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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 3話 (3)

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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
3話 セーラー服チカンおとり捜査 (3)

待たせたわ、と別室に涼子が現れる。長い髪を三つ編みにしてほぼノーメイクの少女のような涼子は新鮮だった。しかしミニスカートから伸びるナマ足の太ももは大人の色気を漂わせていた。山田はついまじまじと眺めていた。普段と違う姿を目の前にして山田は夢心地だった。隠れマニアの山田はいつか涼子を女子高生の格好をさせるのが夢だった。涼子はその視線にチョット頬を染めて恥じらっているようにも見えた。セーラー服コスプレなのだが、山田は今の涼子を本物の女子高生だと思いこんでいた。

実はセーラー服でのおとり捜査は山田が言い出したことだった。今回の痴漢のおとり捜査が決まった時、山田は涼子にセーラー服を着せることを画策して、涼子に隠れて上司に上申していた。おぼこっぽい涼子を妄想してこのときを心待ちしていた山田だったが、目の前の涼子はスタイルのいい高校生離れした色気を隠せなかった。セーラー服の胸元が苦しくて、おなかの部分が引っ張られて、へそだしになっていた。ミニスカートは太ももを丸出しにして、生肌の吸い付くようなもち肌をあらわにしていた。

股間がはち切れそうなのを何とか隠して、これをどうぞと、山田がメガネを渡した。なに、と涼子が聞き返す。かけてください、と山田。裸眼で2.0以上の視力のある涼子はメガネはかけたことはないが、これも変装用か、と渡された眼鏡を掛けて、鏡をのぞき込んだ。度は入っていないダテ眼鏡だ。これじゃオタクアニメの主人公だわ、と思わず呟くと、女子高生をチカンするようなヘンタイは、多かれ少なかれオタクです、ときっぱりと山田が応えた。

おとり捜査なので、涼子は痴漢に触られる必要がある。そう考えれば、痴漢を誘う格好をした方がいいに決まっている、ココは山田に従った方がいいかもしれない。しかし山田ごときに従うのはシャクに障る。車の準備はイイと聞くと、スイマセン、1時間間違えました、と山田がかしこまっている。なにっ、と涼子のまわし蹴りが山田の頭に炸裂した。まともに受けた山田は、床になぎ倒されたが、涼子のナマ足の太ももとその奥の股間が丸見えになるのをしっかりと見逃さず、バカ面に笑顔を浮かべていた。

床に突っ伏した山田は土下座して、そこでお願いがあります、と切り出した。涼子はまたアレかと直ぐ理解したが、お願いって何、と冷たく言い返した。いつもの…、をお願いします、と山田はおそるおそる応えた。声がでかすぎると思ったが、この時間は誰も来ませんから、とスカートの中をのぞき込もうとしている。図々しいヤツ、と思ったが、まだ6時前で、時間の余裕はある。

誰も見てませんから、ココで手早く、と山田がスケベそう笑いを浮かべて言う。確かに女子トイレに行って戻ってくる時間が惜しいわ、と涼子は考えた。時間がないから、と断ることも出来たはずだが、涼子もすっかりその気になっていた。涼子はいつものクールな表情で黙っていたが、この時間は誰も来そうにないし、オフィスラブみたい、と心の中でつぶやくとその気になっていた。じゃあ、早くして、と座ろうとすると、立ったままでお願いします、と言って、後ろから山田はスカートの中に手を入れた。

交渉人涼子 3話 (4) につづく
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