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女医冴子 (8)帰宅

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女医冴子 (8)帰宅

「はあ…」
お願い…、どうにしかして…、おかしくなっちゃう…。
痴漢男が帰ってくるかと小一時間待っていた冴子だったが戻ってくるはずもなく、はからずも放置プレイされていた。まだ満足してないとうずく女体をもてあまして欲求不満を募らせただけだった。

痴漢男をあきらめた冴子はなんのトキメキもないこの空虚な空間から出ようとした。しかしガーターストッキングはお漏らしでビショビショだったし、火照り続ける女体は汗がにじんでベトベトしてこのまま帰るコトは出来ないと思った。

「あ、あんっ、はあっ、ああっ」
下着を脱いでフェロモンが匂い立つようなしっとりしたナマ肌をさらした冴子は、バスルームでシャワーを浴びていた。火照った体を叩く水滴にももだえあえぐ冴子は、屹立した乳首をおそるおそる押さえてのけぞり、切なげな吐息を漏らす。

秘所に手を伸ばしかけて自らを慰める誘惑をかろうじて押さえた冴子は、バスルームを出るとしばらく火照った体を冷ましていたが、カラダのうずきは収まるどころかさらに昂ぶって、朦朧とした意識で着衣した冴子は足取り怪しく部屋を出て行った。

あんっ…、すーすー、するわ、…。
スカートスーツ姿の冴子は下着を着けてなかった。シミで汚れたパンティやガーターストッキングをもう一度着ける気はしなかったし、性欲の昂ぶりで張った乳房をブラで締めつけたら狂ってしまいそうな気がした。

はあ…、感じてる…、私、変態だわ、…。
痴漢中年に呼び起こされたマゾ気質に支配された冴子は、歩くたびに揺れるツンと立った乳首がツルツルしたブラウスの裏地にコスれる刺激に、甘い吐息を漏らしていた。無意識にそれを押さえようとする手に気付いてあわてて押さえたりして、落ちつきなくカラダをくねらせて歩く美女は通行人の目を引いた。

見られてる…、やだ、濡れて来ちゃう、…。
けばけばしいネオンがまぶしいホテル街を歩くの冴子のスーツ姿は場違いだったが、しかし女体から漂う妖しいフェロモンは女あさりする男たちから注目されていた。下品な言葉をかけてくる男やすれ違いざまに冴子にタッチする男もいたが、ほとんどは遠巻きにして冴子の女体を舐めるように眺めていた。

痴漢男のように強引に連れ去る男がいたら、多分無抵抗で冴子は身を委ねただろう。しかし幸か不幸かそこまで積極的な性欲異常者はいなかった。男たちの絡みつくような視線で火照った女体を刺激されて露出狂の血を煽られた冴子は、徒労感にまみれて通りに出るとタクシーを捕まえて自宅マンションに帰った。

タクシーの運転手とはいえ、発情して男性と二人きりの車内であらぬ妄想を浮かべた冴子は、何度かナマ足を組み替えて、しっとり濡れた内太ももからノーパンの股間をみせつけて無意識に運転手を誘惑していた。しかし運転手は客にスケベ心を出すような不届きモノではなく、冴子の一人芝居に終わった。

部屋にたどり着いた冴子はグッタリして、着ていたモノを脱ぎ捨てるとそのままベッドに倒れ込むように寝てしまった。

女医冴子 (9) につづく
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