャミが透ける女体に巻いた由里子は、ポーズ付きでパンチラリンのセリフを自信満々に言ってのける。
「おおっ、そうだよっ」
セリフだけじゃなくポーズまで見事に決めた由里子に、タダシは上機嫌で拍手までしていた。

「だったら、由里子がやれば…」
妙にうれしそうなタダシに優が呆れ顔でつぶやくと
「いいよ、由里子やるっ」
由里子はヤル気満々で乗り出してきた。

「え…、でも、パンチラリンは、微乳だし…」
うれしそうに目を輝かせる不思議美少女の勢いに引き気味のタダシは、貧乳キャラ設定にこだわって躊躇していた。
「それに由里子がパンチラリンやるんなら、オマエがこれ着るんだぞ」
優の美少女戦士属性をあきらめきれないタダシは、由里子の下着丸見えのビニールキャミに目配せした。

「え…、それは、ちょっと…、でもセーラー服あるし、コレ着なくても」
破廉恥な姿をした自分を想像した優は、普段の歯切れのよさを無くして珍しく言いよどんでいたが、元の服に戻ればいいと開き直っていた。

「じゃあ、そう言うことで」
恥ずかしい役目から解放された優はせいせいしたと言わんばかりに着替え始めた。優が何のてらいもなく服を脱ぎ始めて由貴はあわてたが、すでにタダシのお手つきになってた優は、下着姿を見られても特に恥ずかしいとは思わなかった。
「由貴ちゃん、うたおっ」
セーラー服姿でいつもの自分に戻った優は、ご主人様の命令を遂行できなくて落ち込んでいた由貴を誘ってデュエット曲を選び始めた。

「由里子がやるね」
優が脱いだ安っぽい生地のコス衣装を手に取った由里子がうれしそうに着替え始めた。はなから下着姿と動揺の由里子は、もちろん恥じらうはずもなくパンチラリンに変身していた。

「どう?」
赤い裏地の純白衣装を身につけた由里子が胸の前で腕を交差させて、ダブルピースの決めポーズを見せる
やっぱり、胸が…。
生地を突っ張らせてふくらんだ胸を見たタダシは、パンチラリンの微乳属性をどうしてもあきらめきれなくて小さくため息をついた。それに調子がいいだけでヘタレの由里子に、省吾を退治できるかはなはだ疑問だった。

「由里子じゃ、不満?」
タダシの反応の悪さにめげる様子のない由里子は、隣に座ってしなだれかかると上目遣いに甘ったれたセリフをささやく。
「…、ま、いいか」
不思議系美少女のウルウルした目にあっさり宗旨替えしたタダシは、お尻に手を回してパンティの穴に指を伸ばしていた。

「あ…、やあん、えっち」
あそこを直接イジられた由里子はエッチな笑みとともに甘えたささやきを漏らして、触りやすいようにお尻を上げてカワイイ唇でタダシの耳タブをなぶっていた。

由里子ちゃん…、ご主人様と…。
人気韓国女性ユニットの曲をデュエットする由貴は、タダシが由里子とちちくり始めたのを見て落ち込んだが、解放感を満喫する優は脚線美を見せつけるような例の振り付けでノリノリに歌いまくっていた。

女子校生由貴 (382) につづく
ブログランキング ケータイの方はこちらから
ブログランキングバナー1日1クリックご協力をよろしくお願いします。(別ウインドウが開きます)
にほんブログ村 小説ブログ 恋愛小説(愛欲)へにほんブログ村 1日1クリックご協力をお願いします。(別ウインドウが開きます)
関連記事

┃ テーマ:自作長編官能恋愛小説 ━ ジャンル:アダルト

┗ Comment:0 ━ Trackback:0 ━ 17:12:30 ━ Page top ━…‥・

== Comment ==






        
 

== Trackback ==

http://aosaga9.blog.2nt.com/tb.php/2618-bc17afc3
 
Prev « ┃ Top ┃ » Next