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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 5話 (3)

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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
5話 新課長着任、愛の嵐 (3)

朝目覚めた涼子は、山田にご褒美をあげてから15日以上が経過してもう限界だろうと、ミニスカートで出勤しようと決めた。浴室に入って目覚ましにシャワーを浴びた。夏の間、涼子はシャワーを冷水で浴びる。寝起きに冷たいシャワーを浴びると、たちまち目が覚めて全身の感覚が鋭敏になっていく。体をつたって流れ落ちる水の冷たい粒が体のあちこちをくすぐるのを感じていた。乳首に触れてみると、固くなっている。乳房が張っているので、そういえばもうじき生理だと思った。

生理前の涼子は普段より性感が高まるようで、無意識に乳房に両手を当てて揉んでいた。やや厚めの唇の間からは、ああん、と色っぽい声が漏れる。シャワーから放出される水滴は絶えず涼子の全身にまとわりついて、つややかな皮膚から熱を奪おうとする。自らの愛撫で体の奥から熱いモノがこみ上げてくるが、それをシャワーに冷やされるのを心地よく感じていた。手のひらに力を込めて乳房の感触を確かめると、はん、と悩ましげな息を吐いて頭を反らせ、シャワーに顔射されていた。

股間を愛撫する誘惑にかられたが、これから出勤だ、と後ろ髪を引かれる思いを振り払って浴室を出た。黒のレース付きのガーターベルトを腰につると、赤の網タイツをはいた。山田はオタクチックなところがあるからこういうのを喜ぶだろう、と涼子は無意識にそうしていた。パンティもいつもの黒のTバックをやめて、赤いレースで素肌の透ける、腰が二本のひも状になったパンティを身につけた。揃いの赤いブラをつけると乳首が押しつぶされる感じにまた、ああっ、と色っぽい唇の間から声が漏れた。

鏡に向かって唇にリップを塗る。グロスリップは豊かな唇をツヤツヤぽってりと輝かせていた。口角を上げるようにして、笑顔を作ってみる。そしてキスするように鏡に顔を近づける。今日もかわいいよ、涼子、とつい口に出して、涼子は少女のような笑顔を浮かべていた。ナチュラルメイクをすっぴんと同じだと思っている涼子は、普段はリップの他に眉を描く程度でほとんど化粧はしない。ドライヤーで濡れた髪を乾かす。その間涼子は我知らず、「夢で逢えたら 」を口ずさんでいた。

光沢のある黒のキャミソールドレスは太ももにかかる程度の短さで、豊かな胸ときゅっとくびれたウェストのラインをつややかにたどっていた。ブラの形にあわせるようにVラインで胸元を大胆に露出する。ブラからあふれ出た乳房のつややかな肌とその間に出来る谷間をすっかり見せていた。見せブラの赤い肩ひもとキャミの黒い肩ひもが素肌の肩に食い込むのがセクシーだ。柔らかいサテンの素材はわずかな風でスソを揺らして簡単にパンチラしそうに思うが、腰まで体に密着しているので太ももの上のお尻の盛り上がりまでは見せても、パンティは見えそうで見えないようになっている。

赤い光沢のあるソフトレザージャケットを羽織ってファスナーを上げると、涼子の上半身をぴったりと包み込んで、豊かな胸と絞り込まれたウエストを強調していた。締め付けるように体に密着した赤いジャケットの下に、黒いキャミドレスの柔らかい生地が対照的だった。ミニスカート丈から伸びる太ももはわずかなナマ肌を見せてそこから下を赤い網タイツが覆っていた。その長い足を折り曲げてジャケットと同じ素材のブーツを履くとガレージに向かった。

涼子を静かに待っていたYAMAHA YZF-6RはセルスイッチをONするとたちまち目覚めて、静かなアイドリング音をガレージに響かせた。ヘルメットとグローブを身につけると、涼子は冷たい車体にまたがった。生理前でやや熱を帯びた体に車体の冷たさが伝わると、涼子はいっとき身動きできずにいた。網タイツの上の太もものナマ肌にスチールのタンクが密着する感じにぞくっと女体が震える。YZF-6Rはシート高がやや高めで、一般的な身長の女性には足つきの悪さがマイナスポイントだが、モデル並みに足の長い涼子には全く問題なかった。かかとの高いブーツなら両足を完全に地面にとつけて膝を曲げる余裕さえある。

交渉人涼子 5話 (4) につづく
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