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== 交渉人涼子 ==

交渉人涼子 3話 (1)

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交渉人涼子 Negotiator Ryoko
3話 セーラー服チカンおとり捜査 (1)

涼子は朝の満員電車に乗っている。普段は愛車のYAMAHA YZF-6Rで通勤するため、電車にはまず乗らない。ましてや朝の満員電車に乗った経験は無かった。ここ数年取り締まりが厳しくなっている電車の痴漢逮捕のおとり捜査に、SIT(警視庁捜査一課特殊班)の涼子はかり出されたのだ。何度も警視総監賞をもらっている涼子は能なし上司のやっかみで、本来の任務からはずれたこんな捜査に、しかもおとりとして使われている。

相棒の山田はやっぱり付いてきていた。元々涼子ひとりが呼び出されたのだが、自ら志願してこの捜査に参加した。どこの誰ともしれないヘンタイ野郎に涼子の体がまさぐられると妄想したら、とても涼子ひとりで行かせることは出来なかった。しかし志願した理由は他にもあった。涼子のセーラー服姿を見るためだ。これもイヤガラセだったが、25才の涼子は高校生の姿をするように命令されていた。いくら涼子が美人でも、高校生は無理がある。これじゃ「なんちゃって女子高生」にもならないと抗議したが、上官には絶対服従の警察では、涼子の訴えはあっさり却下された。

朝まだ暗いウチに捜査一課特別班別室に出勤した涼子は、支給されたセーラー服に着替えるために着替えに用意された奥の部屋に向かう。山田も出勤しているはずだが、まだ姿を見てない。山田のくせに、上司より遅れるとはけしからん、延髄げりだ、と涼子は鼻息を荒くしていた。しかし山田はすでに出勤して涼子が来るのを待っていた。涼子の着替えを覗くため、山田は昨日から別室に泊まり込んで、この瞬間を今か今かと待ちかまえていた。

山田はYZF-6Rのエンジン音を聞いて、涼子先輩が来た、と、のぞきアナの前でスタンバイした。ドアが開いて涼子が背筋の伸びた美しい姿勢で入ってきた。思わず山田はゴクンとツバを飲み込んでいた。涼子は部屋の中を一通り見渡した後、レザーのジャケットを脱いだ。白いシャツと黒いスラックスというスタイルは涼子の定番のファッションだ。シャツを脱ぐと黒ブラのみの上半身ハダカになった。いつ見ても見事なバストだと、股間をふくらませながら、山田は興奮していた。

交渉人涼子 3話 (2) につづく
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