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新人OL真里 (3)今そこにある本当の危機

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新人OL真里 (3)今そこにある本当の危機

市田は浪人2年目の19歳。親元から離れて上京し、一人暮らしをしていた。アパートの部屋は2階。最近若い女性が隣に引っ越してきた。

市田が見たその女性はまだ高校生のようなロリ顔で、しかしスタイルは悪くなかった。引っ越しの荷物を重そうに運ぶジャージ姿を窓のスキマから盗み見た市田は、巨乳だと思った。

彼女が引っ越してきてから、市田は受験勉強の息抜きに彼女の部屋を盗み聞きするのが日課になった。

壁に仕掛けたマイクで隣の部屋の様子を録音し、彼女のプライベートな生活をほぼ把握していた。オナニーする彼女の声が録音できた時は大喜びで浮かれ、一番のお宝になった。それをまとめてメモリスティックに入れたモノで、ムラムラしたときに妄想を逞しくしてモヤモヤを発散していた。


遅いなあ…。
いつも8時前には帰ってくる真里が今日は遅い、と思ってから2時間以上すぎていた。

?…、帰ってきた?…。
10時過ぎに階段を上がるカンカンと甲高い音がしたと思ったら、ガチャガチャと乱暴に鍵を開ける音がする。

ちょうど彼女のあえぎ声を聞きながらオナニーをしていた市田は、ふくらんだ息子をしまうとヘッドホンをつけたまま部屋を出て様子をうかがった。

真里の部屋はドアが開け放たれたままだ。
おお…、なんだ?…。」
おそるおそるのぞき込むと土間に靴を履いたままの足が見えた。もうちょっとのぞくと彼女が倒れ込んでいる。

うひっ、ナマ足だよ…、いいケツしてる…。
何事かと思ったが、オナニーの途中だった浪人生は吐息で忙しく背中を上下させる彼女のナマ太ももと、その先のフレアミニに包まれた形のいいおしりに釘付けになった。耳にはヘッドホンから彼女のあえぎ声が響いていた。

…、やっちまえ、…。
聞こえてくる彼女の艶めかしい声に聴覚を支配され、目の前で倒れた女体で視界を占有された市田の頭脳に悪魔のささやきが響いた。彼女の柔らかそうな素肌の感触を妄想した市田の良心は、あっさりそのささやきに吹き飛ばされた。

興奮した吐息の音が漏れるのを押さえた市田はドアをゆっくりと閉めると、彼女に覆い被さって口を覆い、耳にヘッドホンを当てた。

…え、なに?…。
度重なる危機を脱して何とかプライベートルームに帰ることが出来た真里は、気が抜けたついでに腰も抜けていた。
やんっ、誰かいるの?…。
淫らな欲望に狂った誰かのイヤらしい手で翻弄されて、抵抗どころか身震いすることも出来なかった。
わたし、どうしちゃったの?…。
自分になにが起こっているのかさえちゃんと理解できない真里は、部屋の中に自分以外の人間がいることさえわかってなかった。
なに?、なに?…、やっ、やらあっ…。
市田はヘッドホンの音量を最大にすると、まったく抵抗しない柔らかい女体を部屋の奥に連れ込んだ。状況がいまだに理解出来ない彼女のミニスカをずり上げパンティを脱がすと、口に押し込んだ。

なにか、縛るモノ…、これでいいっ…。
性犯罪者に成り下がった浪人生はチェストを開けてスカーフを手に取ると、床の転がした女体の両手を後ろで縛った。

うっ、やだっ、なんで?…、私、なに、口に入れてるの?…。
簡単に縛り上げられてしまった真里は朦朧とする意識の中で、パンティを脱がされたのを夢のように感じていた。
ああん、たすけてえ…。
悪酔いした男たちから逃げるのに体力を使い果たして、荒い吐息が治まらないカラダはまともに動いてくれない。
…、声?、だれ?…。
やっと大音量が響く耳に注意を向けた真里は、女性があのときに出すネコの鳴き声のような妖しいあえぎ声にますます混乱した。

?…、わたし、変に…、おかしくなっちゃった、のお?…、
真里はそれが自分の声だとは思いもしなかった。自慰に耽る恥ずかしい声が録音されているなんて全くの想定外だった。暗い部屋の中で下半身裸にされて、耳には妖しい声が聞こえてくるなんて、恐怖のあまりおかしくなってしまったか、悪夢を見ているとしか思えなかった。

ふううっ、ふんっ、ふうっ…。
まだ収まらない荒い息は口に何かねじこまれたせいで鼻からするしかなかったが、その荒い鼻息が女性のあえぎ声に混じって耳にやけに響いていた。

やったぞっ、やった…。
魅惑的な女体の妄想にまみれ劣情に狂った市田は、盗聴したいやらしい声で毎日オナニーしていた美少女を捕縛できたことに異常な満足感を覚えていた。
「はっ、ふふふっ」
縛られて身動きしない真里を征服した気になった市田は淫らな妄想を現実にすべく、自分の部屋にいったん帰るとあるモノを持って戻ってきた。

イイ子にしてたな、…。
美少女は市田が出て行ったときと同じ姿勢で床に伏せていた。

どうなっちゃったの、私…、こわいよお…。
現実と夢が綯い交ぜになってあまり危機感のない真里は、いつまでも収まらない胸のドキドキと恥ずかしいほど響く鼻息を、羞恥を帯びたはっきりしない意識で感じていた。

新人OL真里 (4) につづく
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